象の背中

★象の背中☆　　役所　広司　　今井　美樹

　肺がんで余命半年、と宣告された藤山幸弘。
が、そのことを妻、美和子には言えずにいた。
幸弘は治療、延命を拒否し、残りの人生を生きることを決意。
初恋の人、長年連絡を絶っていた親友、絶縁状態だった兄に会いに行く。
が、体調は日に日に悪くなり、とうとう会社で倒れてしまう。
病院で目覚めたとき、そこには妻の姿があった。
そうして、幸弘は会社を辞め、よりよい最期を送るため、ホスピスに入るが・・・

突然余命半年、と言われたら自分はどうするか？
入院して治療するか、幸弘のような選択をするか？
難しいところです。
自分が病気になるのも怖いけれど、夫が病気になってしまうのも怖いです。
そういうことを考えさせられたけれど、気になるのはこの夫婦関係。
なんで夫婦なのに、敬語使ってるんだろ？
役所演じる幸弘と美和子はえらい歳が違うって設定？
あまりそういう夫婦っていないと想うけど・・・