旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

群馬大学工学部同窓記念会館

2008年07月27日 | 旅 歴史
 群馬県桐生市天神町にある群馬大学工学部同窓記念会館を紹介します。
  大正5年(1916)に建てられた旧桐生高等染織学校本館の講堂です。染織と紡織の二科を専門とする学校だったそうです。平成10年に国登録有形文化財に指定されました。
 大正5年の創立時に建てられた本館玄関の一部と講堂が、この同窓記念会館として残されています。その後、桐生工業専門学校になり、昭和24年(1949)群馬大学工学部となっています。
 木造二階建で瓦葺きの教会のような建物は厳粛な雰囲気を漂わせています。講堂の中はハンマービームと呼ばれる独特な造りになっています。
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宮崎公園

2008年07月25日 | 旅 歴史
 今日は群馬県富岡市宮崎にある宮崎公園をご覧下さい。
 「しののめ堂」と呼ばれる六角堂が見下ろせる宮崎公園です。明治20年(1879)宮崎の富豪であった鈴木城作氏が造ったものです。ツツジとモミジを中心植えられています。
 昭和30年に富岡市に移管され、宮崎公園となりました。園内には重要文化財の旧茂木家が移築されています。句会や茶会なども催されているそうです。


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高崎白衣大観音

2008年07月16日 | 旅 歴史
 高崎市の西方に広がる観音山丘陵の頂上には白衣大観音がそびえ立っています。平成12年(2000)には像としては初めて国の登録有形文化財に選定されたそうです。
 高崎市街地を見下ろす観音様は、昭和11年(1936)に実業家井上保三郎によって建立されたそうです。今では高崎のシンボルとして市民に愛されています。
 高さは41.8mで地上9階建ての大きなものです。慈愛に満ちた柔和な表情をしています。
 胎内は9層に分かれていて、20体の仏像を安置しているそうです。内部を肩の辺まで階段で上がることができます。

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榛名神社

2008年07月14日 | 旅 歴史
 今日は群馬県高崎市榛名湖町にある榛名神社です。
 榛名神社は榛名山中腹にあり、1400年の歴史をもつ霊地です。 この神社は用明天皇元年つまり927年の創建と伝えられています。火と水の神を祀る山岳信仰の本山なのです。
 旧仁王門であった随神門(ずいしんもん)は弘化4年(1847)上棟されています。棟梁は埼玉県宮内の関根修理、神仏分離までは二力士像があって運慶の作と伝えられていました。
 慶応4年(1868)3月、神仏分離令が出され、仏教的なものは排斥されました。このとき、榛名神社から仏教色は一掃されたそうですこの三重塔は1869年に再建されたそうです。現在は神宝殿と呼ばれ珍しく神を祀っている三重塔なのです。
 古墳時代に山麓豪族居住地近くにまつられていた榛名神社が、天台、真言の密教徒により、道場であった現榛名神社の岩場へ奉られたと思われます。
 明治時代まで神仏習合でありました。現在の社殿は1804年に完成した江戸時代権現造りです。三重の扉の奥は神体岩洞中で、御神体がまつられているということです。
 本殿に続いて権現造の社殿が建てられています。国祖殿、額殿、神楽殿、縁結びの杵築社が祀られています。本殿の背後にご神体の巨岩が聳え立っています。

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少林山達磨寺

2008年07月12日 | 旅 歴史
 今日は群馬県高崎市鼻高町にある少林山達磨寺を紹介します。
 昔、大洪水で碓氷川に流れて来た大木を一了行者が達磨大師の像を彫ってお堂に安置したのがこの寺の起こりです。
 元禄十年(1696)前橋城主酒井公が水戸光圀公にお願いして、中国の渡来僧「心越禅師」(しんえつぜんじ)を迎え禅の道場として、この寺が開かれたそうです。
 方位方災を除くという北斗星を神格化した北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)と達磨大師を祀っています。
 達磨寺は、張り子の縁起達磨の生まれた寺として知られていて、数々の「だるま」が祭ってある「達磨堂」があります。
 群馬県出身の歴代総理のだるまなども飾ってありました。
 毎年1月6、7日に開かれるだるま市は有名です。境内にたくさんの縁起達磨の露店が立ち並び、家内安全、商売繁盛など縁起を求めて達磨を買い求めにくる人で賑わいます。
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中之嶽神社

2008年07月10日 | 旅 歴史
 今日は群馬県下仁田町上小坂にある中之嶽神社を紹介します。
 中之嶽神社は妙義山の中腹に位置し、寿永元年(1182)欽明天皇の時代に創建された古社で日本武尊を祀っています。大黒尊天霊場でもあります。
 第52代嵯峨天皇の勅命により、弘仁九年(819年)大納言藤原冬嗣卿と弘法大師が登嶽し、大国主神出雲大社の分社として創設されたそうです。
 中之嶽神社はその轟岩を御神体としているので拝殿・幣殿のみで本殿がない珍しい様式となっています。 大和時代の第29代欽明天皇(在位539-571年)の御代に妙形氏が社殿を建立したそうです。平安末期、第82代後鳥羽天皇の寿永2年(1183)藤原祐胤卿が神剣を奉納したそうです。
 江戸時代に入ると、第108代後水尾天皇の元和2年(1616)加藤長清(道士)が登厳し中興の開山主として神器を守り奉斉し、諸大名が崇敬を寄せるようになったそうです。
 奇岩怪石が屹立する妙義の金洞山(1104m)には戦国時代から江戸時代初期にかけて実在したとされる「長清」道士の天狗伝説が残っています。
父親の仇を探し出し一撃のもとに相手を斬り見事に宿願を果たした道士は仏門に入りました。そして名を「長清」と改めました。そして金洞山に戻ると悟りへの修行に没頭し、病気を治すという奇跡などもしたといわれています。
 死後、道士は妙義山に棲息する天狗の頭領となり、大勢の天狗を率いて今でも山岳仏教の修行者や山中の神社の崇敬者を見守っているといわれているのです。
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水沢観音

2008年07月07日 | 旅 歴史
 今日は群馬県渋川市伊香保町水沢にある水沢観音を紹介します。
 五徳山水沢観世音は阪東三十三観音の第十六番霊場で、一般には水沢観音の名で親しまれています。
 伊香保温泉から南東約4kmにあります。推古天皇、持統天皇の勅願により高麗 の高僧恵潅僧上の開基にして、国司高光中将公の創建です。 本尊は千手観音です。
 境内にある六角堂は全国でも珍しい回転する二重塔です。地蔵堂とも呼ばれ元禄時代に建立されました。重要文化財に指定されています。
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伊香保神社

2008年07月04日 | 旅 歴史
 群馬県渋川市伊香保町にある伊香保神社です。
 伊香保神社は伊香保温泉の中で有名な石段街を上りつめた場所にあります。
 富岡の貴前神社、赤城の赤城神社とともに、上野国三之宮として古くから信仰を集めた由緒ある神社です。
 御祭神は大己貴命で温泉、医療の神様ですが、最近では、縁結び、子授け、安産の神様としても有名です。
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伊香保関所跡

2008年07月03日 | 旅 歴史
 今日は群馬県渋川市伊香保町伊香保にある伊香保関所跡を紹介します。
 寛永8年(1632)、幕府の命により設けられた関所(口留番所)を復元しています。
 関所の役割について詳しく説明されていて蝋人形も良くできています。
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