昨日の18日に台風11号の余波が残る中、京都花蓮研究会主催の研修会に参加してきました。
JRの和歌山-新宮間が全面ストップしており、近畿自動車道は和歌山-白浜間が国閉鎖、国道42号線も一部閉鎖される中で5時前に家を出て和歌山
インターにR42と迂回路を使って何とか到達したのが6時半。何とか近畿自動車道に乗れたものの、集合時間まであと1時間30分、果たして間に合う
か?少々スリリングな気分で自動車道を北に走った。幸い激しい渋滞もなく第二京阪に入ったのが7時30分、これからすっ飛ばせば十分間に合うと
思いきや、いつもは空いている道に車が溢れとろとろとしか動いていない。第二京阪口東からようやく車が流れはじめたが上鳥羽の先が閉鎖され出
口が渋滞。もう間に合わないと事務局に電話し最悪の場合出発してもらおうと思ったが、上鳥羽口から京都駅まで2kmと近かったので、10分ほどの
遅刻で何とか八条口の出発地点に到着しました。
すぐに出発したものの、参加者は20名と少ない、聞けば10名は京都駅にたどり着く途中で挫折したようです。私はラッキーでした。
京都駅を出発して2時間半ほどで南越前町の花はす温泉そまやまに到着。わざわざ副町長さんがお出迎えに来てくださっていました。
昼食まで公園内の蓮を、最初職員の方の案内で途中から自由行動で見学しました。道を隔てて蓮田と庭園風蓮池に分かれていて多くの中国や日本の
蓮が栽培されていました。
舞妃蓮。大きな区画が当てられています。リーフレットには「現在東宮御所で花を咲かせている」とありますが、ご献上内覧いただいたところで、分根は天皇に即位されてからでその何十年後です。現在は皇居で栽培されているようです。
「大灑錦」の突然変異株。斑の蓮が先祖返りしたようです。
茶巾絞りのような毎葉蓮の花。
道を隔てて蓮田が広がります。
昼食はそまやま館の花蓮の間でいただきました。お膳の周りが濡れているのは、象鼻杯でこぼしたお酒です。(^^;
はすうどんやはすご飯や蓮根料理が並んでいます。
今回のお持てなしの目玉は巨大象鼻杯です。2m以上の陽山紅の葉で象鼻杯をしていただきました。土管をお酒が流れ落ちてくる感じだそうです。
紙コップは蓮茶です。蓮の花の中に茶葉を入れて香りをしみこませ水出ししたそうで、たいそう手間がかかっています。①はミセススローカム、②は
真如蓮、③は忘れました。
13時30分には花はす温泉をたち、次は福井市に隣接する永平寺町の曹洞宗大本山永平寺です。
永平寺と蓮?私は30年ぶりに訪れる永平寺です。30年前には境内のどこにも蓮は見られませんでしたが、10年ほど前から京都花蓮関係の方の寄進で植
えらはじめたとのことです。吉祥閣の入り口前の6鉢、仏殿前に2鉢に植えられています。冬が厳しいので管理が大変だとのことでした。
吉祥閣前に置かれた鉢植え。
舞妃蓮らしき花です。さすが禅道場に咲く花で凛とした感じがします。
おちょぼ口は明光蓮に似ています。
仏殿前の蓮。右が赤い花、左が白い花だそうです。大きなポリ樽に植えられ土中に沈められています。山間部で気温が低いので平野部より1、2週間
ほど成長が遅いそうです。写真ではわかりませんが右側の鉢に花芽がたっていました。
傘松閣天井絵を見入る参加者たち。230枚の花鳥風月絵の中に蓮絵が5枚ほどありました。
山門に掲げられた額。宝治2年は1248年。永平寺の創建1244年から4年後の掲示になります。
山門には2枚の聯(れん)が掛けられています。
右
【家庭厳峻 不容陸老従真門入】-永平寺という家庭は、仏祖の家訓に厳しく従う-
左
【鎖鑰放閑 遮莫善財進一歩来】-この山門は鍵はかからず扉もない、入り口は常に解き放れている、善財童子のような道心があればいつでも、その一
歩を進めて入れるようになっている-
参照 http://matome.naver.jp/odai/2139960758587254001
永平寺を15時過ぎに出発し京都駅には18時20分頃に到着。ほぼ予定通りの行程でした。今回も得るところが多い研修になりました。お世話いただ
いた役員のみな様ありがとうございました。
JRの和歌山-新宮間が全面ストップしており、近畿自動車道は和歌山-白浜間が国閉鎖、国道42号線も一部閉鎖される中で5時前に家を出て和歌山
