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大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

川内原発 審査終了7月以降にずれ込み

2014-05-16 18:38:05 | 原子力関係
NHK

5月15日 16時18分

運転再開の前提となる国の安全審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原子力発電所について、九州電力は、原子力規制委員会から求められた審査に必要な書類の再提出について、今月末までかかるという考えを示しました。
この結果、審査の終了は7月以降にずれ込む見通しとなりました。

運転再開の前提となる原子力規制委員会の安全審査が優先的に進められている川内原発1号機、2号機について、九州電力は審査での指摘を踏まえ作成したおよそ7200ページの書類を先月30日に提出しましたが、規制委員会は「不備がある」として、修正して出し直すよう求めています。
九州電力は、15日の審査会合で書類の再提出について、整えるのに時間がかかるとして今月末までかかるという考えを示しました。規制委員会は、九州電力の修正を踏まえながら設備や事故対策の評価の審査をまとめた「審査書」を早ければ今月中に作成し、この審査を来月末にも終える可能性がありました。
しかし、書類の再提出が遅れることで、すべての審査が終わるのは7月以降にずれ込む見通しとなりました。
川内原発は審査が終わったあと、規制委員会の機器や体制を確認する検査も残されているため、九州電力が目指す夏までの運転再開には、さらに時間がかかることも予想されています。

東電福島原発事故由来の被曝鼻血を放置する日本政府官僚

2014-05-16 18:35:38 | 原子力関係

新ベンチャー革命2014年5月13日 No.894

東電福島原発事故由来の被曝鼻血を放置する日本政府官僚:人口削減アジェンダを実行したい世界的寡頭勢力にとって笑いが止まらないだろう

1.日本人社会を真っ二つに分断する可能性を秘めた3.11東電原発事故由来の被曝鼻血問題

 “美味しんぼ”という人気連載漫画に東電福島原発事故の二次災害と疑われる被曝鼻血問題が取り上げられ、ネットで大きな話題となっています(注1)。

 この問題が大きくなったのは、現在の安倍自民党政権、財界および日本政府の原発推進勢力にとって、被曝鼻血問題は不都合な事件なので、早速、安倍政権や自治体が抑えにかかったからです。結果は逆に火に油を注いでいる状況になってきました。藪蛇とはこのことでしょう、おかげで、普段、漫画をみない筆者も、被曝鼻血問題に関心を持たざるを得なくなりました。

 今の日本人社会は、原発を推進する勢力およびその勢力を支持する日本人と、原発を廃止すべきという日本人が真っ二つに割れた社会と言えます。人数的には後者の方が多いと思われますが、安倍政権と財界と日本政府は原発推進勢力であり、日本の国家権力に尻尾を振るマスコミと御用学者が国家権力の原発推進を支援する構造となっています。それもこれも、東電福島原発事故が起きなかったらあり得なかった状況であり、長期的視点からも、日本の未来に暗雲がたちこめています。

2.他人事ではない被曝鼻血問題

 筆者は毎年、春になると花粉症にかかり、最後は、カゼをひくというパターンを繰り返しています。今年も同じパターンを経験しましたが、これまでよりひどいカゼを引きました。もうひとつ、これまでとは違った症状がでています、それは、鼻血です。花粉が飛び始める2月末から3月にかけて、毎朝、ハナを噛むと、必ず微量の鼻血が出ていました。この症状はこれまでなかったので、ひょっとしたら、被曝鼻血かと疑っています。

 さて、筆者は千葉県八千代市に住んでいますが、テレビ番組で、日本でもっとも花粉を出す県は隣の茨城県と言っていましたので、千葉県に飛んでくる花粉は茨城方面から来ているのではないかと思っています。

 茨城県は東電福島事故原発に近いので、茨城県の杉やヒノキの花粉の表面に放射性物質が付着している可能性を否定できません。つい半年前、筆者の自宅そばの市営公園が除染の対象になったほどですから、茨城県の森林にはもっと放射性物質が存在するとみなせます。だからこそ、今年の花粉飛来時期に鼻血が出たのは、単なる花粉症の症状ではなく被曝鼻血の可能性もあるのではないでしょうか。ちなみに、花粉飛来が収まったら、鼻血は出なくなりました。

