岡山県総社市に総社宮があります。
総社市のほぼ中心部に、現在の地名の由来にもなっている総社宮があります。大化年間の創建で、備中国の総社です。律令制のもと、国司が国内の神社を巡拝するのを簡略化するために、1ヶ所に祭神を集めさせました。平安時代末期にはほとんどの国に設けられていたようです。
社殿には備中国内の大小の神祇、つまり延喜式に掲載されている神社、官社が18社、田社(国司の神名帳記載の神社)286社、合わせて304社の神祇を奉斎しているそうです。
10月の例祭には、この304社の外に相殿八柱神と末社12社を合わせて324の神饌を奉納する古例が存続しているそうです。
本殿は昭和55年(1980)に再建されましたが、それ以外の建物はすべて江戸時代に再建されたものだそうです。
境内の古代三島式庭園は本殿をめぐる美しい回廊と調和しています。この庭園は平安時代の様式も残しています。
枝を広げた老木松が池とあいまって神社らしい神秘さと長い歳月を経たものにしかない深遠な趣を見せています。
総社は、仁徳天皇(313ー399)の皇妃八田皇女の御名代の地にちなむ八田部(八部)に始まりました。大化の改新(645)によって、吉備国が備前<和銅6年(713)美作国が分かれてできました>、備中、備後の三ヶ国に分かれました。
備中国の国府が総社市金井戸に置かれ、国司が中心となって祭政一致の政治が行われ、総社宮が造られ、門前町として発展して商品流通の中心地にもなったのでした。
戦国時代頃になってから、総社を総社宮とか総社大明神と呼ぶようになり、社の総社が地名として呼ばれるようになっていったそうです。八田部村から総社村となったそうです。
境内には拝殿から伸びる長く美しい回廊が続いています。また、総社宮は円山応挙をはじめ有名な画家の絵馬を多数所蔵しているそうです。
天ノ岩戸を開いた神を祀っています。天照大御神、天ノ児屋根命、天ノ太玉命、思兼命、手力男命、天ノ細女命などです。
備中の神を祀っています。大国主命、稲脊脛命、事代主命、武御名方命、武甕槌命、経津主命などです。
明治29年(1896)総社町となり、昭和29年(1954)合併促進法で近郷の村々と合併して総社市となったそうです。平成17年(2005)に都窪郡山手村、清音村とも合併しています。
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総社市のほぼ中心部に、現在の地名の由来にもなっている総社宮があります。大化年間の創建で、備中国の総社です。律令制のもと、国司が国内の神社を巡拝するのを簡略化するために、1ヶ所に祭神を集めさせました。平安時代末期にはほとんどの国に設けられていたようです。
社殿には備中国内の大小の神祇、つまり延喜式に掲載されている神社、官社が18社、田社(国司の神名帳記載の神社)286社、合わせて304社の神祇を奉斎しているそうです。
10月の例祭には、この304社の外に相殿八柱神と末社12社を合わせて324の神饌を奉納する古例が存続しているそうです。
本殿は昭和55年(1980)に再建されましたが、それ以外の建物はすべて江戸時代に再建されたものだそうです。
境内の古代三島式庭園は本殿をめぐる美しい回廊と調和しています。この庭園は平安時代の様式も残しています。
枝を広げた老木松が池とあいまって神社らしい神秘さと長い歳月を経たものにしかない深遠な趣を見せています。
総社は、仁徳天皇(313ー399)の皇妃八田皇女の御名代の地にちなむ八田部(八部)に始まりました。大化の改新(645)によって、吉備国が備前<和銅6年(713)美作国が分かれてできました>、備中、備後の三ヶ国に分かれました。
備中国の国府が総社市金井戸に置かれ、国司が中心となって祭政一致の政治が行われ、総社宮が造られ、門前町として発展して商品流通の中心地にもなったのでした。
戦国時代頃になってから、総社を総社宮とか総社大明神と呼ぶようになり、社の総社が地名として呼ばれるようになっていったそうです。八田部村から総社村となったそうです。
境内には拝殿から伸びる長く美しい回廊が続いています。また、総社宮は円山応挙をはじめ有名な画家の絵馬を多数所蔵しているそうです。
天ノ岩戸を開いた神を祀っています。天照大御神、天ノ児屋根命、天ノ太玉命、思兼命、手力男命、天ノ細女命などです。
備中の神を祀っています。大国主命、稲脊脛命、事代主命、武御名方命、武甕槌命、経津主命などです。
明治29年(1896)総社町となり、昭和29年(1954)合併促進法で近郷の村々と合併して総社市となったそうです。平成17年(2005)に都窪郡山手村、清音村とも合併しています。
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