岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

宇宙戦争

2005年07月31日 | Weblog
30日に提出の論文たち(草稿)が4本終わった.久々に大学とスーパーと実家と家のループから抜け出したいと思い,夫と映画を見に行った.「星になった少年」を見にいこうと思っていたのだが,急に実家から仕事を手伝ってくれといわれ酒屋のレジを3時間ほどさせられる.(^ ^;)

仕事が終わって急いで映画館に向かったが,「星になった少年」は私を待ってくれてはいなかった~仕方ないので「宇宙戦争」をみた.子役もトムも好きなので楽しくは見れたが,映画の後半あたりから終盤にかけては「えっ…」という感じで終わった.(見た人ならわかるはず)

映画を見ているとき映画の内容よりもお腹が気になってしょうがなかった.どきどきしたり,緊張したりしてたので,胎動が激しかった.妊婦にはあまりよくないのかもしれません.やっぱり,「星になった少年」とか「皇帝ペンギン」とかそういうのがいいのかも.出産するまでアクション暴力ホラーは禁止やね.そりゃあたりまえか.たは.

その後,無印でタイカレー(グリーンカレー)の調理キットを購入.この無印のタイカレーキットなかなか美味なのです.私はグリーンカレーが大好きなのでよくこれを買います.タイカレー好きな人ぜひ購入してみてください.ただちょっと辛いので,辛いのが苦手な人は水の変わりに牛乳を多く入れるとマイルドになってよいです.

それにしても私のブログ統一感ないなー何でも書き込んでるねー.はははー.

工学会の原稿

2005年07月30日 | Weblog
30日に工学会大会の原稿を提出した.提出する数日前に久保田先生に原稿を見せたとき,どうも中身に納得してもらえず,書き直しを余儀なくされもやもやしていた.推敲しなおしたが,私の主張したい点と先生が主張すべきだという点が違っていて,また見せてもNGが出るのではないかと思っていたので,こっそり出したい気分だった.

それも先生に言ってみたが(^ ^;) 「見せなさい」といわれ再度見てもらった.「根本は変わっていませんよ.私はこれで出したいので」というと,先生からは「出したいからじゃだめだ.俺を論破しろ」といわれた.そりゃそうだ.私は自分の考えを先生に告げて,提出OKをもらったので無事提出できた.ほっ.

その後永井君の原稿チェックにとりかかる.はっきりいって,この数日間,永井君,まこちゃん,小山君,自分,とある原稿の校正でめちゃくちゃ忙しかった.永井君の原稿も見て修正をしたが,頭が途中から回らなくなってきた.最後のチェックは彼に任せて帰宅する.久々に23時近くまで大学にいたと思う.

こういう遅くなったときはいつもお腹に語りかける「きっと強い子,タフな子になってでてくるねー」って.

南海キャンディーズの山ちゃんはサークルの後輩だった

2005年07月29日 | Weblog
南海キャンディーズってコンビご存知ですか?しずちゃん(女子)と山ちゃん(男子)のお笑いコンビです.昨日,山ちゃんが大学のときのサークルの後輩と判明.なんか見たことある顔だなとは思ったけど,サークルの連れに言われて初めて分かった.(ちなみにバスケットボールサークル)

私が4回生のとき彼は1回生だった.そういえば,いたよいたよーーーー!ちょっとした感動.その頃のあだ名は『トータス』くん.今と同じ,濃い感じだったのを覚えている.トータスがんばって!応援してます!

意外に関大って芸能人出してる?

丑の日.

2005年07月28日 | Weblog
今日は丑の日だった.ちょっと疲れ気味だったのでうなぎを食べたいなぁと思いつつも,朝から弁当をつくって学校に向かおうとした.すると夫がその弁当を持って行きたいといって,もっていっちゃった.で,私は上うな重をいただいた.TAKEOUTだけど,おいしかったな~.大阪でおいしいうなぎ屋ってどこなんだろう.ちょっと調べて今度は夫婦で行って見よ.

