岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

草原での子育て

2006年05月30日 | Weblog
いま息子はごろごろと床中を転げまくる。私は絨毯から飛び出てフローリングで頭を打たないか心配になる。

そんなときにふと思う。

草原で暮らしている赤ちゃんってどうしてるんだろう?アフリカの土壁の家。もちろん絨毯もしかれていない。ござくらいはあるのかな?こういうところでハイハイをする前の赤ちゃんはどう扱われているのだろうか?

離乳食は?うらごしきにすりばち、バーミックスにフードプロセッサ。そんなのあるわけない。消毒する概念もない場合、いつからどんなものを食べさせているのだろう。

もし地球が100人の村だったら…きれいに消毒された食器で離乳食をきっちり食べている赤ちゃん、ごろごろして頭をごっちんするのを予防するためにふかふかの絨毯で育てられる赤ちゃん、そんなのってすごく少ない人数だと思う。

そう考えると、そんなにたいそうに神経質に子育てをする必要はないんとちゃうかなぁと思ってしまう。

たぶん、草原で生まれた子どもと比べると適応力とか免疫とかは違うのだろうけど。


うちは草原でも生きていける息子にしよ。いや、なってほしい。かな。

6月の週末

2006年05月30日 | Weblog
6月の週末は結構予定が詰まっている。

今週末は関西大学高槻キャンパスで開催される異文化間教育学会で発表。来週は博士論文の中間発表、最終週は科研の打ち合わせ。

3週目以外全て外出することになる。必然的に息子のお世話は夫になる。さすがにこの予定を全て伝えることはできないので、小出しにすることに決める。小出しのタイミングは決まっている。①夫から飲み会の予定を言われた後、②飲み会の翌日か当日。こういう場合は絶対断れないからね。うふ。ありがとう。夫!感謝!!

息子のおかげで輪が広がる

2006年05月29日 | Weblog
最近、地元の人から話しかけられることが多い。息子の話題で。今日は3人。バス停でバスを待っていたとき2人、スーパーで1人。

バス停では自転車を走らせていたおばちゃんがわざわざ車道に自転車を停めて近づい来られ、話しかけられる。

スーパーでは商品を補充していた店員さん(おばあちゃん)から子育て論を展開され足止めを食らう。話をきるにきれなくて15分ほど聞いていただろうか。ほたるの光が鳴り出したのでやっと開放される。(^ ^;)

前にも書いたが、息子を妊娠して、そして息子が生まれていろいろな人と対話する機会が増えた。その出会いを心から喜びたい。だけど、最近はいろいろな人もいるので警戒心を抱いてしまうこともある。悲しいことだ。


春学期の映像制作実習!

2006年05月27日 | Weblog
今年もKG大学で映像制作の実習を担当させてもらっている。今日グループを決めた。私のクラスは3グループで、「異文化交流」「教師の授業方法の比較」「大学の謎」をテーマにつくることになりそうだ。(まだフィックスではないけれど)

「異文化交流」班は、京都という土地柄、外国語を専攻していることもあり、観光客や京都に住む外国人を対象に英語でインタビューをしにでかけるとのこと。

「教師の授業方法の比較」班は、様々な学習スタイルをとる先生方を比較?というか紹介するようだ。非常勤先の大学ではまだ映像実習があまり知られていないので事務室や教員に対するインタビューが寛容であるけれど、うちの大学では事務室への取材は基本的にはNG。どうしても必要な場合1クラスにつき1班だけOKとかいう形だったと思う。ところかわれば撮影状況条件も変わるね。

「大学の謎」班はまだ謎のまま。来週謎が解き明かされる。

まっ、まだ企画書もできあがっていないので仮・企画の段階ですが、楽しみです。


授業後、うちの大学のFくんと会う。彼は非常勤先でTAをしている。違う大学で会うとなんだか新鮮だった!まるで去年TAをしてくれていた永井君が戻ってきたよう。違うって(笑)今度ランチを食べる約束をしてわかれる。

その後は大急ぎで息子のお迎え。

今日も忙しかったけど、村上さんとお話ができたし、新しい出会いがあったので(一瞬でしたが)よい日だったな。

好奇心旺盛!

2006年05月26日 | Weblog
息子の最近のお気に入りはテレビのリモコン。本当にちょっと目を放した隙にふとんからころりんこと転がって絨毯の上のリモコンに手を伸ばしている。危ないなぁと思い、息子を布団の上に載せて、近くにリモコンを置きなおした。

すると「うぇーん」とちょっとだけ泣く。どうやら絨毯の上にあるリモコンに興味があったようで、布団の上のリモコンには興味がなかったらしい。

きっといつも布団の上にいるので、布団の上には飽きてきて、そろそろ未知の世界(絨毯の上)に飛び出そうとわくわくしているに違いない。

そんな息子を見てどきどきはらはらする私…。

やっぱりフローリングの上に敷くコルクマット買うかな。そしたら部屋中ごろごろ動き回れるだろうし。

大殺界だったけど、新歓は楽しかった♪

2006年05月25日 | Weblog
昨日夫が「ちあき、あしたは大殺界だから気をつけろよ」と言って会社を出て行った。(夫は細木先生にちょっとはまっている。)大殺界とは細木先生の六占星術でいうととても運の悪い日になる。(間違ってたらごめんなさい)

そうなのかぁとあまり意識せずに家を出ると、なんと家のすぐ前から大渋滞。一号線で事故があり私が住む市、隣の市あたりは大渋滞になっていた。まったくすすむことができず30分、40分…ふだんなら2分でいけるところなのに~

