千葉市の東京大学緑地植物実験所が西東京に移転することになり、大賀蓮発見地に最も近い保存施設がなくなり寂しい思いをしていましたが、今度は大賀蓮発見地である隣接する東京大学総合運動場が会計監査院調査で東京大学の無駄の一つに指摘されたようです。実験所共々売却の憂き目にあい、いわば大賀蓮のメッカが雲散霧消してしまうことのないよう祈るのみです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110928k0000e040063000c.html
大賀ハスが発掘され東京大学厚生農場（現在の東京大学総合運動場）に隣接し、大賀ハスをはじめ内外のハス品種の保存を行っている附属緑地植物実験所に移転話が持ち上がり、現在地元の千葉市第７地区町内自治連絡協議会が東京大学総長宛の「緑地植物実験所の存続を求める署名」活動を行っています。当保存会も微力ながら署名活動に協力したいと思っています。美浜町公民館に署名用紙を置いていますので、これをご覧になられた皆さま、なにとぞご協力をお願いいたします。
実験所移転計画についての経緯は、本年２月６日付読売新聞千葉版記事を転載させていただきます。 
あわせて、緑地実験所http://papilio.ab.a.u-tokyo.ac.jp/eslp/home97/index.htmの簡単な説明パンフを作成しましたので、ご覧ください。
この欄の下にある「緑地植物実験所」をクリックしていただければ、２月１０日付関連記事が、また同日には「大賀ハス通り」についての記事も書いていいます。
東京大学緑地植物実験所は、大賀ハスが発見された同大学総合運動場に隣接し、大賀ハスはもちろん多くのハスの系統が保存され、新しい品種開発もされています。東京大学がその実験所を西東京市の東京大学農場に移転する計画を打ち出し、千葉市民、千葉市、千葉県、東京大学の間で紛糾しているとのことです。読売新聞千葉版に報道されています。http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080206-
OYT8T00002.htm
写真は、上から緑地実験所入り口、ハス見本園説明、ハス見本園（一部）。
