裸のヤコブ

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【音】Gibson Chet Atkins CE

2010年03月05日 | 音楽製作・機材

かなり前から手に入れたいと思っていました。
Gibson Chet Atkins CE(TOP画像)。
鉄弦のSSTは大昔に購入していたのですが
ガットギターをメインにするようになってから鉄の弦が弾きづらくなり
大きな音を出さなければならない時(クラブイベントやバンドなど)に弾くことができる
ハウリングを起こさないガットギターがあればいなぁと思っていたのです。
(ゴダンというメーカーのエレキ・ガットギターもありますが形が好みじゃありません。)


新品でも30万円近く。
プロのミュージシャンにも愛用者が多い上に、こっそり人気があり
でもって2006年に生産が中止され、ますます入手困難になっていた代物。
それがこのChet Atkins CEなのでした。



話はそれますが、昔、鉄弦のSST(ダミーホール付き)を新品で購入しようとしたとき
メーカーにも在庫が2本しか無く
その2本ともタッチの差でとある人に買われてしまっていた思い出があります。
とある人とは・・・山下達郎さん。
「達郎さんからさっき『2本とも押さえておいて』と連絡が入ったためにお売りできません」
と言われて購入できなかったのです。
その後しばらくしてから東京で中古品(87年製)で購入したのですが
今ではこれまた入手困難になっています。



それと同じくらい、今回のCEも入手が困難で
雑誌の広告でも、インターネットでもなかなか見つからず
あったとしてもそれなりのプライスカードがついているものですから
早急に必要じゃないこともあってなかなか買えずにいたのでした。

それが・・・
娘の欲しがっているおもちゃ(これまた新品で入手困難な代物)を探しに
リサイクルショップ巡りをしていたときに出会ってしまったのです。
97年もの。
プライスもインターネットなどで見るよりは、数万円も安かったのです。
ちょびっとだけ運命を感じました。
試奏させてもらうと、さすがのGibsonサウンド。
そしてあまり弾かれていなかったのか
全体的にキズがほとんどなく(クラックは入っています)
ネックも反っておらず、フレットも新品に近い状態。
しかし
やっぱり、どうしても必要なモノではないため
二の足を踏んでしまっていたのでした。

店の人からはこっそり「3月まで残っていたらまだまだ安くなりますよ」と言われ
「運命的な出会いであればその時まで残っているはずだろう」と購入を見合わせていたのです。

で、3月に入りお店に連絡するとまだ売れ残っており
なんとプライスが相場の半額くらいに下がっていたのでした。

ここで買わないと売れてしまったときに後悔しそう・・・
たいしてこのギターのフアンでもない人が、値段だけで購入するのは許せないな・・・
そう思った私は即行で購入を決意。
日本製の中級品エレキギターを買うよりも安い値段で
念願の逸品を手に入れたのでした。
84年~91年頃の古いモデルもよかったのですが
こればっかりは出会いですから97年製で十分です。
イメージは新品に近いですが、もう13年も前のものなんですよね。

ケースはでっかいGibson USAロゴが入った茶色のもの。
SSTとほとんど(?)同じです。





あけるとこんな感じのジャストサイズ



新型の旧型との違いは
 ・ヘッドの形
 ・ヘッドのGinsonの文字
 ・裏ぶたの位置
 ・ボリューム、トーン、Bassブースターの3コントロール









上の写真でわかる通り、レスポールなみの薄さ(=ソリッドギター)なのに
こんなところもしっかりとガットギターです。



でもダミーホールなんですよね。






生音も数日だけですが、弾いているうちに鳴るようになってきました。
でも、あまり弾き込まれていない感じです。
これからガッツリ、Iyahkieサウンドを注入していこうと思います。


でも、どこで使おうかなぁ・・・。
次のライブで試しに弾いてみようかしら、と思案中。


このギターの出番を楽しみにお待ち下さいませ。






またまた話が変わりますが、今朝の札幌。
また降りました。もう雪はいらないのに…










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