北海道の春も
やっぱり桜の花と一緒にやってきます。
濃い桃色から薄いピンクと
日本人の心を癒してくれる色彩が
暖かさと一緒に北上してくるのです。
この前の日曜日。
近所の桜Pointに家族で散歩。
昨年まで隠れスポット的な
近所の人がのんびり散歩を楽しんでいたところなのですが
今年は警備員が3人も立って
車の出し入れに精を出していました。
びっくりです。
車の数も半端なく、駐車場に入れず「待ち」の状態。
道路わきには「駐車禁止」の真っ赤なコーンが置いてあり
なんだか”風情”がないったらありゃしません。
残念なことです。
でもやっぱり桜は美しく
青空でさらに桃色が映えていました。
ふと足元を見ると
皆さんに踏みつけられてしまいそうな場所だというのに
ひっそりと
だけど力強くこんなにかわいい紫色の小さな花が咲いていました。
桜もきれいだけど
この花も負けず劣らず美しい自然美でした。
ちょっとだけ目線を変えると
人とは違う美しいものが見つけられることを再確認。
桜は桜。
この名も無き花はこの花(本当は名前があるのでしょうが)。
どちらが優れているのでもなく
どちらも美しい。
命の限り咲き誇る花々に哲学を感じてしまった日曜日なのでした。