あとがきに目をやった途端、目から溢れ出るものがありました。
不思議ですが、そこには、見たことも会ったこともなかったのに、新聞で書名を見て懐かしさのようなもので涙が溢れて30分も止まらなかったと書かれていました。
その不思議な縁を持った二人の対談の本です。
スピリチュアルでオカルト的
そのあとがきの主、世界的な数理物理学者の保江先生の著作について、以前、ぶっ飛びで信じられないような内容の本を読んだと書いたところ、保江先生の講演が素晴らしかったよとお話してくださった方がありました。
その方に、その本のことや講演会があったら是非聞きに行きたいものだ、って話したら、その本にも名前が出ていて興味津々だった、東大医学部教授の矢作先生との対談「ありのままで生きる~天と人をつなぐ法則」の一読を勧められました。
お二人のお話は、ある意味とてもスピリチュアルで、オカルト的なんですが、そもそもオカルトとは、「隠されたもの」が語源だそうです。
それが、一つ一つ科学で説き明かされてきてはいるけれど、今でも圧倒的に隠されたものが多いんですよね。それを認めるのかどうか。人としての真摯さがその辺りを分けるのかも、なんて思えてしまうのはお二人の人間性、人柄かも知れません。
例えば医療では
そもそも、日本には八百万の神という位に、あらゆる隠されたものに対して畏敬の念を持つ民族だったはずなのに、例えば、矢作先生の専門の医学においては西洋医学一辺倒。
アメリカでもヨーロッパでも科学的根拠を示すのが困難な治療法を遥かに柔軟に、例えば、スピリチュアル・ヒーリング等も幅広く医療に取り入れています。
今、これだけ困難な時代ですから、人の気持ちでさえ説き明かせない科学一辺倒では、人の幸せの実現や明るい社会を創造していくことはできないのでは、って思えます。
保江先生は、活人術として10の教えを提唱していらっしゃいますが、その10番目は“あるがまま”とのこと。
最近、自我や我欲から離れた生き方をしたいものだと思っていますが、それは、目の前の物や事、そして人をあるがままに受け入れること何だろうと思っています。でも簡単ではないなあ(^^;;
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