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岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

生協の存在

2005年10月29日 | Weblog
大学にある生協.同じ生協といえども,大学によってそのサービス・クオリティはずいぶんと違うように思う.

先日,妹の通うK大学の生協にいった.まず本屋,本の種類がめっちゃおおい.しかも専門書がちゃんと揃っている.私のいる私学K大Tキャンパスとはえらい違いだ.私が修士のころ,Tキャンパスの本はそれなりに充実していたのだが,担当者が変わったのか,経営方針が変わったのか,本はがさがさで本を見に行く楽しみがない.

食堂も違う.K大学は元国立でかなり規模の大きな大学ということもあり,食堂の数も多いし,その質もよい.質が良いというのは味がいいということはもちろんだけれど,それよりも学生のニーズを反映しているというところがいいと思った.

たとえば,学生が食堂のおいているものに対して意見を書ける場を設けており,それに答える生協側の姿勢もきちんとしている.非常にうらやましいなと思った.うちの大学でもそういう意識が生協側に生まれると,生協はもっと良くなるのかも…食堂のボスっぽい人にに話してみようかなぁ.

また,東京農工大学の生協でもK大学と同じように,学生の意見を投稿する場を設け,生協の職員がこれに答えるということをしているらしい.これは,食堂や生協の事業だけに関わることではなく,個人的な相談も含んでいるらしい.学生の間では「一言カード」といわれている.農工大の学生のひとりがこの一言カードのコトをネットで紹介したことをきっかけに注目を浴びるようになったらしい.

これはひとりの生協の職員さんが始められたことで,11月2日には本として出版されることが決まっている.「生協の白石さん」(講談社)

世の中にはこんな生協の職員さんもいるのね.


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