6月14日(土) 大覚寺に行ってみると檀信徒会館の棟が上がっていました。
棟上式は別の日に予定されているようです。
4月27日撮影 掘方・基礎栗石敷き均し・防湿シート設置完了状況
5月3日撮影 鉄筋組立完了状況
大覚寺のホームページを開いて「大覚寺近景」の「檀信徒会館建設の歩み」の写真をぜひ見て頂きたいと思います。鐘楼がその水面に写ったところを見事にとらえた写真が掲載されています。
5月12日にコンクリート打設を行い、仕上げ作業終了後すぐに基礎表面に水を張りました。次の日も水を張りました。型枠が10cm程高くなっているのでプールのような状態になっているわけです。
工事中における一瞬の美を、ぜひ心に刻んでおきたいと思います。
「檀信徒会館建設の歩み」のページは、アップされたら以前の記録が残らない事に最近気づいたので、ここに記録しておきます。作業途中の写真も整理後増やして行く予定です。
大覚寺のホームページへは右側にあるブックマークからどうぞ。
なぜ、コンクリートの表面に水を張るのかと言うと、コンクリートは作業性を向上させる為、セメントが硬化するのに必要な分量の水以上の水を使い練り混ぜています。この為コンクリート打設完了後に乾燥する時に必要以上の水の分体積が減少します。これを乾燥収縮といいひび割れを発生するのです。
コンクリートが硬化する際にもつ熱により乾燥収縮を引き起こしにくくする為に、特に暑い時期には表面に水を張り湿潤状態にしたり、コンクリートを練り混ぜる水を冷たくしたりするのです。