大賀池日記

和歌山大賀ハス保存会のブログです。大賀池は和歌山県日高郡美浜町三尾にあります。since1962

平成24年度 花を写す会写真展

2012-09-30 19:41:11 | ハス
一昨年、大賀蓮写真展を開いたときにお世話になった花を写す会さんの写真展に「ハスのコーナー」が設けられたと新聞で知り、台風が到来する昼前に見に行かせていただきました。
出品作品数46点、うちハスは6点でした。どちらかというと‘野の花系’の者にとって対象の選択はやや違和感を感じましたが、どの作品も花の生命力を見事に表現している力作揃いでした。

Dscn6115_2

ハスは中山の蓮池の舞妃連、瑞光蓮、大賀池の大賀蓮、咲くやこの花館の王子蓮でした。
Dscn6114_2

Dscn61131
  王子蓮       舞妃連        大賀蓮

詳細は閒是寶さんのブログをご覧ください。

http://kanpou1.at.webry.info/201209/article_15.html





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然回帰の大賀池

2012-09-17 22:16:00 | 大賀池

あと1週間足らずで秋分の日。久しぶりに行ってみましたが、池の内外のそこかしこが草に覆われ蓮池なのか単なる草地なのかわからない状態でした。もう少し涼しくなったら池の除草をおこない来年に備えたいと思います。
来春は、大賀博士の生まれ故郷(現岡山市北区川入)の吉備大賀ハス保存会と大賀家の菩提寺高野山西室院に分根する予定です。

Dscn6029

Photo

ついでに中山の蓮池の舞妃連ですが、すでに秋色です。

Img_8503

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶妙の空間配置

2012-09-10 20:26:24 | うんちく・小ネタ

大賀蓮と関係ない話題です。

昨日、奈良市に用事で行った際に念願の入江泰吉記念奈良市写真美術館に寄ってみました。ちょうど古事記編纂1300年記念で【記紀・万葉プロジェクト「入江泰吉 神宿る大和」】が開催されており、初めて入江氏の渾身の作品に触れることができ感激でした。今まで出版物でしか見たことがなかった氏の作品ですが、実物はA0版(?)の大判で絵画的な雰囲気を醸し出していました。古事記の一節が並んで展示されており、その記述とイメージ的に合致する作品でした。

Img_8431

作品を見終わると、ガラス越しに庭を見ることができるのですが、ハス鉢が2鉢置かれているではありませんか。もう花は終わっているものの、ハス鉢が庭の空間にじつにフィットしていてとても良い佇まいなんです。ついついいろんなアングルから撮影してみました。

Img_8419

Img_8422

Img_8426

Img_8433

館の方に尋ねてみると、唐招提寺から入った株で品種名はわからないが花弁は爪紅だそうです。来夏は花の時期に是非訪れてみたいものです。

奈良市写真美術館のHPは http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/index.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

癒しの町に蓮

2012-09-02 21:36:12 | うんちく・小ネタ

鳥取市鹿野町は、戦国時代の武将亀井茲矩によって築かれた鹿野城のもとに開かれた城下町です。亀井氏が津和野に転封されたあと鳥取藩に組み込まれ、城は廃城となりましたが、城下町の面影を今に残しています。

今でも町には当時の面影が残っており、これを活かした町づくりが行われています。司馬遼太郎氏は「街道を行く」で鹿野を次のように描いています。

  人通りは、ない。
  通りは水の底のようにしずかで、
  ときどき京格子の町家や、
  白壁に腰板といった
  苗字帯刀身分の屋敷などが
  のこつている。
  ぜんたいに、えもいえぬ
  気品をもつた集落なのである。

この町に蓮がやってきたのは2006年。鳥取大学で研究に使われた蓮105種類を譲り受け民家の軒先で栽培し町づくりの一助としています。この蓮を紹介するリーフレットがなかなかステキなのですが、著作権に抵触するかも知れませんので、紹介は控えます。

蓮以外にも春は「桜」、秋は「コスモス」、冬は「椿」を観光の目玉にしているようです。「四季薫る」が町を冠する言葉です。

Img_8223

鹿野城址

Img_8188

城址に近い殿町界隈

Img_8196

鹿野往来館「童里夢」に置かれた蓮。舞妃連があります。

Img_8199

上町の民家に置かれた蓮

Img_82191

  Img_8214

Img_8209

Img_82101

蓮だけでなく四季折々の花も添えられています。

Img_8218

格子に添えられた風車が粋です。

Img_8213

石造りの水路もなかなか味わい深いです。

Img_8220

鹿野町は鳥取市から20kmで車で40分ほどです。

Photo_2

鹿野町観光のHP

http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1113189652781/index.html

NPO法人「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」のHP

http://www.shikano.org/

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

癒しの写真展

2012-09-02 20:18:41 | 舞妃蓮

現在、和歌山市のギャラリー喫茶 安堵で南方正博氏の「癒しの写真展」が開かれています。舞妃連をはじめ、ミサゴの捕食シーンの組写真や和歌山の自然風景が店内に展示されています。ミサゴはダイナミックなシーンですが、他の作品は「静謐」感あふれ、まさに癒しの空間が醸し出されています。展示は一月ほどされるようです。

Dscn6019_2

Dscn6018

Google mapで安堵の位置を示しておきます。

Photo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする