岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

韓国行きが・・・

2007年07月31日 | Weblog
9月に家族で韓国に行く予定にしており,チケットも購入済であった.そんな折に夫から「研修と重なってしまった・・・旅行にいけない・・・」との連絡が.

今年一番のショックであった.たは(笑)仕方ないけれどもすごく残念です.

結局,私独りで行くことになりました.行くんかいっ!?って突込みが入りそうだけど,私は国際会議での発表があるので,一人で行ってきます.りっくんとはじめて離れる旅になりそう.どうなるかな.さみしいよぉーーー(あ,夫ともね.)

先生方へのICT利用紹介

2007年07月31日 | Weblog
いま,秋学期からの活用を目指して,大学の先生方にICTの紹介をしてまわっている.その流れはこんな具合だ.

1)MOODLE,XOOPS,OPENPNE,WIKIの4つのソフトを活用した授業実践例を紹介させていただく

2)先生の授業の様子を伺いながら,どういう使い方ができそうかを一緒に考えてみる

3)適しているソフトを提案させていただき,使って見られませんか??その場合にはこんな風に支援させていただきます.という風におすすめしてみる.

まるでFDの営業部隊だ.いやーゼロックスでの経験がいかされてますわ.感謝感謝!(笑)

先生方の反応はすごくよくて,使ってみたい.ぜひはやく準備してくださいと言ってもらっている.そういう先生方を対象にしているから反応がよいのだとは思うが.でも,こういう先生方はいままでやりたかったけど,そういう技術や支援がなかったのでICTを用いた授業を実践できなかった先生方である.その先生方に支援ができることは意味があると思っている.

先生方の期待にこたえられるようにサーバーの領域をあけてもらい,ソフトをインストールしていろいろと触ってもらいたい.それをするためにはいろいろな根回しがいる.あぁーうまくいきますように!

先生への授業支援の支援体制ヒアリング

2007年07月31日 | Weblog
春学期に授業支援を受けられた先生方を中心にヒアリングをしている.授業支援の支援体制を評価するためである.まだ2名の先生方にしか実施していないが・・・おおむね助かっているというお言葉をいただいているが,ここまでしてもらえるともっとうれしいというお気持もおありになられる.

いまはトライアルでできるだけ対応したいと考えて,実施しているが,ニーズが増えていったとき,どこまで支援を実施できるのかを検討しないといけないな.

マーケティングの道へのスカウト!?

2007年07月31日 | Weblog
授業支援の業務の関係で,いろんな先生に接することが多くなり,S先生と親しくなった.S先生は学生と接する態度や学生がいつも研究室で何か作業しているところなんかが,K保田先生と似ている.とてもすばらしい先生です.

そのS先生に私が企業で勤めていた経験を話すと「マーケティングをしたらよかったのに!」とS先生の分野にお誘い??を受けました(笑).そっちのほうが就職あったろか.あはは.

SAのコンピテンシー制度ワークショップ

2007年07月31日 | Weblog
SA制度にコンピテンシー制度を導入することにした.私たちアドバイザーがその制度を考えるのではなく,実際に業務に接しているSAに参加してもらいSAがどういった力を育成すべきか自ら検討してもらうためにワークショップ形式を取り入れた.

KJ法とブレインストーミングを使ってやるのだが,まず「機材設置」とか「コピー依頼」とかいくつかのある場面を設定し,それに対する業務対応をあげてもらう.

そして,その業務対応で必要となる能力をあげていく.その後,必要となる能力を段階別にわけていくというものである.

SAさんはボランティアで集まってくれ,あれやこれやと議論をしながら能力をあげるところまで済ませた.明日はグループ別に挙げた能力をひとつにしてみて,段階別に分けていく.他のグループでどういう意見が出ているのかをみなで共有できるのも楽しみである.

ブログの読者が本町で増加!?

2007年07月28日 | Weblog
先日夫から言われた「俺の会社の人たちって結構千晶のブログ見てたりするねん」どうやら私が夫のことをあれこれとブログに書いているので,それが口コミで伝わり夫の会社の方たちが私のブログをたまにのぞいてくれているらしい.

「夫でブログに検索をかけたりしているから,あんまり変なことは書いてくれるな.藤原ノリカのこととか言われたときはめっちゃ恥ずかしかった」といっていた.

そんなことをいわれちゃね,私はますます張り切って夫のかわいいところを紹介しちゃわなきゃと思ってしまう.うふ.がんばります♪


チュッチュチュブリラチュブリララー

2007年07月27日 | Weblog
お風呂を掃除してたとき洗面所にいるりっくんがなぜか静か.おかしいと思い見てみると,なんとりっくんがアクアフレッシュ(歯磨き粉)をチュッチュチュブリラチュブリララーしているではないですかっ!!!慌てて取り上げたけど,おいしかったんかな?

夫,歯磨き粉出しっぱなしはやめてください.

