いけずご王国の行事“タケノコ取りとソーメン流し”を6月5日に決めました。
まだ2週間程あるけれど、タケノコはどうなんだろうと(まさか生え始めていることはないだろう)山裾に様子見に行ってきました。
まだまだ生える気配なし、と安心しましたが山道の三つ葉の群落、僕の畑の脇もそうですが、今年はやけに葉っぱがでかい!何でだろう?
途中の色づき始めた桑の実も、行事の時には濃い紫色の実が熟しているのかな?
でも、今の子どもたち、美味しいものをたくさん食べているから?全くと言っていいほど興味を示さない。
僕の子どものころ、みんなが口の回りを紫色にして貪るように食べたものですが、、、
ウクライナ戦争の推移は?
さて、いつも独自の切り口で、国際ニュースの解説を配信している田中宇、最近はウクライナ問題に関するものが多いのですが、少し前、いつものように!!という解説を配信していました。
冒頭部分を紹介しますね。
ウクライナ戦争は、開戦から3か月近くが過ぎた今、ロシア側(非米側)の勝ち、米国側の自滅的敗北で推移している。
米国側がロシアからの石油ガス資源類の輸入を止め、SWIFT追放などロシアを米国中心の世界経済から完全に排除することでロシア経済を潰すはずだった対露経済制裁は、逆に、欧州諸国など米国側に石油ガス不足など経済の大打撃を引き起こす自滅策になっている。
資源類の国際価格の高騰を受け、ロシア経済はむしろ好調になっている。
対露経済制裁が米国側を自滅させることは事前にわかっていたが、米国側の諸政府やマスコミ権威筋はそれを全く無視して過激で無謀な対露制裁に突っ走り、予定通り自滅している。
米国側の人々や政治家がマスコミに扇動されて対露制裁を強めるほど、米国側の人々自身の生活が破壊されていく自業自得になっている。
政府の発表や見解、マスコミ報道とは全く違っています。
どちらが正しいとか、そういうことは脇に置き、一つの出来事にも様々な見方があるということを知っておくことが大切なのかもしれません。
あっ、この続きを読みたい方は米諜報界を乗っ取って覇権を自滅させて世界を多極化 (tanakanews.com)をご覧ください。
中国の王化思想
このニュース解説が配信された後、内田樹の「街場の中国論」を読み終わりました。
発行は2007年ですから、15年たつのに、全く色褪せていません。
内田樹、いつも世間(マスコミなど)の見方とは違う切り口で、目から鱗の理路を示してくれます。
そりゃそうだ!世間受けしないからTVなどに登場することはまずない。
この本で一番の目から鱗は、中国の王化思想、そうか!そういうことだったのか、だったら例えばガス田や尖閣問題、台湾問題も理解できる。
日中平和条約締結の時、周恩来首相は日本に戦後補償を一切求めなかった。
「中国の国民も日本の国民も共に軍国主義の被害者」というロジックでしたが、反対の立場だったら全くありえなかった、本当に驚きでした。
14.5億の民、多数の異民族を抱えながらも国をまとめているかも。
単一民族で島国の日本には想像を絶することかもしれませんね。
時間軸も全く違う大陸的な、というよりある意味凄い中華思想(王化思想)、少しでも理解しようとする意識が日中関係を前進させるのかなあ?
興味のある方は「街場の中国論」、お薦めですよ。
ウクライナも、マスコミ報道だけを鵜吞みにしないほうがいい、と思えるかも。