夫のお弁当話には続きがある.私は研究室でお弁当を持っていくつもりだったのでお箸を入れていなかったのだ.夫はいざ弁当を食べようと思うと箸がないことが判明!コンビにも遠いしと悩んだ末,手で食べたというのだ.

夫「俺,物心付いてから初めて手で食ったけど,結構おいしいねー」

おにぎりじゃなかったのに~(^ ^;)あははー.超大笑いした.






朝から鼻血ブー

2005年07月28日 | Weblog
早朝から論文の修正や後輩の論文チェックをしていると,のぼせてきたのか鼻血がでた.そういえば最近鼻血が多い.この間も授業中にブーっときて,あせった.学生がティッシュを尽かさずくれて事なきを得ました.(^ ^;)

暑いからのぼせているのかな.

7月末までは超超多忙.それが終わったら祖母のお見舞いとお墓参りに行って,それから「星になった少年」を見に行きたい.

ブー.

K学会の原稿

2005年07月27日 | Weblog
K学会の原稿の直し.寺嶋君やら院生やらにチェックしてもらう.修正修正!その後,小山君の英語をチェック,永井君の論文もチェック.30日までに上げないといけない仕事は他にもあり,うーん,多忙そう.がんばれ私~

話は変わるが,最近胎動が激しい!下腹部がぽこぽこ,ぽこぽこ動きます!本当にぽこぽこ~.くすぐったいような,腸ねん転がおこっているような不思議な感覚です.これは赤ちゃんが元気に育っている証拠なので,ちょっとした幸せ感もある♪うふふ~ そう書いている今もぽこぽこしてます.いったい何をしているんだろうか.BABYTALK(米映画)みたいな独り言とかずっといってたりして.早く上手いもの食べさせろよーとか,いつまでも起きてんじゃねーよとか.だったらやだけど.(^ ^;)

悩み事

2005年07月27日 | Weblog
悩み事は誰にでもあるものだ.私もいろいろな人に相談する.私が学生のときは人から相談を受けるようなタイプでは全くなかっただが,最近相談を受けることも多くなってきた.なんでかなぁーとおもう.年とったかなぁ~.

そんなときポジティブ人間の私は,大抵の場合,前へ進んでいくための答えを探そうとする.それがその人にあうかあわないかわからないけど,私は辛い時間を過ごすのがきらいなので,悩んで何も進まないなら,考えて何かすこしでも状況が変化したりする方向へ持って行きたいとおもってる.考えても仕方ないことなら,忘れようと必死になる.意識的に忘れようと忘れようとすると結構忘れられる.たまに大事なことも一緒にわすれてしまうこともあるんだけど.たは(^ ^;)


箕浦康子先生のマイクロエスノグラフィー2日連続!

2005年07月27日 | Weblog
久々に集中授業を受けている.箕浦先生のマイクロエスノグラフィーという授業である.授業は2時半から9時半まであるが,演習も多いので時間はあっという間に過ぎていく.2日だけなのでさわりにしか触れることはできなかったが,充実した2日間であった.面白かったのは演習.1日目は,児童公園の様子を見てフィールドメモをつける.2日目はAETと日本の英語教諭のTTの授業の様子を見てフィールドメモをつける.その後発表というもの.リサーチクエスチョンの違い,それによる見えてきたことの違いが各人によって本当に様々までおもしろかった.

けれど,リサーチクエスチョンをたてると,それ以外のコトを置き去りにしてしまうことがある.それだと新たな視点が見えずに進めてしまうことにもつながる.全体観察と選択的観察の見方をどうするかはやっぱり難しいなぁと思った.

講義ノート

050726 マイクロエスノグラフィー 箕浦康子先生 夏季集中講義

フィールドワークは教えられないといわれていた.

●訓練可能なフィールドワークのスキル
・問いを発する力
・面接
・観察
・フィールドノーツを書く
・フィールドワーク中の役割の取り方と研究倫理
・省察と共感
・分析する力

●観察するという行為

よく見て,よく聞いて,よく記録する.

