裸のヤコブ

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【あ】忌野清志郎に捧ぐ

2009年05月04日 | ある日の戯言

しわしわになっちゃうほど読みまくった「愛しあってるかい」(↑)

ヒッピーに捧ぐ


お別れは突然やってきて すぐに済んでしまった
いつものような なにげない朝は
知らん顔して僕を起こした
電車は動き出した 豚どもを乗せて
ぼくを乗せて

次の駅で ぼくは降りてしまった
30分泣いた
涙をふいて 電車に乗り込んだ
遅刻してホールについた
ぼくらは歌いだした
君に聞こえるように 声を張り上げて

空を引き裂いて 君がやって来て
僕らを救ってくれると言った
検屍官と市役所は
君が死んだなんていうのさ
明日 また 楽屋で会おう
新しいギターを見せてあげる





(1976年発売/1980年再発/シングルマンより)


突然飛び込んできた知らせを
まだ受け入れられないでいます。

中学・高校時代が突然終わりを告げて
一気に歳をとってしまったような、そんな気分です。



若い頃
何かあるたびに
必ずそばにいてくれた歌たち。

アルバム1枚1枚に、特別な思いが詰まっています。



どんな恋愛でも
一人一人特別だと感じるものであるように
彼に対する思いも
一人一人特別であるとわかった上で言わせてもらいます。



彼と私との関係は特別なものでした。





夢を見た

きみのことを 夢に見たのさ
目が覚めて ぼくは悲しい
夢の中には 涙はなかったさ
目が覚めて ぼくは悲しい

鏡の前で きみを呼んでも
泣き出しそうな ぼくがいるだけ

今日一日は 朝から晩まで
なんとなくなんとなく 悲しい





(1984年発売/Feel So Badより)





どっかの山師が 彼が死んでるって言ったってさ。
よく言うぜ。あのやろうよく言うぜ。
あきれてものも言えない・・・