裸のヤコブ

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【あ】足下の働き者

2009年06月23日 | ある日の戯言

「あ、アリだ。」

そんな娘の言葉が増えてきているなと思っていました。
居間のカーペットの上にもよく見つける気もしていました。

「まぁ、古い家だしね。山の上のほうだし。」
とあまり気にしていませんでした。

基本的に我が家は
人体などに害を及ぼすような虫以外
殺めることはせず
捕まえて外に逃がしてあげるのが常でした。

もちろんアリ君達も、今までそうしてきました。

それが先日、娘の部屋から
「うわっ」という嫁の声の後から「いっぱいいる~」という娘の声。
行ってみるとアリの行列。
カーペットをはいでみると「うじゃぁ~」っと。
ここは公園の片隅、アリのマンションか!といいたくなるほどの数。
カメラを撮りにいくまでの間におおかた逃げてしまい
撮影できたのはこんなものですが
こんなもんじゃなかったのです。





どんどん畳と壁の隙間に吸い込まれていくアリ君達。
「これ、やばくない?」と意見が一致した我々夫婦。
アリ君達の通り道であろう隙間に殺虫剤を撒くことにしたのです。

荷物をどけて
CDラックを動かし
カーペットを丸めて
畳をはいで
新聞紙をめくると
あるわあるわ、隙間がいっぱい。
どれが本物かわかりません。
しかたがないのですべての隙間にシューッと散布。
木や柱にわざとしみ込むように。

そしてついでに掃除もしっかりやって
部屋を元通りに戻したのでした。

前にも似たようなことがあって
そのときは柱の隙間が通り道で
その隙間にアリアースを散布して
そのあとパテみたいなもので隙間を埋めたのですが
今回は散布のみ。
どのくらいの効果があるのか不安でしたが
今の所、アリアちゃんが侵入してきている様子はありません
しかし
間違いなく我が家の床下には巨大なアリの巣があることでしょう。
それを壊滅させないことには
「家族vsアリ君」の戦いは続いていくことでしょう。

でも、何も悪いことはしていないアリ君を殺していることに
少なからず抵抗のある私。
たぶん嫁も。
アリ君のお住まいの上に家を建てたのは人間のほうですからね。

なんとか殺さずに
移転してもらう方法をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか。

本日は”情報求む”の裸のヤコブなのでした。






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