 筆者の場合ですらこうですから、福島県民が鼻血で苦しむのは無理もありません。

 だからこそ、この問題が全国規模で大騒ぎされると、安倍自民党や日本政府は困るわけです。

3.われわれ庶民には被曝と鼻血の因果関係を証明するすべはない

 筆者が今年経験した鼻血が被曝鼻血なのかどうか、その因果関係を科学的に証明することはできませんが、同じことは、福島県民の鼻血にも言えます、だから、原発推進の日本政府は、因果関係はないとか不明だとか言って、言い逃れするはずです。

 これから先、われら日本人の身体に異変があっても、すべて、言い逃れされてしまうでしょう。

 つまり、東電福島原発事故由来の被曝問題は、よほど、はっきりしたものを除き、因果関係が不明という理由により、ことごとく握りつぶされるはずです。

4.これから子供をつくる人は日本に住まない方がよいのではないか

 日本政府は3.11事件後に出た放射性瓦礫をわざわざ全国自治体にばらまいていますが、このようなやり方を平気で実行する日本政府は、日本全国が汚染されるように仕向けていると疑われます。このような日本政府を多くの国民は容認しているわけですから、瓦礫のばらまきによって、日本全国どこに行っても汚染されるということです。

 また放射能汚染地域でとれた魚や野菜なども、生産地偽装して全国に流通しているようで、日本政府はそれを黙認しています。

 筆者は3.11事件後しばらく、自分の子供を含む若い人が結婚して子供を産むのなら、西日本に移住するしかないと思っていましたが、今は違います、もう日本全国どこも信用できません。子供をつくるのなら、国外に移住するしかないでしょう、超長期で次世代の子孫の安全を確保するには・・・。

 筆者の子供も幸い(?)、未婚ですが、とてもじゃないが、孫見たさに早く結婚して子供をつくれとは言えません。もう子孫断絶を覚悟しています、居住地近傍で深刻な原発事故が起きた以上は止むを得ません。

5.日本は世界的寡頭勢力の人口削減アジェンダの実験場にされるのか

 最近、民間団体が、2040年には日本の人口が激減して社会が成立しなくなる地域が激増し、その結果、日本の自治体が半減するという予測報告を発表しています(注2)。

 このような調査に誰がおカネを出しているのでしょうか。このような調査が行われる背景には、世界を闇支配する世界的寡頭勢力(NWO: New World Order)の人口削減アジェンダの存在があります(注3)。

 今の日本政府の動きをみていると、日本の人口が将来、減少することを暗に、容認しているように感じます。日本政府の官僚は国民から強制徴収して貯めた年金資産をできるだけ、国民に使わず、自分たちの自由に使いたいという本音が潜んでいるような気がします。

 そう言えば、日本で年金制度ができたのは戦前ですが、隠れ目的は戦費調達のためだったと言われています(注4)。もし、そうなら、日本の年金制度は一種の国民だましの代物です。だから、官僚が本音では年金資産を自分のものと錯覚するのは無理もありません。

 このような日本政府官僚の本音と、上記、NWOのニーズが見事にマッチしています。

そのようにみると、日本政府官僚が放射能瓦礫を日本全国にばらまき、さらに、東日本の放射能汚染を故意に放置しているのは、日本国民の平均寿命を大胆に引き下げようとしているためのような気がしてなりません。

 このような官僚に牛耳られる日本をみて、NWOの人たちは狂喜し、日本を人口削減のモデル国にしようと企んでいるような気がします。もしそうなら、われら日本人は、第二、第三の3.11事件を仕掛けられる危険に直面しているということになります。

 最後に、今、訪日しているイスラエル・ネタニヤフ首相(ネオコンの筆頭格)は何のために日本に来たのでしょうか???

原発「即ゼロ」を 小泉純一郎元首相

2014-05-16 18:09:14 | 原子力関係
原発「即ゼロ」を 小泉純一郎元首相
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政治で大事なのは方針を示すこと
日本記者クラブで記者会見する小泉純一郎元首相=2013年11月12日、東京・内幸町【時事通信社】
 政界引退後も抜群の注目度を誇る小泉純一郎元首相が「原発ゼロ」を主張し始めた。「首相が決断すればできる」と安倍晋三首相にエネルギー政策の転換を突き付け、「即ゼロがいい」などと即時の脱原発論を展開した2013年11月12日の記者会見の主な内容をお伝えする。

