京女のハマリゴト

好きなこと、美味しい店、キャラ弁、アッチャー(°▽°;) な出来事など、主婦ライターが京都から発信する雑多な出来事!

愛する娘へ

2012-01-23 08:23:52 | イタリアンな家族

先日、娘が挑んだ中学受験の発表がありました。

その日、ちょうど旦那も都合がついたので単身赴任先から帰宅してもらい、夫婦で一緒に合格発表を見てきました。

結果は残念。

学校から帰宅した娘は緊張した面持ちで

「どうだった?」と私たちに聞きました。

旦那が娘を部屋に連れて行き、そこで結果を伝えました。

娘はぽろぽろと涙をこぼしていたそうです。

きっと、人生初めての挫折を娘は味わったことでしょう。

思いを果たせなかった悔しさや無念、努力が足りなかったことへの後悔、恥ずかしさ…。

いろんな感情が折り重なり、机の上でつっぷしてました。

しばらくしてから、そっと部屋の扉を開けて娘の手を握って話し合いました。

彼女も彼女なりにいろいろと反省していました。もっと、こうすればよかった…とか、甘かったとか。

私はそれに気が付けただけでも十分だと思ってます。

私も小学生の時に中学受験を経験しました。母曰く「ご近所の子はみんな私学に行くから、あなたも受験してね」と。

目標も立てず、志望校への希望も持たず、惰性で受験した結果は惨敗。

学校から帰宅した私に母は「あかんかったで」と一言。母の意向のみで挑んだ受験でした。父は私が受験したことすら知りませんでした。

私も「ふーん。あかんかったんや」とそれだけでした。

受験に落ちたことよりも、私が辛かったのは、その後、母に言われた「ほかの子はみんな私学に行っているのに」という一言。

だから、娘に対しては家族みんなで見守ってあげたかった。

あたたかな空気で包んであげたかった。

翌日、娘はいつも通りの笑顔を見せてくれました。

今では、中学校の部活のことで頭がいっぱいみたいです。

受験勉強の厳しさを体験できたこと、努力した分、結果となってあらわれることへの充実感、時間の大切さ、家族のサポートのぬくもり…それらはすべて娘がこれから挑まなければならない高校受験や大学受験、就職試験や昇進試験に役立つはず。

これからあなたが通う中学校は私の母校です。

私と同じ小学校、中学校に通う娘がとても愛おしい。校歌も一緒に歌えるし、思い出となる教室の面影も一緒だね。

なんなら高校、大学も一緒のところに進む?

それも楽しみ。

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