ひとりならそれでも粘って大学へ行くのだけれど、息子が一緒で、彼が渋滞が嫌いで大泣きをしたのでかわいそうになり家に一度戻った。1時間後出発すると道はすいていて元通りの平和な町になっていた。

その後、無事学校へ到着し東北学院大学の稲垣さんと院生らで海外との交流学習についての打ち合わせをする。学生のARIちゃんやHOTAちゃんが息子の面倒を見てくれていたので(ありがとう)打ち合わせは無事終了。

その後、息子をいつもお世話になっているMちゃんに預けて阿武山中学校へMeet the GLOBE Projectの打ち合わせでお邪魔させていただく。先生方と交流のすすめ方について話をする。いい方向性に話を終えることができた。

そして、買出しを終えて、息子を迎えに行き、Meet the GLOBE Projectの新人歓迎会を久保田邸でさせていただく。私は「あー食べるぞー」と張り切っていたが、息子が疲れていたらしくぐずりまくっていた。(そりゃそうよね)肉は食べ損ねたけど、新人さんたちとはお話ができてよかった!

本当ならビールをがぶがぶのんで、チューハイをぐびぐびして、酔っ払って語りだして、歌いだして、普段の「ちあきさん」とは違う私を出したかったけど、今は授乳中。禁酒のみにございますので、まぁそれもいつかの機会ということで。

おぉこわいこわい

2006年05月24日 | Weblog
息子は非常に活発。今日、ちょっと目を離した隙にお布団からとびでて絨毯の上におりていた。で、右手にはボールペンを握っていた。

あぶねーーーーーーーーーーーーーーーー。

まだはいはいはできないが、ずりずりはって動き回る!

もう小さい物を彼の周りにおいてはおけませんっ。気をつけないと。

テレビアニメの影響

2006年05月23日 | Weblog
息子と近くの公園へ散歩に出かけた。公園にはおばあちゃんがひとり椅子にこしかけていた。子どもはいないのかなぁと見回すと、女の子がこちらに向かって走ってきた。うしろにはそのこのおばあちゃんがいらした。

その女の子は最初は恥ずかしがって近づいてこなかったけど、私がブランコに乗り出すと(息子を抱いたまま)隣にやってきておしゃべりするようになってきた。年齢を聞いてみると3歳とのこと。お名前はと聞くと…

「はじめまして。私の名前は日向咲です」

といって、丁寧にお辞儀をしてくれた。名前を聞くと、急に女性らしい口ぶりになり丁寧語で話し出すことにとても驚いた。。いまどきの3歳はおませさんが多いのかなぁと思いきや、彼女のうしろからおばあさんが「テレビの影響が強くて…」と話しかけてくださった。「日向咲」はアニメプリキュアの主人公の名前だったらしい。(^ ^;)

彼女はまだ保育園に行っておらず、同じ年代の子どもと遊ぶ機会が少ない。その分テレビにかじりついて見ていて本人になりきってしまうとおばあさんは話されていた。現実とアニメの世界がごっちゃになっている。けれど、なりきって遊ぶっていうのはこどもにはよくあること。お母さんごっことか、お医者さんごっことかね。それと同じなのかな。それともこんな幼い子にもメディアリテラシー教育って必要なのかしら。

そういえば夫は、仮面ライダーが大好きで、もしかしたら自分は本当に空から飛べるんじゃないかと思ったらしく、2回から飛び降りようとしたことがあったらしい。降りなくてよかったよ。

大正時代の私とりっくん

2006年05月22日 | Weblog
髪を切った。前髪が多くなって、なんだか大正時代の人になったみたい。

そのとき着ていた服が白いパフスリーブのポロシャツに黒のふんわりスカートだったので余計にレトロ感が漂う。

そんな私が白い帽子を息子にかぶせて抱いていた。白い帽子はなんだかヘルメットのようで、息子は小さい兵隊さんみたいだった。ちょうど抱腹前進も得意な時期だし。

私たち大正時代の親子みたい。

美容師のノルマと研修体制

2006年05月21日 | Weblog
最近よくあるおしゃれ系の大型サロン(美容室)。私が住む町にもそういうサロンができてきた。今そこで髪を切っているのだが、こういうサロンでは美容師やアシスタントに課せられたノルマが厳しく決まっているのだろうなぁと思う。ノルマとはいわなくても、売上が給与に反映されているのだろうなと思う。

直接きいたわけではないが、カットの相談ではトリートメントやヘッドスパなどカットプラスαを必ずすすめられるし、トリートメントをしてもらうことにするとあなたの地肌に適したケアなどといっておうちでもできるヘアケア製品を勧められる。これは給与や人事に反映される仕組みになっているのだろうなと感じざるを得ない。

ただ美容師さん、アシスタントさんも単に「いいですよー」といって勧めるのではなく、科学的根拠に基づき説明してくれるので、話は納得できるような仕組みになっている。結局、買わないんですが、アシスタントの人もよく勉強しているなぁと思わせられる。

ノルマやインセンティブの仕組みを取り入れて、美容師さんたちがきちんと顧客に説明できるようなヘアケアや商品に対する研修を受けているから、こういう大型店は儲かるのだろうなぁと思った。地元にあるようなサロンとはちょっと違うからね。

最近の美容師には、デザイナー的能力だけじゃだめなんだね。マネージメント力や設けるための力もないと上には上がれないし、自分の店も出せないのね。