昨日、息子が寝る前に娘とひそひそ何やら話していた。
息子「………」
娘「え!? それはあかんのとちゃう? ひどいね」
何のことだろう?と息子に尋ねたけど、最初はゴニョゴニョとごまかしていた。
娘にも尋ねると
娘「あんな、なんかな、幼稚園で『死ね』って言われたんやって」
……え!? と絶句してしまった。
ちょっと詳しく聞いてみると
お友達のA君が息子と遊んでいる時に何気なく言った言葉らしい。
でもね、『死ね』って絶対安易に使うことばじゃない。
幸い息子は言われたことに少々のショックを受けていたけど、友達が嫌いとか幼稚園に行きたくないとは言ってない。
それでも、そんな言葉は使って欲しくなかった。
だから、息子には
「『死ね』なんて言っちゃいけない。
もし、お友達に『死ね』と言って、もしそのお友達がたまたま事故にあって死んでしまったらどうする?
『死ね』って言ったから死んじゃったと、言った本人はすごく苦しむよ。
逆に、『死ね』って言われた方は、とても傷つくよね。」と。
そして、できれば息子のお友達にもそんな言葉は使ってはいけない言葉ということを理解して欲しかったので、先生にも手紙を書いた。
できれば、お友達A君だけを注意するのではなく、クラス全員に分かりやすく伝えて欲しかったのであえて名前を出さずに。
で、今日、息子が帰宅後、何か先生はお話してくれた?と聞くと、
先生はクラスのみんなにお話をしてくれたらしい。
分かりやすい言葉で、怒らずに、でも真剣に話をしてくれたようだった。
そして、夜8時ごろに先生から電話があり、今日のことを話してくれた。
先生も最近、言葉が乱れているのが気になっていたので、注意をしようと思っていたらしい。
このことがきっかけとなって、すんなり話ができたこと、そして、『死ね』という言葉以外にも使ってはいけない言葉についてもお話してくれたらしい。
ありがたいことだと思った。
先生に感謝した。
何より、A君を責めないでくれたことに感謝した。
きっとA君は悪気がなかったんだと思う。
最近はTVアニメやお笑い番組などでも平気で「死ね」と言う言葉が安易に使われている。
大人にとっては冗談だと思える。使っていい時や使ってはいけない時も分かる。
でも、子供には分からない。知らずに使って、人を傷つけてしまい、逆に自分が傷つくこともある。
もし、もうすぐ死にそうな老人に向かって言ってしまったら?
もし、病気に苦しんでいるお友達に言ってしまったら?
もし、生きる希望を失っている人に言ってしまったら?
子供の冗談でもすまない時もある。。。。。
今、子供たちはたくさんの言葉を吸収し、覚え、使ってみたい時期。
おしゃべりはとっても楽しい。でも、言っていい言葉と悪い言葉があることも知って欲しい。
これは、TVアニメやお笑いを見せないという方法もあるかもしれないけど、できれば使ってしまった時、その言葉を知った時に、私達親がどういう意味の言葉なのかを教えてあげなくてはならない。
言葉には意味がある。
言葉は気持ちを伝えるには、とっても便利な道具だし、人の心を癒し、慰めることもできる素晴らしいもの。
でも、時として、人の心を傷つけ、使い方を間違えると、刃よりも強力な武器になることもある…。
道具はたくさん知って欲しい。でも、その使い方を教えるのは親の役目。
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娘「え!? それはあかんのとちゃう? ひどいね」
何のことだろう?と息子に尋ねたけど、最初はゴニョゴニョとごまかしていた。
娘にも尋ねると
娘「あんな、なんかな、幼稚園で『死ね』って言われたんやって」
……え!? と絶句してしまった。
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お友達のA君が息子と遊んでいる時に何気なく言った言葉らしい。
でもね、『死ね』って絶対安易に使うことばじゃない。
幸い息子は言われたことに少々のショックを受けていたけど、友達が嫌いとか幼稚園に行きたくないとは言ってない。
それでも、そんな言葉は使って欲しくなかった。
だから、息子には
「『死ね』なんて言っちゃいけない。
もし、お友達に『死ね』と言って、もしそのお友達がたまたま事故にあって死んでしまったらどうする?
『死ね』って言ったから死んじゃったと、言った本人はすごく苦しむよ。
逆に、『死ね』って言われた方は、とても傷つくよね。」と。
そして、できれば息子のお友達にもそんな言葉は使ってはいけない言葉ということを理解して欲しかったので、先生にも手紙を書いた。
できれば、お友達A君だけを注意するのではなく、クラス全員に分かりやすく伝えて欲しかったのであえて名前を出さずに。
で、今日、息子が帰宅後、何か先生はお話してくれた?と聞くと、
先生はクラスのみんなにお話をしてくれたらしい。
分かりやすい言葉で、怒らずに、でも真剣に話をしてくれたようだった。
そして、夜8時ごろに先生から電話があり、今日のことを話してくれた。
先生も最近、言葉が乱れているのが気になっていたので、注意をしようと思っていたらしい。
このことがきっかけとなって、すんなり話ができたこと、そして、『死ね』という言葉以外にも使ってはいけない言葉についてもお話してくれたらしい。
ありがたいことだと思った。
先生に感謝した。
何より、A君を責めないでくれたことに感謝した。
きっとA君は悪気がなかったんだと思う。
最近はTVアニメやお笑い番組などでも平気で「死ね」と言う言葉が安易に使われている。
大人にとっては冗談だと思える。使っていい時や使ってはいけない時も分かる。
でも、子供には分からない。知らずに使って、人を傷つけてしまい、逆に自分が傷つくこともある。
もし、もうすぐ死にそうな老人に向かって言ってしまったら?
もし、病気に苦しんでいるお友達に言ってしまったら?
もし、生きる希望を失っている人に言ってしまったら?
子供の冗談でもすまない時もある。。。。。
今、子供たちはたくさんの言葉を吸収し、覚え、使ってみたい時期。
おしゃべりはとっても楽しい。でも、言っていい言葉と悪い言葉があることも知って欲しい。
これは、TVアニメやお笑いを見せないという方法もあるかもしれないけど、できれば使ってしまった時、その言葉を知った時に、私達親がどういう意味の言葉なのかを教えてあげなくてはならない。
言葉には意味がある。
言葉は気持ちを伝えるには、とっても便利な道具だし、人の心を癒し、慰めることもできる素晴らしいもの。
でも、時として、人の心を傷つけ、使い方を間違えると、刃よりも強力な武器になることもある…。
道具はたくさん知って欲しい。でも、その使い方を教えるのは親の役目。
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