京女のハマリゴト

好きなこと、美味しい店、キャラ弁、アッチャー(°▽°;) な出来事など、主婦ライターが京都から発信する雑多な出来事!

積木くずし 真相

2005-09-04 22:18:16 | ドラマに夢中
フジテレビで放映された『積木くずし 真相』を見た。

今から23年前、高部知子が主演を演じた『積木くずし』をリアルに見ていた私にとっては、今回のドラマは今更何故?という思いしかなかった。

当時は、あの高部知子が演じる不良姿があまりにもセンセーショナルで、クラスでもいつも「昨日のドラマ見た?」と話題にのぼっていたっけ。。。
そして、あの頃はそんな不良ドラマがすっごく流行っていて、『不良少女と呼ばれて』とか『乳姉妹』とかやってましたね。。。
高部知子の口紅がやたら黒かったこととか、ニヤッと笑ってお金をピラピラさせるシーンなどがとても印象に残っています。。。

そうそう、話題は昨日のドラマ

前回のドラマでも明かされなかった、主人公の朋美(前回では香織里)がなぜ不良になったのか…。この真相にはとても衝撃を受けました。

親に理解されず、親自身も理解しようとしなかった中で、彼女の苦しみや寂しさがにじみ出てくるようなドラマでした。
高部知子主演の『積木くずし』より、とても深く、とても感動的な内容でした。
そして、この『積木くずし』によって、本当の穂積家の家庭が崩れ去ったこと、
ドラマ以上にドラマティックで悲しい結末になってしまったこと。。。。
驚きでした。

何より今後の子育てを深く考えさせられてしまった。。。

親が理解していると思っていても、実際は子供のことを何も理解していなかったりするんですね。
そして、子供が親を支え、励まし、親に気を使って…
それでも、親は気づかなくて、知らないうちに子供を傷つけてしまう。。。
稲葉(穂積)さんが最後、朋美ちゃんが死んだ後に彼女の真実の思いを知り、悔やむシーンがとても印象的でした。


なんだか、親子の関係っていう点では、昨日の『女王の教室』ともダブルところがありますよね。

あ、安達祐美さん、演技上手かった。やはり彼女は只者ではないですね。
ただ、舘ひろしさんの老いた姿は見たくなかったかも。。。。

女王の教室 第9話

2005-09-04 00:40:41 | ドラマに夢中
今回の『女王の教室第9話』も面白かったぁぁぁ。

第9話のテーマは主に親子関係。

親と子の対立問題が、見事に真矢によって修復されていました。

例の真矢のセリフ

両親の反対を押し切ってやりたいことがあるなら、家を出て自立するか、両親を説得して理解してもらうしかない

これ、すごく納得ですね。

私自身、親に反抗している時に親からこのセリフ「家を出て自立してから言え!」と言われましたし、自分が親になった今は子供に反抗されたらこのセリフを言いたいですね。だって、実際、塾代も電話代も食事代も全て親が負担しているわけで、その中で文句を言ったところで何の説得力もありませんから・・・。

でもちゃんとココで、和美にこれからの解決策をさりげなく、教えているところが真矢らしい

さらに今日も出たきめゼリフ!!
いいかげん目覚めなさい。あなたたちの夢や希望を理解してすきなようにさせてくれる親なんていないんだから…略

つまり、ココで親が理解してくれて当然と思っていた子供たちに、親を理解させるには何らかの努力が必要だと教えていますね。
親の庇護のもとでぬくぬく育った人間はフリーターやニートになる、それでもいいのか、と警告を発しています。

その後、さりげなく天童先生の親子の対立を見せて、「いくつになっても自立できない人は親からは理解されない」と、さらに暗示させています。

そして、授業参観!!
参観前にあえて真矢が「親に謝って、親のいうとおりにする」と言え、と言ったことで、生徒たちが自分から、秘密や胸のうちを暴露することに。
ここでも、さりげない真矢の誘導が見られます。。。。

さらに、あの真鍋くんのおじいちゃん(おばあちゃん?)の言葉がドラマの主旨を要約していました。
もしかしたら先生の教育がいいんじゃないかしら

もう生徒たちは気づき始めたはず。。。。
和美はなんとなく気づいていたみたいだけど。
実際、クラスはまとまり、親子関係は良好になっている。

このドラマに苦情を言っていた人は、今このドラマを見てどう感じているかを知りたいですね。

し、か、し、ラストシーン、気になります。
真矢は倒れるのか。。。。
私的には影でいろいろ奮闘していたために過労になったと推測するけど。。。。
教育委員会の謎のおばさんも気になるし。
さぁ、いよいよ真矢の過去が明らかになるのかな…ワクワク

来週も待ち遠しい・・・