最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

いつもと違う場所に身を置く事

2005-10-27 16:53:06 | Weblog
ロータリークラブ(品川RC)の例会は毎週木曜日 12時30分~品川のパシフィックホテルでランチを戴ながら卓話を聴くのですが、今日は、、。

バイオリンニストの坂本悦子さんの頭の中にに囁くような高音と胸に響く低音の音色。私は、今日の演奏の題目(作曲家 ハイドン、ヘンデル、等には知識が無いので)を知らないが、演奏を聞きながら車窓からみたヨーロッパの(イタリア)の風景を思い出した。
さっきまで、1時間前には、下アゴへの簡単な2本インプラント埋入手術を行い、確認のレントゲンを撮って、患者さんに注意事項をお話していた。
が、ふぅーと息を殺しながら静かに目を閉じると、ベローナで見たヨーロッパの田舎の風景や石畳の感触を思い出す。

いつもと違う場所に身を置く事も、人生の中で大切である。とかく、医者仲間との狭い世間になりがちで、価値観も目線も、ついつい一般社会から離れてしまう。
たまには、人生の先輩や苦労して会社を築いた人、異種業種の価値観や目線から自分を振り返ることも、バイオリンの何ともいえない音色と相まって必要だとしみじみ思った