インターにR42と迂回路を使って何とか到達したのが6時半。何とか近畿自動車道に乗れたものの、集合時間まであと1時間30分、果たして間に合う
か?少々スリリングな気分で自動車道を北に走った。幸い激しい渋滞もなく第二京阪に入ったのが7時30分、これからすっ飛ばせば十分間に合うと
思いきや、いつもは空いている道に車が溢れとろとろとしか動いていない。第二京阪口東からようやく車が流れはじめたが上鳥羽の先が閉鎖され出
口が渋滞。もう間に合わないと事務局に電話し最悪の場合出発してもらおうと思ったが、上鳥羽口から京都駅まで2kmと近かったので、10分ほどの
遅刻で何とか八条口の出発地点に到着しました。
すぐに出発したものの、参加者は20名と少ない、聞けば10名は京都駅にたどり着く途中で挫折したようです。私はラッキーでした。
京都駅を出発して2時間半ほどで南越前町の花はす温泉そまやまに到着。わざわざ副町長さんがお出迎えに来てくださっていました。
昼食まで公園内の蓮を、最初職員の方の案内で途中から自由行動で見学しました。道を隔てて蓮田と庭園風蓮池に分かれていて多くの中国や日本の
蓮が栽培されていました。
舞妃蓮。大きな区画が当てられています。リーフレットには「現在東宮御所で花を咲かせている」とありますが、ご献上内覧いただいたところで、分根は天皇に即位されてからでその何十年後です。現在は皇居で栽培されているようです。
「大灑錦」の突然変異株。斑の蓮が先祖返りしたようです。
茶巾絞りのような毎葉蓮の花。
道を隔てて蓮田が広がります。
昼食はそまやま館の花蓮の間でいただきました。お膳の周りが濡れているのは、象鼻杯でこぼしたお酒です。(^^;
はすうどんやはすご飯や蓮根料理が並んでいます。
今回のお持てなしの目玉は巨大象鼻杯です。2m以上の陽山紅の葉で象鼻杯をしていただきました。土管をお酒が流れ落ちてくる感じだそうです。
紙コップは蓮茶です。蓮の花の中に茶葉を入れて香りをしみこませ水出ししたそうで、たいそう手間がかかっています。①はミセススローカム、②は
真如蓮、③は忘れました。
13時30分には花はす温泉をたち、次は福井市に隣接する永平寺町の曹洞宗大本山永平寺です。
永平寺と蓮?私は30年ぶりに訪れる永平寺です。30年前には境内のどこにも蓮は見られませんでしたが、10年ほど前から京都花蓮関係の方の寄進で植
えらはじめたとのことです。吉祥閣の入り口前の6鉢、仏殿前に2鉢に植えられています。冬が厳しいので管理が大変だとのことでした。
吉祥閣前に置かれた鉢植え。
舞妃蓮らしき花です。さすが禅道場に咲く花で凛とした感じがします。
おちょぼ口は明光蓮に似ています。
仏殿前の蓮。右が赤い花、左が白い花だそうです。大きなポリ樽に植えられ土中に沈められています。山間部で気温が低いので平野部より1、2週間
ほど成長が遅いそうです。写真ではわかりませんが右側の鉢に花芽がたっていました。
傘松閣天井絵を見入る参加者たち。230枚の花鳥風月絵の中に蓮絵が5枚ほどありました。
山門に掲げられた額。宝治2年は1248年。永平寺の創建1244年から4年後の掲示になります。
山門には2枚の聯(れん)が掛けられています。
右
【家庭厳峻 不容陸老従真門入】-永平寺という家庭は、仏祖の家訓に厳しく従う-
左
【鎖鑰放閑 遮莫善財進一歩来】-この山門は鍵はかからず扉もない、入り口は常に解き放れている、善財童子のような道心があればいつでも、その一
歩を進めて入れるようになっている-
参照 http://matome.naver.jp/odai/2139960758587254001
永平寺を15時過ぎに出発し京都駅には18時20分頃に到着。ほぼ予定通りの行程でした。今回も得るところが多い研修になりました。お世話いただ
いた役員のみな様ありがとうございました。
学習意欲満点です。頑張ってください。
蓮見会の報告が大変詳しく、素晴らしいです。居ながらにしていろんな蓮花を見せていただけるのが楽しみです。
舞妃蓮もこんなに広い場所で育てられている事は嬉しいですね。
いやはや我ながらよく行けたものだと思います。花はす公園には我が家からも多くの蓮が分根されています。母親は何度か呼ばれていましたが私は一度も行く機会がなくこの機会を逃したらいつ行けるかわからなかったので少々無理をしました。(苦笑)