大賀池日記

和歌山大賀ハス保存会のブログです。大賀池は和歌山県日高郡美浜町三尾にあります。since1962

房州音頭の伝わる地

2006-07-31 20:44:47 | うんちく・小ネタ

Photo_15 大賀池のある三尾には、古くから房州音頭が伝わっているようです。江戸時代、三尾に限らず紀州の漁師は魚を追い遙か房州まで出かけていたためであると云われます。しかし房州音頭はここ三尾だけにしか残されていないようです。ネット検索しても三尾の房州音頭しか出てきませんから、もしかしたら地元房州にも残っていないのかも知れません。3年前、この音頭に我が保存会の会長が工野儀兵衛(移民の先導者)を偲ぶ詩をつけ、新しい盆踊り歌としました。http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000149999990365

この前開かれた観蓮会の反省会でそれが披露されましたが、余韻のあるゆったりとした調は、聞く者を江戸の昔へと 誘うかのようでした。三尾移民の歴史もこの詩で概略がつかめます。

大賀ハスが発見された千葉県(かつての房州)と三尾は、古くから交流があったのです。これも不思議なご縁です。

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終わりそうで

2006-07-30 23:18:29 | 大賀池

Img_0071 池の畔でヤブランの花が咲きはじめました。まだまだ暑いものの、ちょっぴり秋の気配が漂いはじめました。梅雨明けからの猛暑で葉は一段と伸びた感じですが、花は一つだけでした。池の中を探してみましたら、蕾が2個見つかりました。終わりそうでなかなか終わらない大賀池の夏です。

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青木屋菓子店

2006-07-26 22:33:18 | 東京府中市

Img_2705 大賀先生は府中の街で多くの方々と親交を結ばれたようです。なかでも菓子店の青木屋さんのご主人とは親しくおつき合いされ、お店もご贔屓にされたようです。その青木屋さんなんですが、現在はお店をけやき並木の横にある伊勢丹の中に移されています。昨年府中を訪れたさいに、案内してくださったTさんが偶然青木屋さんを見つけてくださり、お店に入ったところ、ご主人(お父様が大賀先生と親交があった)がおられ、少しの間ですがお話をすることもできました。まさに大賀先生が会わせてくださったとしか思えない一幕でした。

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府中市立図書館

2006-07-25 21:29:48 | 東京府中市

Img_2711_1 大賀文庫のある府中市立中央図書館は、並木の起点 、大國魂神社の大鳥居をくぐってすぐの所にあります。

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府中のケヤキ並木

2006-07-25 21:18:48 | 東京府中市

Photo_12 正確には、「馬場大門欅並木」です。この並木は大國魂神社の参道沿いにあり、約900年前に源頼義・義家父子が1000本のケヤキを寄進したことに始まると云われ、国の天然記念物に指定されています。一昨年初めて見ることができたのですが、それは見事な並木で、東京にこんな規模の並木があるなんてちょっと信じられませんでした。

大賀先生は昭和34年に、この並木横観図の作製に関わられたようで、「理学博士大賀一郎科学論文選集」に『昭和三十一年武蔵府中馬場大門けやき並木横観図説明書』が収録されています。それによると昭和34年時点でケヤキは76本あったようです。ちなみに現在の本数は大國魂神社のウェッブサイト(http://www.ookunitamajinja.or.jp/index2.html)によると、72本だそうです。

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