毎日適当

ガンプラを作って保存するためのブログです。映画を見たりアニメをみたりもしてたり。

φは壊れたね

2023-01-31 07:08:00 | 簡単レビュー
Gシリーズ開幕の書。ファンとしては萌絵が登場することが嬉しいが、あくまでも主役は山吹早月、加部谷恵美、海月及介なのでしょう。真っ先に気になったのはGとは誰なのか。しかし今のところまったく分かりません。まあ、そのうちわかるのでしょう。萌絵と国枝は頻繁に登場していたが、犀川は電話出演のみ。山吹の友人である舟本、殺人事件が起きたアパートの大家である黒澤、赤柳という探偵が登場するが彼らが今後も関わるのか不明ですね。
読み終えてから今英語のサブタイトルを見るとPATH CONNECTEDとついている。なんのことやら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せを呼ぶ物語、つづります。 水沢文具店

2023-01-25 00:12:00 | 簡単レビュー
前作も良かったが、この続編もとても良かった。弟の引きこもりをなんとかしたいと思う女性。おばあちゃんが死んで笑えなくなった女の子。好きな女の子を助けたいと思っている小学生。忙しい仕事の合間に自分を見失いそうになっている薬剤師。栞と龍臣のぎこちない恋愛。現実は物語のようにはいかない。でも、だからこそ物語が必要だし、楽しいのですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンギョウがニンギョウ

2023-01-23 22:56:00 | 簡単レビュー
宇宙人が日本語を使って文法だけは正しく物語を作ってみたという感じの連作短編。23人の妹を持つ私が熊の少女の正体を解き明かす物語と言えなくもない(うそ)。

この本の冒頭1ページをある人に読んでみてもらったところ、精神がおかしい時期に書かれたものかという質問を受けた。いや、そうじゃない。この作家さんの本は言葉でいろんな遊びをしてるようなものなのだと説明した。この本は特に意味の繋がりにくさを目的に書かれた物語なのでしょう。つまり、精神のおかしい時期に書かれたものなのではなく、ずっとおかしいのだと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲド戦記3 さいはての島へ

2023-01-21 13:57:00 | 簡単レビュー
あのエレス・アクベの腕輪奪還によりアースシーに平和をもたらしたゲドは、その後の年月を経て大賢人と呼ばれるようになっていた。そこにエンラッドの若き王子アレンがやってくる。世界から魔法が、力が失われていっているという。ゲドとアレン2人だけの旅が始まる。
長い長い旅の果てオーム・エンバーという竜に導かれるシーン。やっと辿り着いたセリダーでさらに黄泉の国に入っていくシーン。黄泉の国でのクモとの対峙。戦いに勝ったが動けなくなったゲドを背負って黄泉の国から脱出を始めるシーン。最古の竜カレシンが現れるシーン。感動です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巡検士カルナーレクメテ編Ⅰ 砂漠神(レクメテ)の嘆き

2023-01-19 20:53:00 | 簡単レビュー
今度はキルステナンにやって来る一行。その街でシェイテムという香料を巡った商人側組合と改革派貴族の争いに巻き込まれる(というか、自ら関わっていく)。さらに前回登場したマナータとラダナックが西ローダビアからやってきて、なんだか分からないうちにカルナーと行動を共にする。パウイは攫われて、リザネクとバルゼはかやの外って感じ。正体不明の魔術師級の人もカゲにいるみたいで、さあ、盛り上がってきましたね。これまでに比べて1冊の分量が多いと思ったら、2つのノベルズを合体させたものらしいです。次も楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真庭語

2023-01-18 22:33:00 | 簡単レビュー
真庭忍軍が主人公を務める刀語の外伝短編集って感じ。時代は初代虚刀流鑢一根の頃のようです。初代真庭蝙蝠と初代真庭喰鮫と初代真庭蝶々と初代真庭白鷺が十二統領に選ばれる経緯が語られる。初代かどうか分からないが真庭狂犬と初代かどうか分からないが真庭鳳凰も登場する。何やらこの国が戦国で、この世が乱世であり、新将軍というやつがはびこっているらしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敬語で旅する四人の男

2023-01-14 05:33:00 | 簡単レビュー
いい感じのタイトルに惹かれて読んだ。4人それぞれ主人公を交代させながら進む4つの連作短編。真島、繁田、中林、斎木が元はそれほど仲良かったわけでもないのに何故か一緒に旅行行くことになり、その後だんだんと仲良くなっていく。4人にはそれぞれ悩みがあるが、そんなこととは関係なく目の前で起こる問題。そこはかとないユーモアがある。この主人公たちの話の続きが読んでみたいですね。

子供との登山中で斎木の「これは世界に一匹しかいない生き物の声です」とそれに続く言葉。電車中での読書にも関わらず思わずニヤけてしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルネサンスの女たち

2023-01-13 20:19:00 | 簡単レビュー
ルネサンス期に生きた女4人の生涯を描き、その時代を語る塩野さん。一人はフェラーラ出身でマントヴァに嫁いだ聡明なイザベッラ・デステ。一人は偉大なアレッサンドロ六世を父に持ち、あのチェーザレを兄に持つルクレツィア・ボルジア。一人はミラノの野武士の中から這いあがったものの血をひき、イタリアの女傑と言われたカテリーナ・スフォルツァ。一人はヴェネツィア出身でキプロスの女王となり、ヴェネツィアにいいように利用されたカテリーナ・コリオール。全て良かったが、中でも最初のイザベッラ・デステがよい。「夢もなく、怖れもなく」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死物語 下

2023-01-12 00:38:00 | 簡単レビュー
ついに終わりを迎えたモンスターシーズン。かの詐欺師がさぞかし活躍するのだろうと期待していたのでですが、物語は予測もできない方向に連れ去られていきます。まあ、西尾さんはとにかく予測できないように物語を展開させることだけの作家さんであり、もはやそれが面白いのかどうかなどどうでもいいようです(いいすぎ)。まあ、とにかく千石(だけ)は活躍していました。思えば、千石の活躍によってアニメ化の続きができないようにも思えます。物語もこれで終わりでしょうか。なんとなくですが、コロナ禍が過ぎ去った頃に再開しそうですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百鬼徒然袋ー雨

2023-01-08 14:40:00 | 簡単レビュー
百鬼夜行シリーズ外伝的な話で、かのメチャクチャな探偵が暴れる話が3篇収録された中編集。中編といっても頁数としてはどれもこれもそこそこの分量。探偵だけでなく拝み屋も骨董屋もヤクザ刑事も釣り堀屋も小説家も登場する。語りは「僕」という青年で、当初ただの依頼人でしかなかったのにどんどん一味に引き摺り込まれていく。面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする