ウィーンの裏通りを歩く、というのが今回の旅の最大テーマでしたが、、、
ホテルが想定外の(事前調査全くなし💦)旧市街地からはトラムで15分位の場所だったことや、体調を崩したころともあり、まあ、来世かな?
ゴッド・ハンド!
それにしても、バスの運転手さん、よもやあんな場所に乗り入れ、その神業を披露頂くとは(@@
その運転手さん、会食会場に少しでも近くと、狭~い三叉路に乗り入れ、その三叉路で10回は切り返したんじゃないかな?
僕はいつも一番前の席なので、思わず目を覆う場面が何回も、いや、ウィーンには住めないなぁと思ったものでした。
ウィーンの森
さて、そんなウィーンで期待していたものの一つがウィーンの森、あっ、あの美味しいモンブランではなくて、、、森の植生や森の再生力。
残念ながら、森を間近で写真に収めることができず、アウトバーンから。
あのドイツの黒い森、グリムやマルティン・ルターが生きた時代って、ほぼ禿山だったと言われていて、近年の植林であの姿に、だから、木を一本だって切っちゃいけない森なんですね。
ヨーロッパって、夏の降雨はほんの少し、雨は冬のものだとか。
だから、地中海沿岸にしてもイギリスなどにしても森はとっても貧弱で禿山が広がる。
だから、再生力がとても弱く、麦類の畑作や牧畜に供してしまうと容易に森に戻らないとか、そんな中で45Km×30Kmを占有するウィーンの森は貴重。
王家の狩場だった森は、150年も前に開発の反対運動のお陰で、原生林に近いとのことでしたが、素人の僕の目にさえ再生力がなさそうに見えました。
そして、家畜はいないし麦畑でもないのに草地が広がっているのは?聞いてみると、2年に1回牧草を刈るのだとか、家畜は全部牧舎の中、環境を汚すから放牧はダメ!
食肉生産による水の消費は莫大、それが、人の飲料水確保をどんどん難しくしていて、日本の水源売却ってそこに直結している。
美味しい乳製品やハム類、ある意味では、自分たちの首を絞め続けている?
日本の森は緑の宝石
開発が進んでいますが、そういう意味では日本の森ってとても貴重で、緑の宝石に例えられるかもしれませんね。
そうそう、ホテルの夕食で出たお魚料理、川魚のようでしたが、あまりにひどい味、お魚に旨味が全くない💦💦森からの栄養塩類の流入があんな味を作る?
我が国の海洋資源って、とても恵まれていますが、いつまで?と思ってしまいます。