旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

往生極楽院

2018年03月30日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区大原来迎院町に三千院があります。
 往生極楽院は、極楽院という、天台の門跡とは無関係のお寺でした。高松中納言藤原実衡の妻である真如房尼が、亡き夫の菩提のために建立したものといわれています。明治4年(1871)に三千院の本坊がこの地に移転してきてから、その境内に阿弥陀堂として移築された建物です。
 阿弥陀堂は平安後期の久安4年(1148)に建てられています。間口4間、奥行3間、単層、入母屋造り、妻入り、こけら葺きで、正面に1間の向拝を付けています。明治30年(1897)に国の重要文化財に指定されています。内部には国宝の阿弥陀如来及両脇侍像(阿弥陀三尊像)を安置しています。

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有清園庭園

2018年03月26日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区大原来迎院町に三千院があります。
 有清園(ゆうせいえん)庭園は聚碧園と同じ池泉観賞式の庭園です。上部は滝組で、水を下の池に落とし、離島亀島を配しています。庭園内には国宝の阿弥陀三尊を納める往生極楽院が建てられています。

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三千院

2018年03月24日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区大原来迎院町に三千院があります。
 魚山(ぎょざん)三千院は天台宗のお寺です。「京都大原三千院 恋に疲れた女がひとり~ ♪」で一躍有名になりました。伝教大師・最澄が比叡山の東塔にあった梨の木の下に「円融房」という一院を開いたのが始まりとされています。現在地の大原には明治4年(1871)に移っています。それ以前は「梶井門跡」「梨本門跡」「円融院門跡」などと呼ばれました。
 境内には往生極楽院、宸殿、客殿などの建物があります。境内南側の庭園内にある往生極楽院は平安時代末期の12世紀から大原の地にあった阿弥陀堂で国の重要文化財に指定されています。
 三千院は「天台宗五箇室門跡」のひとつで、妙法院、青蓮院と並ぶ天台宗三門跡の一つです。後ろには小野山がひかえ、四方はまるで城のように高い石垣に囲まれています。平安時代後期以降は、皇族の僧が住持し、優美な雰囲気です。
 応徳3年(1086)、梶井里(現大津市坂本)に本拠を移し円徳院と称しました。白河天皇の中宮藤原賢子の菩提を弔うためでした。梶井の地名と、加持(密教の修法)に用いる井戸(加持井)があったことから、後に「梶井宮」とも呼ばれました。
 元永元年(1118)、堀河天皇の皇子・最雲法親王が入寺し、大治5年(1130)に第14世梶井門跡となりました。以後、歴代の住持には皇室や摂関家の子弟がつく、門跡寺院となりました。貞永元年(1232)火災のため焼失し、京都市内に移りましたが、応仁の乱で戦火に遭い、大原魚山に移りました。
 魚山は最雲法親王以来、門跡の政所がおかれていたところでした。元禄11年(1698)、将軍徳川綱吉は門跡の入道慈胤親王(後陽成天皇皇子)に対し、京都御所の東に寺地を与えました。ここに本坊が建立され、持仏堂を三千院とし、歴代の法親王はここに住み、魚山は修行道場になりました。
 明治維新の際、門跡であった昌仁法親王が還俗し新たに梨本宮家を起こし、本坊は魚山に移り三千院としました。院内にはあじさいの「有清園」と、シャクナゲが有名な「聚碧園」の2つの地泉回遊式庭園があり、しっとりとしたたたずまいをみせています。

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貴船神社神水

2018年03月23日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬貴船町に貴船神社(きふねじんじゃ)があります。
 貴船川上流に鎮座する貴船神社は、賀茂川の水源に祀られていることから水の神様として醸造業、農漁業などの人々の信仰を集めてきました。本殿前には、貴船山からの神水が湧き出ています。古来より茶人が茶をたてる時に珍重されたそうです。神水にくじを浮かべると水の霊力によって文字が浮かび吉凶が占える水占い場があります。

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絵馬発祥之地

2018年03月22日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬貴船町に貴船神社(きふねじんじゃ)があります。
 貴船神社は絵馬発祥之地とされています。古来より、長雨で晴れを願うときには白馬が、日照りで雨を願うときには黒馬が奉納されました。実際の馬に代わって木の板に描いた馬が奉納されようになり、絵馬が発祥した神社といわれています。

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貴船神社

2018年03月21日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬貴船町に貴船神社(きふねじんじゃ)があります。
 貴船神社は叡山電鉄鞍馬線の貴船口から2kmほど貴船川沿いを北上した所にあります。延長5年(927)の延喜式神名帳に記載された式内社で、名神祭が行われる名神大社です。国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた二十二社にも選ばれています。
 この貴船神社は全国に約450社ある貴船神社の総本社です。水を司る神「たかおかみのかみ」を祀っています。大阪湾から黄色の船に乗り川を上ってこの地に来た玉依姫(神武天皇の母)が、一宇を建てたのが始まりといわれ、「黄船」から「貴船」になったともいわれています。
 社地は現在の奥宮にありましたが、永承元年(1046)の水害のため、天喜3年(1055)に現在地に遷座されました。江戸時代には賀茂別雷社(上賀茂神社)の摂社とされましたが、明治初年、官幣中社となって独立しました。本殿、拝殿、権殿等があり、本殿は文久3年(1863)に再建された建物です。