保育園での学びと幼稚園での学びの違い 状況に埋め込まれた学習

2007年07月25日 | Weblog
最近,保育園での息子の様子と自分が幼稚園で過ごしたときを比較していて思うことがある.それは保育園での学びは状況に埋め込まれた学習に近く,幼稚園での学びは教授理論に沿ったような学びに近いように思う.

例えば,数の数え方.幼稚園のときは,猫や犬が描かれているイラストやカードを使って学んだ気がする.保育園の場合は,園児は園生活の一部で数の数え方を自然と学んでいる.

たとえばブロック遊びなどをするとき,先生はブロックがたくさんはいってるダンボールを準備する.これを「はい,どうぞ」と渡すと取り合いになるので,こどもたちは一度壁に一列に並ぶ.そして,みんなで10を数える.10を数え終わったらダンボールにあるブロックを使って遊んでいい.

先日,りっくんをむかえにいくとちょうど10をみなで数えているところだった.家では数を数えていなかったりっくんがみなといっしょに,「いーち,にー,」という具合に数を数えているではないか!めためた驚きました.

他にも時計の見方も保育園と幼稚園ではずいぶんと違うように思った.幼稚園の場合(私の時はね)ひとりひとりに教材として渡された時計の文字を移動させて,先生が「これ何時かな?」という具合に時間を聞いて,園児はそれに答えるという具合.

何で私がこの状況をいまだにはっきりと覚えているかというと,そのときは時計の見方が全く分からなくて,私に当たらないようにーーーと心の中で強く思っていたからである.(笑)当時の私には時間の概念は特に必要なかった.先生が時間を管理していて,私は先生に誘導されてバスに乗り家に帰るだけ.

一方保育園はというと,,,園児たちは何時に母親が迎えにくるのかということをよく知っている.母親も今日は何時になるからね見たいなかたちで子どもたちに時間を伝えている.保育園児は時間にシビアなのだ.

早くおうちに帰りたい!早くママに会いたい!と思っているので,教室にある時計をかなりの具合でチェックしているものと思われる.さすがにりっくんはまだそこまではいっていないが,保育園児は結構な割合で時計の見方を学んでいるのではないかと思う.

保育園と幼稚園の学びの違い,自分の経験を元に書いてみたまでですが,どうでしょう?

りっくん,全国一斉学力テストを受けました!?

2007年07月24日 | Weblog
1歳半になると市から一歳半健診のお知らせが届く.これまでのように体重測定や問診に加えて,発達の度合いを見るためにいくつかのテストが行われる.

1)小さな積み木を5つ渡されて,その積み木をつめるかを確認する

2)まる,さんかく,四角のかたちに穴の開いたプレートが机の上に置かれ,こどもには丸い穴にちょうどあてはまる丸い木型が渡される.最初に,保健士さんがお手本を見せて,こどもはそれをまねする.一度できると今度は,プレートの順番を買えて場所を変えてもそれが達成できるかということを試される

3)1枚の用紙にフランス人形,はさみ,茶碗,犬,車(後ひとつ忘れた)のイラストが書かれている用紙を見せられる.保健士さんからは「犬はどれ?」「はさみは?」のような具合に聞かれて,こどもは聞かれたものを指差すということを試される.

発達の度合いが平均かということを見るために行われているのであるが,実際保健センターでのママ同士の話し合いを聞いていると,まるで子どもが受ける初めての学力試験みたいな感覚を持ち合わせているようだった.「うちの子はちゃんとできるかしら・・・」「あらかじめ問題を聞いていたのでちょっとやらせてきたんだけど・・・」

結果,できてもできなくてもこどもは育つのだけれど,こういう試験をするとできる,できないがはっきりするので,親には自分の子と他人の子の違いがはっきり伝わる.当然,親はその出来を気にして・・・できた親は大喜び,できなかった親はまぁ仕方ないかと思いつつもやっぱり気になってできた子に対してちょっとした劣等感を感じちゃう.そんな状況だった.

発達の度合いを調べる調査だと思いつつ,私もりっくんが初めての学力テストを受けたような感覚だった.(笑)ちなみにりっくんは1,2は簡単にクリアしたけれど,3ははさみ・茶碗・フランス人形を答えられずで,また2歳半健診のときに同じ問題しますねといわれました!

また「この発達を確認するテスト,なんだかおかしいところがある!」との声が親同士で結構話されていた.「うちの子は男の子なのに,フランス人形を見せられても・・・人形なんて教えてないし.」「はさみなんて危ないから渡してないもの・・・」とか言う具合.確かにこれは分かる.うちもそうといえばそうだ.その子の生活や興味によって答えられるものは限られている.

このテストはイラストが何を指すのかを言える力よりも,第三者が質問をしてそれに答えられるのかということを試しているようである.たとえそうであっても,興味のあるものを見せられるのとそうでないのでは子どもの反応はずいぶんと違うであろう.このテストどうやら何年も修正・改善されていないようである.それでええんかな.