旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

伊奈波神社

2024年05月01日 | 旅 歴史

 岐阜県岐阜市伊奈波通りに伊奈波神社(いなばじんじゃ)があります。
 伊奈波神社は金華山と尾根続きの稲葉山麓に鎮座しています。平成27年(2015)、「信長公のおもてなしが息づく戦国城下町・岐阜 」の構成文化財として日本遺産に認定されています。旧国幣小社で社伝によると五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)が東国討征の折り、この地に館を構えたのが始まりとされています。
 五十瓊敷入彦命は第11代垂仁天皇と日葉酢姫命の長男であり、第12代景行天皇の兄にあたります。飛鳥時代の672年に起こった壬申の乱の際、大海人皇子(後の天武天皇)が伊奈波神社で戦勝を祈願し勝利後、厚見郡一円を社領として寄進したと伝えられています。
 当初は現在の岐阜公園丸山にありましたが天文8年(1539)、斎藤道三が稲葉城の築城の折、現在地に遷座したようです。その際、この地にあった式内社の物部神社を合祀しています。
 以来、城地鎮守神として織田・徳川氏から崇敬され、地元の氏神として広く敬われました。明治6年(1873)に県社、昭和14年(1939)に国幣小社に列しています。家内安全、商売繁盛、初宮詣、七五三詣、安産、交通安全のほか、土建、水利などの参拝にも多くの方が訪れるそうです。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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