    ※    ※    ※

 私は総理退任以来、テレビ出演もインタビューも全てお断りしていた。毎日新聞で(小泉氏の脱原発論を取り上げた)コラムが出てから、いろんな方からインタビュー申し込みがあって、お断りするのも大変だなあと思っていたところ、ここで話せば取材を受けなくていいじゃないですかというお話があった。それもそうかなあと思って、今日は喜んでやってまいりました。

 先月(10月)、読売新聞が社説で私を批判していましたが、それに対する私の意見から始めたいと思います。あの社説の批判の一つは、代案を出さないで原発ゼロ発言するのは無責任、あまりにも楽観的過ぎるという批判ですね。しかしね、この原発問題は広くて深くて大きな問題ですよ。国会議員だけで代案を出そうと言ったって、なかなか出る問題じゃありません。まして私一人が代案を出そうなんて、それは不可能です。

 だから、政治で一番大事なことは方針を示すことだ、と。原発ゼロの方針を政治が出せば、必ず知恵のある人がいい案を作ってくれる。内閣に原発ゼロに賛同する専門家、経済産業省、文部科学省、環境省の官僚を含めて識者を集めて、ゼロにする場合、何年かけてゼロにするのか、その間の再生エネルギーはどう促進して奨励していくのか(検討してもらう)。

 あるいは原発を廃炉にする場合も、専門家、技術者をどう確保していくのか。さらに原発ゼロになった時の地域の発展をどう考えるのか。原発ゼロ後の、再生エネルギー、雇用問題をどうするか。こういう問題を一議員、一政党だけで出せるわけないじゃないですか。だから、専門家の知恵を借りて進めていくべきだというのが私の考えです。

高浜原発、地震想定ほぼ了承=川内の火山監視も-規制委

2014-05-16 18:08:31 | 原子力関係
高浜原発、地震想定ほぼ了承=川内の火山監視も-規制委時事


 原発再稼働の前提となる安全審査で、原子力規制委員会は16日、審査会合を開き、関西電力高浜原発(福井県高浜町)で想定する地震の揺れ(基準地震動)について、700ガルとした同社の想定を大筋で了承した。
 関電は昨年7月、同原発の基準地震動を550ガルと申請したが、審査の中で規制委から指摘を受け、700ガルに上方修正していた。同原発は既に、津波の想定(基準津波)も大筋で了承されており、優先審査が進められている九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)に続き、これまでの指摘事項を反映した補正申請書の提出に進む可能性もある。
 一方、同様に基準地震動を700ガルから856ガルへと引き上げた関電大飯原発(福井県おおい町)に対しては、活断層が敷地から約2キロと直近にあることなどから、想定の不確実な部分についての検討を深めるよう求めた。
 火山対策で監視・評価体制の再考を求められていた川内原発については、九電が外部専門家の意見も踏まえて対応する方針を示し、規制委も大筋で了承した。(2014/05/16-17:58)

雁屋哲氏「責任はすべて私に」編集部への抗議は「お門違い」

2014-05-16 18:05:20 | 原子力関係
雁屋哲氏「責任はすべて私に」編集部への抗議は「お門違い」日刊スポーツ
 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載中の漫画「美味しんぼ」の原作者・雁屋哲氏(72)が9日、自身のブログを更新。福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す描写をめぐり「書いた内容についての責任はすべて私にあります」とし「スピリッツ編集部に電話をかけたり、スピリッツ編集部のホームページなどに抗議文を送ったりするのはお門違いです」と呼び掛け、批判には自らが応じる構えを示した。

 問題の描写は同誌4月28日発売号に「福島の真実編」として掲載された。多数の取材を申し込まれた雁屋氏は「(漫画は)この後、その23、その24まで続きます。取材などは、それから後にお考えになった方が良いと思います」と促した。責任は自身にあるとし「何かご意見があれば、この私のページ当てにお送りください」(原文ママ)とつづった。

 鼻血の描写に非難が相次ぎ、4日にはブログに「ここまで騒ぎになるとは思わなかった」と感想。7日には福島県双葉町が「福島県全体に許しがたい風評被害を生じさせている」と発行元の小学館に対して厳重抗議したことを発表するなど、物議を醸している。
[ 2014年5月9日 15:40 ]


