黒の狩人（下）

★黒の狩人（下）☆　　大沢　在昌

　この事件の鍵を握る一人である田所組の長島が中国人によって殺される。
犯人はプロの殺し屋の鋒だと思われた。
その現場に向かった佐江と毛。
毛はそこで会うはずのない男と出会う。
それは毛こと余健雲がかつて軍人時代に告発した事件の捜査官で、
無実の彼に罪を着せ、脱走兵となる原因を作った男だった。
この男、何伯雄はその後出世し、中国国家安全部の幹部となっていた。
毛はこれが原因で佐江とのパートナーを解消するが・・・

一気に読んじゃいましたねー。
なかなかの好青年、毛こと余健雲さんには命永らえてほしい、と
思いつつ、ラストに突入。
さてさてその思いは通じたか？
今回はわりとラスト、死人が少なかったかな？
また狩人シリーズが出るといいな。
佐江さんの活躍が楽しみです。