今回は朝礼スピーチでした話を1つ
日常において、気づき難いこと、でもそのさり気ない行為で相手に心惹かれることがあります
その良い例がレディーファーストに関するマナーではないでしょうか。
レディーファースト(英:ladies first)とは、日本において言及される、ドアを通る時、椅子に座る時などに、女性を尊重して優先する英語圏のマナーや習慣を意味します。
日本男児として、女性は奥にいるべきでレディーファーストなど不要!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このレディーファーストに関するマナーはビジネス上において目上の方を立てる時にも十分威力を発揮するものだと私は考えています。
実行すればプラスになることはあってもマイナスになることはないと言っても過言ではないでしょう。
ここでは、レディーファーストとして対女性で書きますが、ビジネスの場合には上司、取引先と言葉を置き換えて文章を捉えてみてください。
◆道路を歩く場合は男性が車道側が基本。
(女性を事故や引ったくりから守る意)女性だけでなく、
お年寄りや子供など弱い者、大切な人への配慮とされています。
◆ドアは開けて、女性を先に。
引き戸の場合、扉を押さえて先に女性を中へ通します。
押し扉の場合は男性が先に押して入り中で女性を待ちます。
◆エレベーターでは女性を先に乗せ、降りる際も女性を先に通す。
扉が閉まらないように気をつけて手で押さえる気配りで完璧です
◆エスカレーターでは上りの場合は女性を先に乗せます。下りの場合は男性が先に乗ります。
◆電車に乗る際は基本的に男性が先に乗ります。
空いているときは女性を先に乗せ混んでいるときは男性が先に乗りエスコートするとより良いです。
◆タクシーは男性が先に乗る。
これは結構女性を先に乗せると認識されている方が多いいようですが、実は男性が先に乗り、
お金を支払い後から降りるというのが本来です。
治安の悪い国では女性を先に乗せ、そのまま走り去るというリスクから救う為とも言われています。
◆特に格式あるレストランではテーブルに案内されるときは、基本的には男性が後ろからついて行くこと。
女性が座る際、ウエイターが椅子を引いて座るまでサポートする。
この場合、女性がきちんと座るまで男性は着席を控え待ってあげる配慮を。
◆ワインは女性に注がせない。
ボトルを触らせないのがマナー
◆お食事の際は、最初だけでも取分けてあげるサービスを。(上級)
※「和」の場面では、必ずしもそれは当てはまらないので臨機応変に。
和室の空間では、床の間を背にするほうが上座で、「男性が上座に、女性が下座に着くのが自然」。
上記以外にも多々あります。
最後のように、レディーファーストはあくまで西洋の文化であり、和の文化においてはそれがそのまま通じないこともあります。つまり、このマナーはシチュエーションやTPOにより、変化しますので加減や臨機応変さが大切と言えます。
社員・取引先などビジネス、プライベート全ての女性に対しての心配り…。女性に限らずつまりは、相手に対し優しさと気配りが自然体で出来る人。
立場上だけでなく、相手にどうすれば喜んでもらえるか?喜んでくれるか?を考えられる人。
シンプルなことですが人としてとても大切なことですね。やっている・やらされている感は無く自然にされている方は、人としてそれだけでとても魅力的に映ります
相手に求めるのみではなく、社会人として、自分自身が自然にできる人となれるよう、また、女性として、大切にしたいと思ってもらえる人となれるよう、人として、内面・外見ともに磨いていきたいと思います。
ぜひ日常の行為にさり気なく取り入れてみてください
上司や女性からの視線が少しずつ変わってくるかもしれませんよ
tomo
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