いよいよ明後日は、「古典日本髪で霜月の千鳥城を楽しむ会」の本番です。
今日はその準備などでバタバタ、日がな一日。
一つは、古典日本髪を結い、時代の衣装で着飾って頂くモデルさんにお持ちいただく手持ち行燈に、モデルさんの髪型がわかるようにと半紙に書いて張る作業なども。
監修頂く先生から原稿を頂きましたが、当然、当用漢字にはなく、しかも、普段使わない漢字がたくさん登場する、江戸時代の髪型だから当然とはいえ、、、
例えば、髱、鬢、髷などなど、余ほど興味がないと読めない文字がたくさん。
こんなところでも、私たちが如何に固有の文化や伝統を捨て去ってきたのか、今さらながら思い知らされるように思います。
捨てていいもの、捨てちゃいけないもの、あるんだろうなあと思いますが、ある意味十把一絡げで猫も杓子も状態かな?
伝統文化に触れる活動、所作を含め各種の道が付くお稽古しかり、古典日本髪や着物の文化しかり、建築などに関わる技術しかり、、、右肩上がり経済に、人としての意識を高めさせない働きに俟ち合わないかもですね。
ついつい脱線、このようなイベントでモデルさんの髪型を知らせる持ち物、団扇とかいろんな意見がありましたが、水燈路を行う松江だから灯篭にしたら?と。
いろいろ探して行きついたところが手持ちの行燈。
ただ、智頭の杉と因州和紙というのがちょっぴり残念ですし、昼間の行事ゆえに、灯が入らないのも趣に欠けるかもですが、、、
もう23日の明後日は本番!あっという間にやってきたという感じですが、支える側も楽しませてもらおうと思っています。