原子力機構、処理速度10倍でコスト5分の1のウラン除去技術を開発

2014-05-16 18:01:55 | 原子力関係
原子力機構、処理速度10倍でコスト5分の1のウラン除去技術を開発

掲載日 2014年05月12日 日刊工業
 日本原子力研究開発機構は、従来装置より処理速度が10倍速く、5分の1のコストで除染廃液中のウランを除去する技術を開発した。
 灯油などの溶媒により、水に溶けた成分を抽出するエマルションフローという手法を用い、廃液中のウランを排出基準値以下にまで除去できた。工場排水の浄化や廃液からのレアメタル(希少金属)回収などの応用にも期待できる。
 開発したエマルションフローは、処理対象の水溶液中に有機溶媒を微細な液滴として噴出、水相と有機相が混合したエマルションの流れを発生させて回収する手法。1時間に60―90リットルのウラン含有廃液を処理した実験では、廃液中のウランの92%を選択的に回収した。同じ装置を3台つなげれば、99・9%のウランを回収できる。

細川氏、活動休止へ=体調不良で静養―脱原発会議

2014-05-16 17:59:24 | 原子力関係
細川氏、活動休止へ=体調不良で静養―脱原発会議
時事通信 5月15日(木)2時31分配信
 細川護熙元首相(76)が脱原発を目指す「自然エネルギー推進会議」の活動を当面休止することが14日、明らかになった。体調がすぐれず、静養する必要があると判断した。
 細川氏は今月7日、2月の東京都知事選で共闘した小泉純一郎元首相(72)らとともに推進会議を設立し、代表理事に就任。原発再稼働や原発輸出に反対する方針を確認し、全国各地でのタウンミーティング開催などを計画していた。細川氏が活動の一線から離れることは、国内の脱原発運動にも影響を与えそうだ。
 関係者によると、細川氏は4月中旬、東京・JR品川駅で気分が悪くなり、前のめりに倒れた。歯を4本折ったほか、唇にも6針縫う裂傷を負って、意識不明のまま駅長室に担ぎ込まれた。
 7日の設立総会は、傷が完治せず体調不良のまま迎えた。あいさつした細川氏は、言葉につかえる場面が何度も見られ、「きょうは調子が悪くて、頭がくらくらしております…。はっきりしたお話ができなくて恐縮しています」と頭を下げた。
 細川氏は最近、原因不明のめまいに見舞われ、体調不良が続いていた。小泉氏も「この際、思い切って休養した方がいい」と助言。細川氏は、推進会議の代表理事は続けるものの、東北芸術工科大、京都造形芸術大の両学園長などのポストは辞任する。
 細川氏は14日、「あまりに忙しい状態が続いていたので、大事な場面では顔を出すが、しばらく休ませてもらうことにした。回復にどのぐらい時間がかかるかは分からない」と語った。19日に精密検査を受ける予定だ。

格納容器の配管で漏水確認 3号機で初、福島第1

2014-05-16 17:54:16 | 原子力関係
共同通信社

東京電力は15日、福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の床面を汚染水が流れているのが見つかった問題で、格納容器を貫通する配管の継ぎ目付近から水が漏れている様子を、カメラによる調査で確認した。3号機で漏えい箇所が特定されたのは初めて。

配管の貫通部は格納容器内の水位より下にあり、溶融した核燃料を冷やすために注入した水が漏れ出ているとみられる。東電は漏えい量を算出するとともに、止水方法を検討する。

この日は、格納容器のすぐ東側にある「主蒸気隔離弁室」に、直上の部屋からカメラを入れて調査。複数ある配管のうち1本の継ぎ目近くから水が流れ落ちるのを撮影した。

(2014年5月15日)

政府、夏の節電協力を要請 数値目標は2年連続見送り

2014-05-16 17:53:26 | 原子力関係
共同通信社

政府は16日、関係閣僚会合を開き、今夏の電力需給対策を決めた。原発を持たない沖縄電力を除く9電力管内に節電協力を要請。西日本では電力需給が厳しくなる見通しだが、経済活動に影響が出るとして数値目標付きの節電要請は見送る。

東日本大震災以降、電力需要が高まる夏冬の節電対策は7回目。夏の数値目標見送りは2年連続となる。

原発再稼働の見通しは立っておらず、対策は「原発ゼロ」を前提にした。東京電力から西日本への電力融通などを織り込み、電力不足を回避するのに最低限必要な供給力は確保できる見込みだ。

(2014年5月16日)

