空飛ぶタイヤ ＃３

★空飛ぶタイヤ☆　　仲村　トオル　　田辺　誠一

　柚木からの告訴、さらに取引銀行のホープ銀行からは貸し剥しを迫られた赤松運送。
新たな取引銀行の融資の可能性も低くなり、赤松は頭をかかえる。
とにかくホープ自動車からハブを返すべく、内容証明の文書を送りつける。
慌てたホープ自動車だったが、部品は返せず、
１億円の保証金で赤松を丸め込もうとする。
即答のできなかった赤松だったが、自社に戻り、冷静になると、
その申し出をつっばねる。
その態度に驚愕する沢田。
そんな沢田に、ホープ自動車内の密告者が杉本であることや、
沢田がそれにかんでいることを知った狩野常務は、
沢田に彼の望むポストを用意し、懐柔策をはかる。
狩野の意図を悟りながらも、その話をのむ沢田だった。
　その頃、赤松運送では、従業員の裏切りにあっていた。
会社の行く先を危惧した社員が辞表を出したのだ。
赤松は何とかのりきろうと引き止めるが、無駄だった。
　井崎の勤めるホープ銀行。
そこに週間潮流の榎本が取材にやってくる。
そして、ホープ自動車のリコール隠しの記事がでることを知る。
牧田常務からそのことを聞いた狩野常務はある手を打つ。
榎本から、次号でホープ自動車の記事が出ることを知った赤松は、
これが赤松運送逆転の機会だと、記事を心待ちにする。
そして、その発売日・・・
週間潮流に、ホープ自動車に関する記事は・・・なかった。
榎本を問い詰めるものの、彼女はボツになった、としか言えないのだった・・・

またまた追い詰められた赤松さん。
でもでもこれからが彼の本領発揮です。
赤松さんは本当に強いんですよ。

ＣＳＩ：８ 科学捜査班 ＃２

★ＣＳＩ：８　＃２　暗闇の快感☆

　高速道路で見つかったアメフトのメットをかぶった頭部だけの遺体。
少し離れたところに胴体部分もあり、その着衣からはゴーカートのタイヤの成分が発見される。
捜査を進めると、被害者ヴィンセントとゴーカートを持ち出し、
レースをしたロドニーが容疑者となる。
だが、ロドニーは気づいたときには頭がもげており、
ゴーカートを戻すのに、彼のベルトを使ったことだけは認める。
一方、暗闇で食事をする「ブラインド」というレストランで殺人が起きる。
暗闇のため、目撃者はおらず、捜査は難航。
そこに暗視ゴーグルが発見され、その持ち主に疑いがかけらるが・・・

真っ暗闇で食事をするってどんなもんですかねー？
自分が何を口に入れているかわからないってすごく不安なんですが・・・
それと今回サラとグリッソムの関係が明らかになり、
どうやらサラが異動する模様。
何か裏事情ではギャラのアップを求めたサラが降板した、との話も。
でもいずれはまた復帰するようです。

クリミナル・マインド３ ＃１４

★クリミナル・マインド３　＃１４　２０年目の決着☆

　ロッシが部屋を散乱させたままメンバーに何も言わず、姿を消す。
事情を知っているガルシアから、ロッシが２０年前の事件を追い、
インディアナポリスに向かったことを聞いたモーガン、ブレンティス、ＪＪは後を追う。
最初は協力を拒んだロッシだったが、３人の真摯な態度にほだされる。
皆は事件の被害者の遺族である今は大人となった３人の姉弟に会いに行く。
だが、長女のコニーは事件を忘れたいのに、ロッシが忘れさせてくれない、と拒絶。
その場を去ろうとする３人だったが、コニーが発した言葉に足をとめる。
毎年のプレゼントはやめてくれ、というものだ。
ロッシはプレゼントをした覚えはない。
犯人のものからだ、と察知した３人は、犯人のプロファイリングを修正。
そこから導き出された犯人像は、
大柄な知的障害者で、事件の証拠隠滅をしたのはその親だろうというものだった。

ロッシが登場してからずっと気にかかっていた２０年前の事件。
やっと解決です。
最後のコニーの言葉が感動的でした。

ぴょんぴょんぱんのかばんです

★ぴょんぴょんぱんのかばんです☆　　香山美子・ぶん　柿本幸造・絵

　うさぎさんがつくったかぱん。
ながいひもをつけて、しっぽのしるしをつけたかばん。
肩からさげて、野原へ行くとぴょんぴょんしたくなるかぱん。
そこにあらわれたきつねさんが、かばんがほしい、と言ったので
うさぎさんはあげて、また自分のをつくりました。
次の日も野原に行くと、今度はやぎさんが、そのかばんがほしい、と
言ったので、うさぎさんはつくってあげました。
ぶたさんにもつくり、もうきれがなくなったとき、
ぞうさんもほしい、と言い出して・・・

