大賀ハスにすんでいるという妖精「ちはなちゃん」が、千葉市のシンボルキャラクターに制定されたようです。
http://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/ryokusei/midoritomizube/character/
大賀ハスにすんでいるという妖精「ちはなちゃん」が、千葉市のシンボルキャラクターに制定されたようです。
http://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/ryokusei/midoritomizube/character/
昨年5月5日、府中市中央図書館の「大賀蓮開花プロジェクト」と軌を一にするために、1995年に当池で採取した果実3粒の発芽処理をしました。写真は発芽処理(ヤスリで果皮を削る)をして24時間後のようすです。左端は処理をしていない果実。3粒とも3日後の9日に発芽し順調に育ち、5月20 日に1粒、同22日に2粒を土の入った容器に植え替えました。容器の大きさは、5月20日の分は60cm×40cm、土の深さが20cm、22日の分は直径19cm、深さ8cmでした。土は田のものを使い、肥料はやっていません。小容器の一つは途中で水が枯れて枯死。
今年3月23日に容器から蓮根を掘り出しましたので、それらの写真をアップしておきます。両者は大きさの比較のためにスケールをあわせています。ほぼ大きさの種子ながら、容器の大きさ土の量によってその成長の度合いにずいぶんと差が出ています。
昨年、当保存会の大賀ハスが紀の川市の青洲の里に分根されましたが、担当の方々の並々ならぬお世話のお陰で順調に生育しました。今春その大賀ハスの蓮根を掘り出して、新しく同市西大井にできた桃源郷運動公園の一角に植えることになったようです。
桃源郷運動公園は旧桃山町にあり、国道24号線から4kmほど入ったところにあります。辺り一帯は桃の産地として有名で「桃源郷」とも呼ばれているようです。
桃源郷とは、三省堂の大辞林に『〔陶淵明の「桃花源記」に描かれた理想郷から〕俗世間を離れた平和な世界。仙境。桃源郷。ユートピア。』とあります。仏教の説く西国極楽浄土も一種のユートピアで蓮はそのシンボル的な存在すから、桃源郷運動公園と大賀ハスは良い組み合わせではないかと思います。
運動公園は、競技場はできもう供用されていますが、周辺はまだ整備中です。でもほぼ9割以上はできあがっています。公園内は、種々の桃の木が植えられて、まさに桃源郷の名にふさわしく設えられています。
東京の府中市立中央図書館のHPの一角に「大賀ハス日誌」が開設されました。
昨年、図書館が新築移転するのを機に、職員有志により「大賀ハス開花プロジェクト」が開始され、当大賀池で結実した果実10粒が昨年5月に発芽処理されると同時に府中市で育てられている大賀ハス蓮根を図書館で育て始めました。当保存会の果実10粒は幸い全て発芽し、プロジェクトチームの方々の熱い眼差しのもと順調に生育しています。蓮根の生育も順調です。ただ昨年は開花に至らなかったようです。
その「大賀ハス開花プロジェクト」の取り組みをウエッブ上で公開したのが「大賀ハス日誌」です。当保存会はもちろん諸手を挙げて応援します。大賀ハスはもとよりハスを愛好される方々も応援お願いします。
「大賀ハス日誌」のURLはhttp://library.city.fuchu.tokyo.jp/about/oogahasu.html