最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

医療の進歩 ~ここまで進んだ歯科技術~

2012-09-26 08:37:09 | Weblog
友人の歯科医から、ご紹介された患者さんは、前歯に重度の歯周病に侵され、見栄えも悪く、非常に困っておりました。抜歯には理解を示すものの、歯の無い状態は絶対には、絶対に‘嫌’であり、部分入れ歯も‘嫌’ということでした。

抜歯を想定した『光造形模型』(CTから作る患者さんの骨の模型。当院のCTから作製できます。)から、手術をシミュレーションし、仮歯を作成し、骨の移植や歯肉の整形の形態を検討しました。

朝・10時からのオペで、7歯を抜歯、同時に、4本のインプラントを埋入。11時から、骨移植&歯肉整形。12時に仮歯装着・・・1時にには患者さんは安堵して帰宅されました。


*写真は術前と10日後・そして4ヶ月後の状態です。仮歯は術直後に入れるので、細かな歯の形態や色調には限界がありますが、十分満足できるものです。このあと、骨や歯肉の安定を待って、最終的にセラミックで完成させていきました。

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