旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

崇福寺

2024年05月21日 | 旅 歴史

 岐阜県岐阜市長良福光に崇福寺(そうふくじ)があります。
 神護山崇福寺は市街地の北、長良川右岸にあります。美濃西国三十三観音霊場第14番札所で、臨済宗妙心寺派のお寺です。明徳元年(1390)、土岐満康が竜潭宗濬を招き、その師弟である太白真玄をもって開山したといわれています。
 永禄10年(1567)に織田信長が岐阜城に入ると織田家菩提寺として篤く庇護されました。本能寺の変で織田信長、信忠が亡くなると崇福寺の境内に廟所が設けられました。本堂裏に信長、信忠父子の廟所が残されています。
 慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いで岐阜城が落城した際、織田秀信(幼名・三法師)の城兵が天守閣で自刃し、血が床板に飛び散りました。本堂の天井板はその後その床板を用いて造られました。そのため崇福寺の血天井といわれています。
 江戸時代には徳川家に庇護され寺領32石が安堵されています。また有栖川宮家の祈願所にもなっています。所蔵する独秀和尚像、斎藤利匡像などが国指定重要美術品、非情成仏絵巻、絹本著色涅槃図は市指定文化財です。織田信長・信忠廟所も市の史跡に指定されています。

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