GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

今日は七夕ですね☆☆☆

2009-07-07 19:44:08 | Weblog
今日は7月7日、七夕です
七夕といえば、「天の川に隔たれた織姫と彦星が年に一度だけ会える日」という恋物語が有名ですね
 
 
この恋物語、そもそもはこういうお話

天の川の西岸に住む織姫(=琴座の0等星・ベガである織女星(しょくじょせい))は、機織りの名手。
毎日機織りに勤しんで美しい布を織り上げ、父親である天帝を喜ばせておりました。
しかし仕事ばかりする織女を心配した天帝は、娘を東岸に住む働き者の牛使い彦星(=鷲座の1等星アルタイルである牽牛星(けんぎゅうせい))と引き合わせ、2人は夫婦となりました。
この2人、結婚してからというもの、あまりに仲が良いために仕事を全くしなくなってしまいました。これに怒った天帝は、天の川を隔ててふたりを離れ離れにしてしまいました。
悲しみに明け暮れるふたりを不憫に思った天帝は、仕事に励むことを条件に七夕の夜に限ってふたりが再会することを許します。こうして、2人は年に一度に会えることとなったのです
(7月7日に雨が降って天の川の水が増水した時は、カササギが二人の橋渡しをします。)

そういえばなぜ七夕を「たなばた」と読むようになったのでしょう
思えば不思議な読み方ですよね??
七夕とは、五節句の一つで(五節句:人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日))、宮中では「しちせき」と呼ばれていましたが、のちに「たなばた」と呼ばれるようになりました。
日本では七夕は稲の開花期にあたり、水害や病害などが心配な時期です。また、お盆(旧暦の7月15日)の準備をする頃にもあたります。
そこで、収穫の無事を祈り、棚機女(たなばたつめ)という巫女が水辺の棚の上に設けられた機屋で棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機を使って先祖に捧げる衣を織りあげ、それを祀って神の降臨を待つという禊(みそぎ)の行事があったそうです。棚には神聖なものを一段上げるという意味があります。
やがてこの行事と乞巧奠(きこうでん:古代中国での宮廷行事で、7月7日の夜に織女星をながめ祭壇に針などを供えて技芸の上達を願うというもの)が交じり合い現在のような形に定着していき、棚機(たなばた)にちなんで七夕(たなばた)という読み方に変わっていったようです。

七夕の由来には、織女と牽牛の伝説日本の神事中国の行事「乞巧奠(きこうでん)」からきており、織姫と彦星の恋物語だけでなく、技芸(機織・手芸・習字など)の上達や豊作の願いが織り込まれているのですね
 
 
当社アーキテクツ・ガイアの事務所がある新宿区では、新宿区環境清掃部環境対策課が6月21日(夏至)および7月7日(七夕)に新宿区完全消灯日として呼びかけています。
これは、この2日だけでも新宿区内を一斉に消灯し、地球温暖化ガスの排出量を削減しようという試みです。
当社ももちろん、この試みに協賛し名乗りをあげさせていただきました^^
新宿区内を一斉消灯して、普段見えない星まで見れたらいいですよね
恋物語の天の川をぜひ見たいです
 
織姫と彦星が今夜出会えますように
 

わたしも七夕に肖ってお願いごとしてみようかな
tomo
 
 

**************************************************

設計事務所・不動産情報をお探しの方はこちらへアクセス

株式会社 アーキテクツ・ガイア 一級建築士事務所