鮫川でバイオマス変換施設開所 NHK
畜産業が盛んな鮫川村で、牛の飼育で出る排せつ物などから環境に優しいたい肥を作る施設が完成し、28日、記念の式典が行なわれました。
この施設は、鮫川村が平成18年から計画を進めてきましたが、原発事故の影響で工事が中断し、およそ11か月遅れの開所となりました。
28日は、大樂勝弘村長や村の関係者など50人あまりが出席して式典が開かれました。
この施設では村内の畜産農家などから受け入れた牛の排泄物ともみ殻に空気を入れて混ぜ合わせ、発酵させてたい肥を作ります。
出来たたい肥は放射性物質の濃度が国の基準を下回るよう独自の基準を設けて確認していくということで、このたい肥を使えば化学肥料に頼らない安全な野菜などの生産ができるとしています。
施設では年に1000トンのたい肥を作ることができるということです。
鮫川村農林課の石井洋平さんは、「このセンターが中心となって村の住民の健康を守るだけでなくほかの市や町の刺激になって欲しい」と話していました。
02月28日 19時52分
畜産業が盛んな鮫川村で、牛の飼育で出る排せつ物などから環境に優しいたい肥を作る施設が完成し、28日、記念の式典が行なわれました。
この施設は、鮫川村が平成18年から計画を進めてきましたが、原発事故の影響で工事が中断し、およそ11か月遅れの開所となりました。
28日は、大樂勝弘村長や村の関係者など50人あまりが出席して式典が開かれました。
この施設では村内の畜産農家などから受け入れた牛の排泄物ともみ殻に空気を入れて混ぜ合わせ、発酵させてたい肥を作ります。
出来たたい肥は放射性物質の濃度が国の基準を下回るよう独自の基準を設けて確認していくということで、このたい肥を使えば化学肥料に頼らない安全な野菜などの生産ができるとしています。
施設では年に1000トンのたい肥を作ることができるということです。
鮫川村農林課の石井洋平さんは、「このセンターが中心となって村の住民の健康を守るだけでなくほかの市や町の刺激になって欲しい」と話していました。
02月28日 19時52分