第1原発で凍土壁の実証試験公開

2014-05-16 17:51:24 | 原子力関係
福島民報

遮水効果確認
 政府とゼネコン大手の鹿島は16日、東京電力福島第1原発の汚染水対策として、地中を凍らせて地下水が建屋に流れ込むのを防ぐ「凍土遮水壁」の実証試験を現地で公開した。10メートル四方を凍土の壁で囲った内側に新たな地下水の流入はみられず、「遮水効果は確認できた」としている。

 凍土壁は、福島第1原発で増え続けている汚染水対策の柱で、政府や東電は6月に本体工事を始めたい考え。ただ前例のない大規模工事で、原子力規制委員会の検討会では安全面や効果に対し懸念が示されており、着工が遅れる可能性も出ている。

(2014/05/16 17:42カテゴリー:科学・環境)

ケネディ米大使、いわきで被災児と交流

2014-05-16 17:50:30 | 原子力関係
河北新報

福島県を訪問中のキャロライン・ケネディ駐日米大使は15日、いわき市にある震災被災児の支援施設「チャイルドハウスふくまる」を訪れた。
 NPO法人が運営する施設には遊び場があり、震災で親を失った子どもの相談も受けている。ケネディ氏は「コミュニティーが一体となって、子どもたちの希望と健康のために力を尽くすのは非常に大切なことだ」とあいさつし、テディベアと絵本を贈った。
 地元の保育所の園児約30人と記念撮影を行い、星条旗を手にした子どもたちに「ハロー」と呼び掛けられ、笑顔で応じた。花束を渡した数馬煌ちゃん(6)は「どきどきしたけど、優しそうだった。来てくれてうれしかった」と話した。
 ケネディ氏は、楢葉町の沖合にある洋上風力発電所も視察した。


2014年05月16日金曜日

週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について

2014-05-16 17:50:27 | 学習
週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について

平成26年5月12日
福島県

 週刊ビッグコミックスピリッツ4月28日発売号の「美味しんぼ」の内容につきまして、県内外の多くの皆様から、出版社に対して県として対応すべきであるとの多くのお声をいただいております。

 「美味しんぼ」において、作中に登場する特定の個人の見解が、あたかも福島の現状そのものであるような印象を読者に与えかねない表現があり、県内外の多くの皆様に不安と困惑を生じさせており、県としても大変危惧しております。

 県では、これまで全ての県民を対象とした「県民健康調査」「甲状腺検査」「ホールボディカウンター」等により、県民の皆様の健康面への不安に応える取組を実施してまいりました。
 また、県産農林水産物については、「農地等の除染」「米の全量全袋検査などの徹底したモニタリング検査」等により安全性の確保と、正しい理解の向上に取り組み、市場関係者や消費者の理解が進むとともに、観光分野においても、観光客入込数が回復傾向にあるなど、ようやく本県への風評も和らぎつつある状況に至ったところです。

 このような中、「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号の「美味しんぼ」の表現は、福島県民そして本県を応援いただいている国内外の方々の心情を全く顧みず、深く傷つけるものであり、また、本県の農林水産業や観光業など各産業分野へ深刻な経済的損失を与えかねず、さらには国民及び世界に対しても本県への不安感を増長させるものであり、総じて本県への風評被害を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾であります。

 「美味しんぼ」及び株式会社小学館が出版する出版物に関して、本県の見解を含めて、国、市町村、生産者団体、放射線医学を専門とする医療機関や大学等高等教育機関、国連を始めとする国際的な科学機関などから、科学的知見や多様な意見・見解を、丁寧かつ綿密に取材・調査された上で、偏らない客観的な事実を基にした表現とするよう強く申し入れております。

 また、これまでの経過を次のとおり併せてご報告させていただきます。

 4月30日に出版社より本県に対して、「[5月19日発売号]において、漫画の誌面では掲載しきれなかった様々な意見を紹介する検証記事を掲載する」として、次の3点に関する取材又は文書回答を求める依頼があり、さらに、5月1日には[5月12日発売号]に掲載する「美味しんぼ」原稿の送付がありました。

 (出版社から取材依頼のあった事項)
  ・「美味しんぼ」に掲載したものと同様の症状を訴えられる方を、他に知っているか。
  ・鼻血や疲労感の症状に、放射線被曝(※依頼原文では「被爆」)の影響が、要因として考えられるかどうか。
  ・「美味しんぼ」の内容についての意見

