毎日適当

ガンプラを作って保存するためのブログです。映画を見たりアニメをみたりもしてたり。

神様のパラドックス 上

2022-06-22 21:40:00 | 簡単レビュー
パズルの軌跡に出てきたネオ・ピグマリオンを別視点で描いた作品。まあ、この人の作品を読むといつも思うのだが、企業というものを勢いだけで立ち上げ、ニュアンスと名前を決めるだけでサービスができていく。そんなあり得ないことを堂々と物語にしていく根性がすごいと思う。まあ、未来の話みたいだし、細かいことは気にしないでって感じだろうか。まあ、いいけど。

とりあえず下巻に続くようです。
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エイリアン魔獣境Ⅱ

2022-06-17 04:18:00 | 簡単レビュー
なんというか、思っていたよりもずっと面白かった。前作の秘宝街に続いて中学生の頃から持っていた本ですが、壮大な話についついのめり込んでいきました。

これはもうDシリーズより面白いのかもって思ってしまいました。エイリアンシリーズはもう少し持っているのですが、もっと続きを集めてもよいような気がしてきました。

さてシュミットはどうなったのか。その逃亡に八頭大が絡んでいそうな感じですよね。もう、これまでのような感覚で月を見ることはできなくなった。確かにそんな気もしないでもないですね。
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海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 6

2022-06-17 00:14:00 | 簡単レビュー
最終巻のこの巻では、12話で地中海最後の砦と題してクレタ攻防戦が語られ、13話はヴィヴァルディの世紀-オペラなどの文化面の話。そして最終14話はヴェネツィアの死。ついにヴェネツィアに最期の時がくる。最期までヴェネツィアらしく…とはいかなかったようだが、ナポレオン相手に断固とした態度をとったり時間稼ぎをしたりと、まあこれもヴェネツィアらしいのかもしれない。それにしても、最期の閉じ方は多くは語らず端的に済ませる塩野さんの叙述に圧倒された。


ヴィーヴァ、サンマルコ!

ヴィーヴァ、ラ・レプブリカ!

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パズルの軌跡

2022-06-14 23:25:00 | 簡単レビュー
神様のパズルの続編。今度の話は、行き詰まったエゴの塊の人類を統合意識にするという感じの話で、私なんかはすぐになんとかゲリオンの人類なんとか計画を思い出したものです。
まあ、加速器で重粒子を脳にぶつけて何故そんなことができるのかに関する説得力は全くなかったが、まあ沙羅華と綿さんのやりとりがまた読めるだけで良いのです。
話としては前回の宇宙を作ることに比べると、どうしても規模は小さいと感じてしまいますが、ぐんぐんと発展し先の見えないストーリーに引っ張られて楽しく読みました。続きもあるようで楽しみですね。
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捩れ屋敷の利純

2022-06-14 06:21:00 | 簡単レビュー
保呂草と萌絵の夢のようなコラボ小説。メビウスの帯の構造を持つ変な屋敷を舞台にした殺人とエンジェル・マヌーヴァの盗難。電話先にのみ登場する犀川。たまらなく良い感じです。保呂草が萌絵にいだいた「紅子に似ている」という感覚は五回。繰り返しの感覚はエピローグにて触れられるが、さっぱりわからない。しかし永世不可侵の約束がされたようで、もう二度と絡むことはないのでしょうか。ちょっと残念だが、その方がいいとも思う。でも、ぶるぶる人形のフランソワのように、この後もさりげなくでよいから絡んでくれるとうれしいと思いました。
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六人の超音波化学者

2022-06-07 00:09:00 | 簡単レビュー
Vシリーズ第7弾。
いつもの4人の前でまた殺人事件が起こる。そこに「偶数」にも祖父江七夏も登場する。もはやそのような偶然を正当化しようともしない。そんな、森さんの潔さが良いと思うのです。

今回保呂草は特に暗躍なし…なのか、バッテリーがあがったというのは本当なのかどうなのか。

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海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 5

2022-06-02 22:32:00 | 簡単レビュー
第10話は大航海時代でヴェネツィアがいかに生き残っていったのか、第11話は大きな帝国間でどのようにヴェネツィアが耐え抜いたのかが語られる。
第11話の後半はレパントの海戦の話なのだが、この章の最後の言葉は次の最終巻の幕の閉じ方を暗示するようでとても印象的です。

「強国とは、戦争も平和も、思いのままになる国家のことであります。わがヴェネツィア共和国は、もはや、そのような立場にないことを認めるしかありません」

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