・生活の場で reactivity     普段どおりの態度や状況が見られるか
・観察者がツール observer bias 観察者により見方が一定しなくなる
・on going な事象 reliability  採取したデータがどの程度安定的か

妥当ではあるが,信頼性に問題あり

●よく見てよく記録するために,

リサーチクエスチョンは何か?

・WHY なぜ記録するか なぜ観察するのか 問いを立てる(何を知りたいのか)
・WHAT 何を記録するか 
・HOW どう記録をつけるか


●HOW
・Time sampling 5分など決まった時間ごとにサンプルをとる方法
・Event Sampling 例えば,こどもが泣いているたび,先生が怒っているたびなどイベントごとに見ていく方法
・Journal Style 何が起こったかをだーっと記録していく


●よい観察をするには

リサーチクエスチョンなしには見えてこない.現実がのっぺりして見えるだけ.いろんなことが見えない.クエスチョンを持ってみることで,それに答えるためのUNITを決める必要がある.それ以外のコトは捨象することで,現実が見えてくる.

リサーチクエスチョンを建てることで,現実を分節化できてくる.

・to see more to see 見れば見るほど分かってくる
・reality remade リサーチクエスチョンをたて見る部分を決めることで,それぞれのグループがビデオを見ることから気づきあげたreality.

→ 社会構成主義(社会構築主義)constructionalism

行動だけでもいろんなデータが取れる.言葉がなくても

参与観察:参与する時期,観察する時期,

●フィールドワークの背景にある方法論と従来の方法論の比較

①実証的アプローチ 論理実証主義

観察可能な行動に注目.客観的に「測る」ことに力点

研究の目的:人間行動を律している普遍的な法則の定立 知見の一般化

研究のプロセス:ノイズの除去,因果関係把握,条件統制,変数操作

②解釈的アプローチ(grounded theory,構築主義)

行動や状況に埋め込まれた意味に着目.「分かる」

研究の目的:特定状況における人間行動の規則性についての理解の共有 知見の比較

研究のプロセス:社会的相互作用やそこで伝達されている意味を分析する 意味の理解

③批判的アプローチ 構築することができるならば,脱構築できる.子どもが・・・なものという見方は,一定の視点から見ているわけであって違う視点から見ると違産み方がある.

現実へのアプローチの仕方(現実を知るためのアプローチの様式)

不平等な社会構造や抑圧のパターンを「変えていく」

研究の目的:結果を分析して不平等を暴き,解放のスタンスを育む
研究のプロセス:隠された権力による統制を解明し,構造や行動に変化を持ち込む

●フィールドワークのトレーニング

・記録のための工夫
数えられるものは数える.図面を書く.方位を知る.

バングラ:戸口が同じ方向を向いている.何か意味があるのではないかと知ることができた.

050725 2日目!

問いの精緻化のプロセス

全体観察:
フィールドに入った当初
「外国人の用事は日本の保育園にどのようになじんでいくのか」

焦点観察:
「途中入園の中国人はどのように日本の幼稚園になじんでいくのか」

選択的観察:
「中国人の子どもは日本人の幼稚園のストラテジーをどのように身につけていくのか」

●フィールドメモからフィールドノーツへ

フィールドのーつ作成のためにフィールドにいた時間の倍以上の時間をとっておく.

観察記録以外に以下を省察・解釈も記録

・理論メモ
・方法論メモ
・個人メモ (94-98)

ルコンプト Le Conpte
Ethnography and qualitative design in ed. research 2nd edition
CHAPTER7をコピーしておく.
ウベェフリック
方法としてのフィールドノーツ

焦点をあわせたフィールドノートの書き方

繰り返し現れる事象をサンプルユニットとする.

●研究者の倫理

フィールドでは常識と良識に従う



ほっとしてGOOD!

2005年07月23日 | Weblog
23日のICTEの研究会.私が担当する中学部会の人数が極端に少ないのではないかと懸念していたが,参加者名簿を見たところ20名は集まることが発覚.ほっとした.よかった.急遽決まった中学ICT部会ですが,参加者の皆さんに楽しんでもらえる部会にしたいと思う.





