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本と雑貨と手作りのブログ。

「かみさま」

2007-05-09 | その他の本
神様ではなく、紙さまの本。ここで紹介されているのは、人と人の心をつなぐ紙さまたちです。どの紙にも作り手や書き手の思いが込められているので、生きているという言葉がぴったり。まさに、「かみさま」だなと思いました!

大平 一枝, 小林 キユウ / ポプラ社(2006/06)
Amazonランキング:73263位Amazonおすすめ度:


  <帯の紹介文より>
紙は、けなげに生きている。名刺、葉書、便箋、包装紙、切手…etc。人のそばに、ひっそりと居る紙きれの数々。書いて、ちぎって、折りたたんで。ペーパーアイテムの世界をご案内します。

  <目次>
「かみさまの居場所をたずねて」/「かみさまと人々」/「かみさまの小さな謎をとく」

いろんな紙の世界を細かく取材されていて、とても読み応えのある内容。なかなか知ることのないディープな世界が覗けて、面白かったです。ところどころに素敵な紙モノのお店が紹介されたページ(「かみさまに触れる」)もあって、いろいろ巡ってみたくなりました。

最後の「かみさまの小さな謎をとく」という章では、牛乳瓶のふたや折り紙など、懐かしいアイテムも出てきます。皆さんは子どもの頃、交換したりしませんでした?私は折り紙が特に好きで、たくさん持ってました。一度、盗まれたので、コレクションは減ったのですが、今でもいくつか残ってます。

気になったのは、手紙のページに載っていた「紀伊国屋書店の包装紙」。レトロな切り絵模様の絵が付いているのですが、これは絵本作家の安野光雅さんが描いたそうなんです!贈答用の包装紙ということなんですが、こんな可愛い紙で包んでもらえるなんて知りませんでした。今でもやっているのかは不明ですが、今度、お店で聞いてみたいと思います☆

最近、私が手に入れた「かみさま」は、こちら。フリマで手に入れた古切手(ストックブック)と、お店で買った昔の日本切手です。古切手は、いろんな国や時間・人と出会ってきたと思うと、新品の切手よりも愛着がわきます。

        


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おはら)
2007-05-09 14:52:20
来ましたよ~! この本、写真も装丁もどことなくレトロ感があってよかったですよね。

ユーリさんの「かみさま」も素敵。
切手って新品よりも消印がついていたほうが
魅力的な気がします。
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Unknown (ユーリ)
2007-05-09 19:41:51
そうそう、消印もいろんな違いがあって、見ていると面白いんです。木下綾乃さんも変わった消印を紹介してましたよ。

TBできてないようなので、また今度やってみます~。
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Unknown (k/k)
2007-05-10 19:31:40
「かみさま」この本は、絶対、買い!!です!!
いつもステキな本の紹介、ありがとう☆ もう、本屋さんより頼っちゃいます。
古切手、あんな小さな世界に、すごくたくさんの思いが詰まってて、お国柄も出ていて、本当に楽しい。
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k.kさんへ☆ (ユーリ)
2007-05-10 23:42:35
そう言ってもらえると、とても嬉しいです!
こちらも書き甲斐があります(笑)

切手の世界って、ホントに面白いですよね。
素敵なモノがいっぱいありすぎて、いつも困ります。
日本切手は、昔のデザインの方が洒落ていて好きです。
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