なんか今回借りてきた本はうさぎばっかりだったなぁ・・・
やわらかい絵でとっても春っぽい絵本です。

プリンちゃんのかいじゅうパンだよっ

★プリンちゃんのかいじゅうパンだよっ☆　　ささきようこ

　うさぎのプリンちゃんがパンをお友達とつくります。
プリンちゃんは怪獣の形をしたパンを作りますが、
オーブンで焼いていると、怪獣パンが大きくなりすぎて・・・

シリーズもののようですね。
これは第４巻。
絵はかわいいのですが、娘達にはちょっと不評。
字は少ないので、小さい子向けですね。

チャックとラリー おかしな偽装結婚!?

★チャックとラリー　おかしな偽装結婚!?☆　　アダム・サンドラー　　ケヴィン・ジェームズ

　女たらしのチャック（アダム）と妻一筋だったやもめのラリー（ケヴィン）は、
消防士であり親友であった。
火災現場でラリーに命を救われたチャックは、彼に対し、大きな借りができる。
ラリーは、年金の受け取りを子供に変更するために、誰かと結婚する必要があった。
そこで彼の目に入ったのは、パートナー法。
結婚は男であれ女であれかまわないというものだ。
ラリーはチャックに借りをかえしてもらうべく、偽装結婚を装う。
二人は調査局による執拗な調査の目をごまかすべく、ゲイのふりをする。
が、そのことはチャックの女性遍歴が公になり、皆にばれてしまう。

劇場公開はなく、ビデオスルー。
が、随所に笑いがあり、面白かった。
ばりばりのストレートだったチャックが
ゲイパーティーで、カマ野郎、と言われ、激昂したところはちょっと感動。
決してゲイを笑いものにした作品ではないです。
特に可笑しかったのは、どっちが女役か、という疑問に、
皆がチャック、って言ってるのには笑えました。

空飛ぶタイヤ ＃２

★空飛ぶタイヤ ＃２☆　　仲村　トオル　　田辺　誠一

　自社で部品の調査を行うべく、部品返還を求めた赤松（仲村）。
だが、ホープ自動車カスタマー戦略課課長の沢田（田辺）は、返せない、の一点張りを通す。
だが、品質保証部室井課長の頑なな態度から、自社のリコール隠しを疑う。
その一方で赤松運送に対して、新品のハブを持参し、場をおさめようとするものの、
赤松はあくまでハブの返還に固執する。
そんな最中、赤松運送の取引銀行ホープ銀行から、融資を断られる。
これによって会社の資金繰りはさらに悪化。
おまけに赤松の家庭内では、息子の拓郎が学校で泥棒の疑いをかけられてしまう。
　ホープ銀行の井崎はホープ自動車に対する融資の調査役。
ホープ自動車の狩野常務の姪と婚約しているが、
ホープ自動車の最近の業績や、知人の週刊誌記者の榎本から、
リコール隠しの可能性も聞いており融資には消極的だ。
だが、銀行の牧田専務や狩野常務から、圧力をかけられている。
　自社のリコール隠しを疑う沢田は、友人の小牧とともに
品質保証部のパソコンに侵入する。
が、それは露見し、品質保証部の杉本に呼び出されてしまう。
しかし、杉本の用件は二人を告発するものではなかった。
杉本は自社のリコール隠しに気づき、週間潮流の榎本に内部告発をしていたのだ。
こうして３人はＴ会議を牛耳る狩野常務を追い落とそうと考える。
　資金繰りが悪化し、取引先との契約も切られはじめた赤松運送。
そこに朗報が入る。
同じような事故を起こした児玉運送から、下請けの依頼が入ったのだ。
さらに新たな取引先を探している銀行も紹介され、
融資を受けられる可能性が出てきた。
喜色満面で社に戻った赤松だったが、社員の顔色がすぐれない。
そこで彼が見たものは、事故の被害者の遺族、柚木による告訴状だった・・・

一難去ってまた一難。
赤松さん、頑張れ、頑張れ。
結末はわかっているものの、やっぱりドキドキ。
次が待ち遠しいです。

ゆきの日のおかしのいえ

★ゆきの日のおかしのいえ☆　　薫　くみこ・作　　さとうゆうこ・絵

　こりすのちゃみとちゅるりとちょっぴーはお菓子が大好き。
自分たちで作っておやつにします。
そこで３人は考えました。
サンタさんにお菓子をごちそうしてあげようと。
そしてクッキーを作って、こぐまくんたちに味見をしてもらいましたが、
小さすぎてちょっと不評。
そこで考えました。
おかしの家を作ろうと。
そしてみんなで力を合わせて作りました。
サンタさんは来てくれるかな？

