クリミナル・マインド３ ＃１２

★クリミナル・マインド３　＃１２　父の過去、娘の秘密☆

　カリフォルニア州で少女の遺体が発見される。
顔と手は潰され、身元は不明。
その前の晩から行方不明になっているケイティとリンジーのどちらか、と
思われたが、判別できない。
ＤＮＡ鑑定では時間がかかるため、留守録に残っていた
少女の断末魔の声を両親に聞かせ、判断することに。
そして、被害者はケイティと判明する。
リンジーを必死に捜索するＢＡＵだったが、
リンジーの父ジャックは、ボストンのマフィアの元殺し屋で、
今は証人保護プログラムによって素性を偽っていた。
そこでその手のものの犯行かと思われたが、
空き家から犯人と思われる少年の遺体が発見され・・・

今回もまた凄惨な事件でした。
普段はおとなしい少年でも、付き合う相手いかんによって
どうにでも変わってしまうんですね。
やっぱり友人は選ばないとね。

ジーン・ワルツ

★ジーン・ワルツ☆　　海堂　尊

　帝華大学産婦人科学教室の助教授曽根崎理恵。
彼女は不妊治療のエキスパートでもあった。
だが自身は子宮摘出という経験をしている。
彼女は大学で教鞭をとりつつ、閉鎖間近のマリアクリニックで
５人の妊婦を担当していた。
自然妊娠の３人。
１９歳、青井ユミ。彼氏は逃げ、堕胎希望。
２８歳、神崎貴子。海外勤務を控え、妊娠にとまどっている。
３４歳、甘利みね子。第二子。
体外受精による妊娠の二人。
３９歳、神崎貴子。長きに渡る不妊治療のすえ、やっと妊娠。
５５歳、山咲みどり。人工授精経過観察。超高齢。
理恵は皆の無事の出産を願うが、神崎は流産。
青井は短肢症（腕がない）であることが判明。
甘利にいたっては、無脳症で、死産が確実だった。
山崎は超高齢のうえ、双子。
妊婦達は多大な問題を抱えていた。
そんな時、理恵の上司にあたる帝花大学准教授清川のもとに、
理恵が代理母出産を目論んでいる、との情報が入り・・・

普通に妊娠して当たり前のように子供を産む。
それがいかに大変であるかを改めて考えさせられた一冊です。
五体満足、障害もなくすくすく育っている
わが娘達に感謝、感謝です。

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

★ボラット　栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習★　　サシャ・バロン・コーエン

　　カザフスタン国営テレビの看板レポーターのボラット（サシャ）は、
自国の発展のために、アメリカの文化を学び、国民にレポートするため、
アメリカ市民に取材する。
そして、ボラットはテレビで見た女性に会うためにアメリカを縦断するが、
その先々で大騒動を起こす。
さらには彼の行動に呆れた同行ディレクターが彼のパスポートを持って
姿を消してしまう・・・

どういうわけかアメリカで大ヒットし、サシャも一躍有名人になった映画。
というよりもドキュメンタリーに近い？かな。
そのことが頭にあったので、一応鑑賞してみたわけですが・・・
私はちょっと受け付けないです・・・
お下品なシーンは多いし、下ネタもちょっといただけない。
本当におバカ映画です。
　

母べえ

★母べえ☆　　吉永　小百合　　浅野　忠信

　昭和１５年。
野上佳代（吉永）は、夫滋、娘の初子と照美とともに貧しいながらも幸せな生活を送っていた。
だが、文学者である夫滋が反戦を唱えたことで、特高に連行されてしまう。
残された３人は不安に陥りながらも、
滋の妹久子や、教え子の山崎（浅野）らに支えられながら、夫の帰りを待つが・・・

なかなかによかったです。
特に山ちゃん役の浅野さんが良かったですね。
最初にクレジットを見ていなかったら、
浅野さんって気づかなかったかも。
いつもと全然イメージが違うんですもん。
子供たちも良かったです。