 本県においては、上記に対して5月7日に出版社あて以下のとおり県の見解を示し、申し入れしております。

■出版社へ申し入れした内容
 ・「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号における 「美味しんぼ」について [PDFファイル/143KB]

 今後も本県の正確な情報の発信に努めながら、復興に向けて全力で取り組んでまいります。

除染廃棄物 住民が仮置き場監視 福島・楢葉

2014-05-16 17:50:00 | 原子力関係
河北新報

福島第1原発事故で全町避難している福島県楢葉町は15日、町内で出た除染廃棄物の仮置き場で、地区住民が空間放射線量などを監視する独自の活動を始めた。保管状況が適切かどうかを月1回、住民自らが確認する。
 町内には24カ所の仮置き場が設置されている。監視対象は、除染廃棄物の搬入が終わり、シートがかぶせられた場所で、現在は17カ所。環境省から委託を受けた作業員が空間放射線量や地下水放射能濃度、温度などを測定する際、地元行政区の町民3人が同行する。
 15日は、水田だった3.6ヘクタールに約3万7000立法メートルの廃棄物が置かれている下小塙地区の仮置き場で監視活動が行われた。行政区長の松本哲雄さん(66)らが環境省側から構造の説明を受けた後、空間線量測定などに立ち会い、「廃棄物の温度が上昇した場合、どうやって抑えるのか」などと質問した。
 松本さんは「除染された他の場所と状況は変わりなく、作業も丁寧との印象を受けた。ただ、これだけの廃棄物があると、不安に感じる人もいる。帰町に向けて、早く運び出してほしい」と話した。


2014年05月16日金曜日

福島・富岡でコメの実証栽培開始 農家ら出荷目指す

2014-05-16 17:48:58 | 原子力関係
河北新報

町全域が福島第1原発から20キロ圏内の旧警戒区域にある福島県富岡町内で15日、出荷を目的としたコメの実証栽培が始まり、避難先から農家が集まって田植えに取り組んだ。
 地元農家らでつくる「ふるさと生産組合」(渡辺康男組合長)が、避難指示解除準備区域の同町下郡山地区の水田120アールに「天のつぶ」などを作付けした。同県西郷村などから足を運んだメンバーらが田植機を操り、久々に地元で農作業できる喜びをかみしめた。
 昨年は30アールで試験栽培を実施。放射性物質の全袋検査で基準値(1キロ当たり100ベクレル)を大幅に下回る17~18ベクレルだったが、試験用のため廃棄処分した。渡辺組合長は「ことしは出荷目的なので、希望が持てる。安全性が確認できれば作付面積を広げたい」と話す。
 実証栽培が可能な「作付再開準備区分」に含まれるのは、避難指示解除準備区域と居住制限区域の一部。2014年産米では富岡町や川内村など県内7市町村が対象で、管理計画に基づき栽培し、全量検査を行う。


2014年05月16日金曜日

高校生の「いま」語る あす前橋で福島の教諭2人が講演

2014-05-16 17:48:14 | 原子力関係
東京新聞

2014年5月16日


 東京電力福島第一原発事故が福島県内の高校生に及ぼしている影響をテーマに、福島の教諭二人が講演する「いま、フクシマの子どもたちは」が十七日、前橋市日吉町の市総合福祉会館で開かれる。
 群馬県内の教員ら約三百人による「ぐんま教育文化フォーラム」(前橋市)と、市民ら約二百五十人による「群馬子どもの権利委員会」(同)の共催。
 講演会の開催は、昨年三月にフォーラムの会員らが福島県北部の川俣町にある県立川俣高を訪問したのがきっかけだ。登壇する松本佳充(よしみつ)教諭は、原発から七・五キロの同県浪江町の自宅が被災した。フォーラムの会員は松本教諭から、「授業で先生が原発や放射能という言葉を口にするだけで涙があふれそうになる」と記した生徒の作文を紹介された。
 もう一人の登壇者、鈴木裕子教諭(現県立福島商業高勤務)は、事故を乗り越えようと生徒たちが文化祭で東日本大震災と原発事故を取り上げた話題を紹介してくれた。
 今回、この二人を講演会に招くことになった。講演会は午後一時半から約三時間。入場無料で、事前予約は不要。
 問い合わせは同委員会事務局=電0270(20)2059=へ。 (菅原洋)