これもお気に入りの本。
お菓子の家、っていうのは、まあ子供の夢ですよね。
とってもおいしそうなお菓子の家です。

カレーライスがにげだした

★カレーライスがにげだした☆　　しばはら・ち　作／絵

　ママがゆうごはんの用意をしています。
こうさぎたちは、カレーライス、と聞いて大喜び。
けれど、みな、口々に、たまねぎ入れないで、にんじんいらない、
じゃがいもとおにくは入れないで、と言います。
それを聞いた野菜とお肉。
怒って家を飛び出してしまいますが・・・

下の４歳の娘がいたくお気に入り。
借りてきてからもう５、６回は読んでます・・・

空飛ぶタイヤ ＃１

★空飛ぶタイヤ　＃１☆　　仲村　トオル　　田辺　誠一

　横浜でホープ社製のトレーラーのタイヤが脱輪し、タイヤが母子を直撃。
母は死亡、子は軽傷という事故が起きる。
そのトレーラーを所有していた赤松運送の社長、赤松（仲村）は呆然とする。
ホープ社の事故原因調査では、赤松運送の整備不良、と断ぜられる。
警察による家宅捜査も行われ、会社は大口取引先を失い、倒産の危機となる。
赤松は整備をした若手の門田をクビにするものの、門田の仕事は完璧だった。
彼の詳細な整備記録から、事故原因は整備不良なんかではない、と確信する赤松は、
ホープ自動車に再調査を依頼する。
が、担当した沢田（田辺）は、再調査の依頼を一蹴。
赤松に対し、冷淡な態度を取り続ける。
が、社内にきな臭い臭いをかぎつけ、独自に捜査を始める。
すると、社内にはＴ会議なるものが存在し、
リコール対象の案件でも整備不良とする、といったことが
頻繁に行われていることを知る。
社内情勢に危惧を抱きつつも、赤松に対してはあくまでも強硬な姿勢を崩さない沢田。
赤松は出版社から得た情報で、過去にも似たような事件があったことを知る。
やはりタイヤが脱輪、運転手が重傷を負ったが、事故原因は整備不良だった、というものだ。
そのことを沢田にぶつける赤松。
沢田は動揺こそ見せなかったが、赤松侮りがたし、と認識しはじめる。
再調査の依頼がなされないことから、意気消沈する赤松だったが、
ホープでやらないなら、自分たちが信頼する機関に依頼しよう、ということになる。
が、肝心の事故原因のハブはホープ自動車にある。
赤松はハブの返還を求める作戦に変更しようと考え、光明がさす。
が、その矢先、再び別な取引先の仕事がキャンセルされてしまう。
専務の宮代は、会社が瀕死状態であることを赤松に告げるが・・・

先日読んだ本のドラマ化。
設定がちょっと変わってますね。
原作ではホープ自動車が業績不振になった原因をリコール隠しにしてましたが、
ドラマでは粉飾決算ですね。
リコール隠しのほうがインパクトがあるのに・・・
もしかして、リコール隠し＝三菱自動車、というイメージが
世間にあるから、設定に圧力がかかってたりして・・・
それと原作の赤松さんのイメージって、もっとおっさんくさいって感じだったんで、
仲村トオルさんじゃ、ちょっとスマートすぎるかな、とおもってたんですが、
なかなかでした。
第２話以降も楽しみです。

ＣＳＩＮＹ４ ＃１３

★ＣＳＩＮＹ４　＃１３　絆☆

　花屋の店先で突然撃たれて死亡した女性エミリー。
マックとホークスの調査で、屋上から捨てられた散弾銃が、
突出したガーゴイル像にぶつかり、銃が暴発したことによる死亡と断定する。
エミリーの傷口には、別人の歯が埋まっていた。
その２ブロック先で起きた殺人事件。
頭を砕かれた判事が死亡、娘が発見する。
そしてエミリーに残されていた歯は、この被害者のものと一致。
事件は繋がっているのか？
やがて、判事を銃で殴り殺したあとに、処分しようとした銃が暴発と判明。
犯人は鍵を使って入ったことから、娘が容疑者に挙がる。
　欠勤したダニー。
死亡した近所の子供ルーベンの母親リッキに銃を盗まれていた。
ルーベンが死亡した原因となった強盗事件の犯人が保釈されたことを知った
リッキが復讐を企てているのだ。
欠勤したダニーを心配したリンジーは、フラックにダニーのことを依頼。
状況を知ったフラックは、共にリッキを探す。
やがて現れたリッキ。強盗犯に銃を向けるものの、
ダニーの必死の説得により銃を下ろす。
ダニーは事件をうやむやにしようとするが、フラックはそれを認められない。
そして、ダニーに時間の猶予を与えるが・・・

