原発事故発生時の双葉町役場公開 張り紙に「放射線上昇」(05/09 20:41)
長崎新聞
福島県双葉町役場の出入り口に張られたままの「外出しないでください」と書かれた紙=9日
東京電力福島第1原発事故で、役場と全町民の避難が続く福島県双葉町は9日、2011年3月11日の事故発生時の様子が残る町役場内部を、報道陣に公開した。
出入り口には「原発10キロ以内区域のため室内待機。外出しないでください」と紙が張られたまま。職員や、役場に避難してきた町民に呼び掛けたもので、当時の緊迫した状況がうかがえる。
2階の部屋は、ロッカーが倒れ書類が散乱。ついたてに張った紙に「放射線上昇」「原因調査中」と悪化していく原発内部の状況が書き込まれていた。
双葉町秘書広報課の平岩邦弘課長は「情報が入るたびに緊張する状態だった」と振り返った。
長崎新聞
福島県双葉町役場の出入り口に張られたままの「外出しないでください」と書かれた紙=9日
東京電力福島第1原発事故で、役場と全町民の避難が続く福島県双葉町は9日、2011年3月11日の事故発生時の様子が残る町役場内部を、報道陣に公開した。
出入り口には「原発10キロ以内区域のため室内待機。外出しないでください」と紙が張られたまま。職員や、役場に避難してきた町民に呼び掛けたもので、当時の緊迫した状況がうかがえる。
2階の部屋は、ロッカーが倒れ書類が散乱。ついたてに張った紙に「放射線上昇」「原因調査中」と悪化していく原発内部の状況が書き込まれていた。
双葉町秘書広報課の平岩邦弘課長は「情報が入るたびに緊張する状態だった」と振り返った。