え・いが ほん え・ほん

本や映画や海外ドラマの好きな私。その感想などを中心に書いてゆくつもりです。
子供に読んであげた絵本も紹介してゆきます。

楽園(下)

2008-02-21 23:40:34 | 
★楽園(下)☆  宮部 みゆき

 妹誠子の協力で、死んだ姉茜の遺品らしきものを調べた滋子。
そこから彼女が推測したこと。
それは、事件のことを知り、両親を強請っていた人物がいるのではないか、ということだった。
弁護士を通じて、その事実を確認すると、今度は父が滋子と面会。
しかし、何かを隠していると、滋子は感じる。
そして、その脅迫者こそが、等と接触し、
等にあんな絵を描かせることとなった人物であるだろうと推測。
父の話から、茜が当時付き合っていた少年と思われたが、
本名もわからず、探し出すのは困難と思われたが・・・

もうここで明日にしよう、と、何度も思いながら、
結局、午前3時半までかかって、読み終えてしまいました。
おかげで翌日はあくび三昧・・・(笑)
茜の恋人の正体、等と謎の人物との接点、等の能力・・・
そして、上巻でまったく見当のつかなかった謎の章。
すべてが明らかになりました。
決して後味は良くない。
でも、とっても面白かったです。

 

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