ダニーは辛い立場ですね。
リッキの気持ちはよくわかるだろうし、自責の念も深い。
何とか立ち直って、陽気なダニーに戻ってほしいのですが・・・

クリミナル・マインド３ ＃１３

★クリミナル・マインド３　＃１３　野心の果て☆

　ロッシのもとにフィラデルフィアのジル捜査官から
協力依頼の要請が来た。
貸倉庫の競売で見つかった殺人や拷問に関する詳細なレポートが発見され、
死体は見つかっていないものの、事件は実在する、という確証をもってのことだ。
だがリードを伴って、レポートを調査したロッシは、
事件性なし、と判断するが、ある物証を提示され、ＢＡＵの案件とする。
レポートの中でも電気ショックによる拷問に対する記述が
詳細だったこともあり、ガルシアにデータ分析を依頼。
すると、該当する事件が複数あった。
ジルは自分の勘が当たったことで調子づく。
勝手に会見を開き、ＢＡＵのメンバーを困惑させる。
その野心は自身を不幸にする、とロッシは説く。
そんな最中、そのジルが犯人によって拉致されてしまう・・・

リアルタイムで見てたのに、アップするの忘れてた～。
痛い目を見たジル。
けれど彼女の野心は底知れず、ですね。
今後の彼女がどうなっていくのか、興味津々ですね。
もう、ドラマには出てこないだだろうけど。

G.S-125 ヤーンの選択

★ヤーンの選択　グイン・サーガ125巻☆　　栗本　薫

　スカールによって助けられたヨナ。
そしてスカールはヨナに興味をもち、ヤガまで送る、という。
その道中、スカールはおのれのこと、ヨナのことを語り合う。
スカールはヤガのきな臭さに自分も潜入するといい、
ヨナからミロク教徒の所作を習う。
が、ヨナはスカールの目立ちすぎる容貌を危惧していた。
しかし、明日にでもヤガに入る、という時。
スカールは自分のシンボルでもある髯をそり落とす。
このことによって、彼がスカールである、と見抜ける人はいない、とヨナは感じる。
　しばらくイシュタールで大人しくしていたイシュトバーンだったが、
ある時、カメロンにも告げず、パロへと向かう。
それをきいたカメロンは大急ぎで後を追う。
追いついたカメロンは、イシュトバーンの甘言にほだされそうになるが、
そこに現れた急使の伝言から、イシュタールに戻る決意をする。

スカールの思い切りのよさとイシュトバーンのはっちゃけぶりに脱帽。
４月５日より、ＮＨＫＢＳ２でグインがアニメ化されます。
ちょっと楽しみ。
動くグインに期待しつつも、イメージが壊れたらどうしよう、という不安もありますけどね・・・

マイティ・ハート／愛と絆

★マイティ・ハート／愛と絆☆　　アンジェリーナ・ジョリー　　ダン・ファターマン

　ジャーナリスト夫婦のダニー（ダン）と妊娠中のマリアンヌ（アンジェリーナ）。
二人はパキスタンのカラチに滞在していた。
ダニーは帰国前の最後の取材をするといい、出かける。
が、そのまま行方知れずとなってしまう。
マリアンヌはすぐに警察に通報、ダニーの捜索が始まる。
が、どうやら誘拐されてしまったらしい。
そして、テロリストから映像が送られてくる。
そこには拘束されたダニーが映っていた。
警察はなんとか彼を探し出そうとするが・・・

実話ですね。
この事件のことはすっかり忘れてました。
アンジーが好演。
実際に妊婦だったんですよね？
出演者がアラブ系の方が多くて、
キャストを把握するのが大変でした・・・

ＣＳＩＮＹ４ ＃１２

★ＣＳＩＮＹ４　＃１２　ネバーランドの悲劇☆

　ドロシアホテルの前庭でオーナーのフィオナの遺体が発見される。
死因は心臓の凍傷による心不全だった。
フィオナは評判が悪く、野次馬からは彼女の死に対し、歓声があがるほど。
動機を持つ人間は多数と思われた。
一方、スクールバスの追突事故の際、突如現れた女性の死体。
ダニーは、バスの天井に転落していた女性が、
急ブレーキによって滑り落ちたと推理。
女性はネグリジェ一枚で、胸にはＷＥＮＤＹの文字。
そして死因はフックのようなものによる刺殺だった。

悪魔のような女のフィオナが、
遺言としてホテルを従業員達に遺していたとのこと。
ちょっとほろりとしました。