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由岐神社大杉

2018年03月20日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に由岐神社(ゆきじんじゃ)があります。
 由岐神社本殿前の石段脇に神木の大杉がそそり立っています。樹齢は600年近いといわれ、京都市の天然記念物に指定されています。幹周は6.42m、高さは49mあるそうです。他に杉が2本、カゴノキ1本が京都市の天然記念物に指定され、大杉社という小さな祠が護っています。

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由岐神社狛犬

2018年03月19日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に由岐神社(ゆきじんじゃ)があります。
 由岐神社の狛犬は、国の重要文化財に指定され、現在は京都国立博物館に寄託されています。昭和41年(1966)に、狛犬の原型を拡大し入魂したものが造られ、ここに再現されています。

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由岐神社本殿

2018年03月18日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に由岐神社(ゆきじんじゃ)があります。
 由岐神社の本殿は貴重な桃山建築で、拝殿と同時期の慶長12年(1607)に豊臣秀頼によって再建されています。御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭神として祀り、相殿には八所大明神が祀られています。
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由岐神社拝殿

2018年03月17日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に由岐神社(ゆきじんじゃ)があります。
 由岐神社の拝殿は建物中央に石段が通る珍しい建物の構造で、荷拝殿(にないはいでん)、又は割拝殿(わりはいでん)という造り方です。「御香宮(ごこうのみや)神社拝殿」や「許波多(こはた)神社拝殿」などもこの方式です。
 拝殿は間口6間、奥行2間、単層、入母屋造り、中央通路唐破風造り、檜皮葺きの建物で、慶長12年(1607)に豊臣秀頼によって再建されています。拝殿は明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。

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由岐神社

2018年03月16日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に由岐神社(ゆきじんじゃ)があります。
 鞍馬寺の中に由岐神社があります。鞍馬寺の鎮守社でしたが、現在は鞍馬の町の産土神です。大己貴命と少彦名命を主祭神として「由岐(靫)(ゆき)大明神」と称し、京都御所の中に祀られていました。「由岐」は、武具である「靫」を天皇の病や国難の時に神前に献じて、平穏を祈ったことから名付けられています。
 天慶元年(938)に都の大地震、天慶2年の平将門の乱勃発で世情不安が広がりました。朱雀天皇の詔により、由岐大明神は天慶3年(940)御所の北方鎮護のため鞍馬に遷宮されました。そのときに鞍馬の里人が京の鴨川に生えていた葦で松明を造り神霊を迎えました。
 これが例祭の鞍馬の火祭の始まりです。広隆寺の「牛祭」、今宮神宮の「やすらい祭」とともに京都3大奇祭の一つで、京都市登録無形民俗文化財です。本殿と拝殿は慶長12年(1607)に豊臣秀頼によって再建されています。拝殿は国指定重要文化財です。慶長期の石灯籠も残されています。

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奥之院魔王殿

2018年03月15日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に鞍馬寺(くらまでら)があります。
 奥之院魔王殿には魔王尊が祀られています。650万年前に、人類救済の使命を帯びて金星から降臨したといわれます。現在の建物は昭和20年(1945)に焼失後、再建された堂宇です。

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義経堂

2018年03月14日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に鞍馬寺(くらまでら)があります。
 義経堂には源義経が遮那王尊として祀られています。義経は藤原秀衡をたよって奥州に落ち延びました。秀衡が亡くなるとその子・泰衡は頼朝の圧迫にまけて義経を攻め、義経は衣川の館で文治5年(1189)に自害しました。義経の魂が幼少を過ごした鞍馬山に戻り、遮那王尊として護法魔王尊に仕えていると信じられています。

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僧正ガ谷不動堂

2018年03月13日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に鞍馬寺(くらまでら)があります。
 僧正ガ谷(そうじょうがだに)不動堂は謡曲の鞍馬天狗が牛若丸と出会ったといわれる所です。堂内には伝教大師(最澄)が刻んだと伝えられる不動明王が安置されています。向かいに、義経堂があります。

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大杉権現社

2018年03月12日 | 旅 歴史

 京都府京都市左京区鞍馬本町に鞍馬寺(くらまでら)があります。
 木の根道の奥に大杉権現社(おおすぎごんげんしゃ)があります。大杉権現社は、樹齢千年に近い杉の巨木で、「護法魔王尊影向(ごほうまおうそんようごう)の杉」として古くから尊崇され、多くの人々の信仰を集めました。昭和25年(1950)の台風で中ほどから折れ、現在は根幹を残すのみです。

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