今日は,院で共同研究者の論文チェック英語のやつね.(^ ^;)まだかかりそう.その後自分の学会発表の草稿を書く.週末で完成させる.月曜日に猪飼君,永井君と見合わせっこして,先生チェックがはいり提出予定.

その後eラーニングの研究会,北川さん(大阪市立大学大学院)も交えて.今後の研究の方向性を話し合う.

夜は焼肉.守口の焼肉なら,「南大門」でしょう.ソウルカルビがうまいんだにゃ~ とあるところから賞与がでたのでそれで大盤振る舞い.父母夫大喜びで食べまくり,1人5000円の予算が余裕でオーバー.お金が足りず,カードも使えず,父が出してくれた.かっこよくおごろうとおもっていたのに.またいきたい.最近,もっぱら肉食獣の私.これまではお魚中心の和食派だったんだけど,妊娠したら好みが変わるのです.

ICTE研究会成功!でも,調子にのりすぎた~

2005年07月23日 | Weblog
朝からICTE研究会.私が担当していた中学部会は17名の人が集まってくださり,ワークショップも成功した.反省点を言えば,ワークショップのときに思考する時間がちょっと時間が足りないようにも思ったが,まぁ仕方がないか.このフォローは,ワークショップでの成果をWEBで公開することにしているので,各自で活動を振り返っていただき,(テーマでもあった)斬新なICT活用授業実践につながるといいと思う.

中学部会だけでなく,参加者の人たちによるとシンポジウムも各実践も盛況であった様子.私自身は裏方でばたばたしていたので,ゆっくり話を聞けなかったのが残念.修士の院生は私以上に聞けなかったかもしれない.ごめんやで.研究室では毎年こういう研究会や学会を運営している.準備体制もかなりできてきた.風の噂によると来年はさらに規模の大きな会を引き受けることになるのかもしれない.やるしかない.

それはおいといて,ICTE研究会はよかったのだが,その後調子に乗りすぎた.まず,院生だけで飲み会.実のところ講演をされた先生方(東北のS先生,NJ大のY先生に関大のK,K,M先生)たちの飲み会,いや懇親会に参加したかったのだが,人数の関係で院生参加は却下された.(^ ^;)

院生は駅前のラパウザでKK先生からカンパをちょうだいしてパスタにピザにパフェを食べまくった.その後,アルコールで盛り上がった永井君,渕君,がいとさん,私の4人で(私は飲んでいない)1時間限定でカラオケに行こうということになった.金太の大冒険,おら東京さいくだ,轟沈,それから,それから・・・とにかく私の知らない曲だらけで,知らない世界に触れられて楽しかった.

調子に乗ったのはこの後,カラオケはきっちり1時間で終わり,かえろうと思ったのだが,先生方の流れが気になっていた.タイミングよく中橋君から電話があり,誘われるままに先生方の飲み会に合流した.もともと顔を出したかったので行く気まんまんだったんだけれども.はは.

新大阪まで移動して,先生方と飲み,まじめにたのしく教育工学の今後について語る.でね,その後も調子に乗っちゃった.たぶん妊婦だからこのまま帰った方がいいんだろうなぁと思いながら,皆さんと一緒に江坂までラーメンを食べに行った.ラーメン屋ではちょっとここでは書けないような,院生が聞いてはいけないような,TALKが繰り広げられていた.聞いていない振りをしながら耳ダンボちゃんでした.

その後は先生方をタクシーでお見送りし,私も帰宅.もう疲れていたのでタクシーで帰ろうかと迷ったが,学生だということで先生方にご馳走していただいている身分でありながらタクシーってありえないなと思い電車で帰った.結局終電コース.さすがにつかれたっす.調子に乗っちゃったなぁとBABYに誤りつつ,眠りに付く.でもものすごーく楽しい一日でした.いろんな先生方が集まる機会にはやはり顔を出さないと.面白い話ができますから.

はー今日は夫が同窓会でよかった たは