今回はクレーンのお話。
ビルを建設している際、階が増していく毎に上に上っていくクレーン。
そして、工事が終わり、とてつもなく高くなったビルの上で役目を終えたクレーン。
ビルを建設している際、階が増していく毎に上に上っていくクレーン。
そして、工事が終わり、とてつもなく高くなったビルの上で役目を終えたクレーン。
クレーンはどうやって上り、どうやって下ろされているか、みなさまご存知ですか??
超高層ビル建設に使われているクレーンは一般的に「タワークレーン」と呼ばれています。
タワークレーンが上っていく(クライミング)方法としては2つあります。
1つは、クレーン本体がマストを昇るマストクライミング。そして、工事の進捗とともに工事中の鉄骨を利用してベース架台(土台部分)を盛り替えるフロアクライミングです。
クレーンのクライミング、そして撤去の仕方が、「社団法人 日本クレーン協会」のHPにとても分かりやすく表示されているのでご紹介します。
【マストクライミング】
地上にベース架台を設置し、最頂部に順次マストを継足しながらクライミングする方式
工事の進捗に伴い工事中の鉄骨を利用してベース架台を盛り替えます。
フロアクライミングは建物の床(梁)を利用してタワークレーンを上昇させる一般的な工法であり、
フロアクライミングを繰返してタワークレーンは最上階まで到達します。
【解体作業】
大型タワークレーンは一度に解体することができないので、解体されるクレーンよりひと周り小さいクレーンを傍らに組み立てて解体を行います。
この作業を数回繰り返して、次第に小さいクレーンに置換えて行きます。
最後小さくなったクレーンは最後は人の手で解体されエレベーターで人力で降ろされます。
【タワークレーンが屋上から消えるまで】
タワークレーンの組立から解体まで
タワークレーンの組立から解体まで
これを見ると一目瞭然☆
なるほど~っと納得できます^^
クレーンの謎を疑問に思ってらっしゃる方は結構多いのではないでしょうか。
これから街中で見かけることがありましたら、ぜひお友達に豆知識として教えてあげてください♪
tomo