４月５日に都市緑化基金よりロイヤルフローララーチャブルック２００６日本庭園共同出展実行委員会会長名で当保存会に感謝状が送られてきました。２００６年チェンマイ国際園芸博覧会日本庭園に大賀池の畔に立つ両碑の碑文を提供したことへの感謝状です。当保存会もささやかながら国際親善のお役に立てたことを誇りに思います。大輪で美しいハスの花を見て心を和ませない人はいないはずです。その思いは言葉の壁をたやすく越え、人と人を繋いでいってくれるものだと信じます。
例年なら３月末にする施肥作業ですが、今年は紀の川市への分根で作業が延び延びになっていました。本日ようやく理事６名で実施しました。有機石灰や硫酸苦土、有機肥料５６ｋｇを南池に入れました。肥料は封筒に入れて池に投げこみ、それを踏み込みます。写真は池に入って肥料を踏み込んでいるようすです。
大賀池は当初北と南に２つの池がありましたが、昭和４０年代にその仕切が取り払われ一つの池になっていましたが、平成に入って再度コンクリート堤が築かれました。北の池には大賀ハスがなかったため、ほとんど放置されガマや各種雑草がはびこる状態になっていましたが、今回池の防風林を思い切っ
て剪定したのを契機に池の改修も行いました。土を掘削し土壌面のレベルを南側にあわせ、水面を南と同じにし再びハス栽培が可能な状態にしました。新になった池中央には、２１日に南池から掘りあげた大賀ハス蓮根１本を植え付けました。
