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本と雑貨と手作りのブログ。

「図書館の神様」

2005-10-18 | 小説
瀬尾 まいこ / マガジンハウス(2003/12/18)
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夢をあきらめ、何となく国語教師になった清(きよ)が主人公。赴任してきた高校で文学部の顧問にさせられた清は、たった一人の部員である垣内くんと出会います。今までバレー一筋だった先生と文学の好きな少年という、全く正反対の二人。そんな二人のやりとりが面白かったです。

また、清はあまり先生らしくないのに対し、垣内くんはクールで落ち着いていて、どっちが大人なのかわからない(笑)最初、清は無気力であまり好きになれなかったのですが、だんだん垣内くんの影響を受けて変わり始めます。清は自分が楽しいと思う授業をするようになり、私も清の授業を受けてみたくなりましたっ。垣内くんはちょっと変わった少年ですが、物の考え方が格好良いと思いました。私も文学に興味があるので、垣内くんに共感しました。大きな事件は起こりませんが、心地よい時間が流れていてオススメです☆

この学校の図書室は海が見えて、すごくうらやましいです。でも、自分が通っていた学校の図書室も結構、好きでした。どこも独特の雰囲気があって。私も好きな本に囲まれて、仕事がしたいな~。