goo blog サービス終了のお知らせ 

見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

かなりお寒い話かなあ

2017-04-25 20:23:35 | 食育

 行政の世界では、あり得んし!と思うようなことも起こるものなんですよね。

 先日、学校給食と子どもの健康を考える会の坂本さんから相談があるんですが、との電話がありました。
 7月15日、米子で幕内秀夫さんの講演会「子どもの力を伸ばす粗食ごはん」があるのですが、米子市教育委員会に後援依頼を出していたけど、政策的に合わないからと却下されたというのです。
 普通、行政が一度決めたら覆ることはありませんよ、と話して終わったのですが、、、

お寒い話かなあ
 松江でも4月13日に同じタイトルの講演会が開催されましたが、子どもの体力向上!学力向上!のためにはどんな食生活がいいのか?という内容で、簡単!時短!節約!でも十二分に子どもは育つ。お母さん方があれこれ考えてしまいがちな子どもの食生活の悩みを一気に解消すると言っても過言ではない。
 さらに、食生活の乱れで、集中力がない、飽きっぽい、持続性がない、疲労感、倦怠感などを持つ子どもが増えているが、食生活が変わると劇的に変わる。だから、体力・学力も変わるんですよと。
 それには、ジュースや甘いお菓子ではなくて、ご飯やお芋を主食の中心、間食の中心にも据えるといい。あれこれ難しく考えずに、昔からの家庭料理を食べると健全な子どもが育つ!という内容なんですが。

 この話のどこが政策的に合わないのか?不思議だよなあと思います。
 かつて、米子の学校給食はひどい!と「変な給食」の本か何かで取り上げられたことがあったらしいと聞いたことがありますが、まさかそんなことの意趣返しをこの機会に、ということでもないでしょうけどね。
 周辺自治体で幕内さんの講演会の後援依頼を却下、何て聞いたこともなく、僕的にはとてもお寒い話かなあ。

ワクワクします!
 話は変わって日常に戻り、今日も一日畑仕事。まずは、生姜の植え付け準備の草刈り。
 雨が降るという予報もあり、カボチャ苗の植え付け、残っていた枝豆の種を蒔きました。
 それにしても絶妙のタイミング。マーケットのお弁当で昨日の場所でお昼。休憩もそこそこに畑に着いたとたんにかなりの雷雨。メールしてたら止んだので、急いで枝豆の種蒔き。終わったとたんに雷雨。スゲッ!


 あっ、今年からもっとやる羽目になった叔父の畑。
 増えたところに里芋を植え付け、ゴボウの種を蒔きましたが、なかなか芽が出ないと思っていたら今日、これ、ゴボウじゃないですか?ゴボウの双葉、初めて見ることになりそうですヽ(^o^)丿
 もう一つ嬉しい!ズッキーニ。
 今年は4種類作る予定で、先日ポットに種蒔き。一斉に双葉が顔をのぞかせました。ワクワクします!


目指せ、葉っぱで拭けるうんち!

2017-04-13 21:30:12 | 食育

 幕内秀夫さんの講演会「子どもを伸ばす粗食ごはん」のお手伝いをさせていただきました。
 講演会では今日も、幕内節がさく裂(*^^*)
 受けますよね~~うんちの話とか(^^;;

 僕的には、紙を使って拭くようになったのは最近との話。
 でも、世界で紙を使うのは1/3、だったっけ?
 ブータンでは指だとか。だから、食事は右手しか使わない。
 砂というところもあるけど、それはパウダー状の砂だとか。僕らの周りにある砂、想像しただけでもかなり来ますね(^^;;

やはり、ミズブキでしょう
 今、日本で紙を使わずにというのは、ウォシュレットに完全依存している人の中にはあるかも知れまいけど、それでも最後に紙を使うってのが多いんじゃあありませんかね?
 で、僕なんかも子どもの頃は紙ではあったけど新聞紙でしたね。その後、新聞を再生したような色の黒いそれ用の紙になったのは、小学校の高学年になった頃だったのかなあ?

 そうそう、紙を使う前、日本では何を使っていたのか?縄をぶら下げてあるところもあったようですが、圧倒的に多かったのは?想像つきますよね。そう、葉っぱだったそうです。
 じゃあ、何の葉っぱを使用したのか、さまざまな葉っぱを想像してみますが、これしかないだろう!と思えるのはフキですね。
 会場からはヤマブキ!とかの声も出たけど、こわごわしてちょっぴり辛そう。やはり、ミズブキでしょう(*^^*)ただ、生だとやばい。穴が開いちゃったり。少し乾かしてから使ったらしい。シンナリしますからね。そう!お尻を拭くのに使ったから、フキと言われるようになった、これ本当?

目指せ、葉っぱで拭けるうんち!
 何でこんな話になったのか?
 食生活の乱れで、集中力がない、飽きっぽい、持続性がない、疲労感、倦怠感などを持つ子どもが増えているが、食生活が変わると劇的に変わる。
 それは「便り」でわかると。良い食生活は、便が立派、早い、いきまない、匂わない、お尻が汚れない、あまり紙を使わないというのです。ここです!お尻が汚れないから、指でも、縄でも、葉っぱでも可能だったんですね(≧▽≦)
 目指せ!葉っぱで拭けるうんち (^_-)-☆


ご飯を主役に
 あっ、今日の最も大切だなあと思ったのは、「脳は大食漢」という話。
 食事で頭が劇的に良くなることはない、かもしれないけれど、食生活が変わると子どもが劇的に変わる。
 脳の重量は、体重の2%しかないけど、消費熱量の20%を使うというのです。そして、脳の熱量源は砂糖ではなくゆっくり燃やせる「ブドウ糖」だと言うんです。

 主な「ブドウ糖」の供給源は穀類やイモ類なんですね。
 で、ブドウ糖の供給源はでんぷんですが、消化吸収が緩やか。反対に砂糖は吸収がとても速い、けれど、持続しない。もっと早いのは、ジュースやケーキなどに使われる異性果糖なんです。急激に効くけど一瞬で終わる。
 だから?そう、ジュースや甘いお菓子ではなくて、ご飯やお芋を主食の中心、間食の中心にも据えるといいんですね。あれこれ難しく考えずに、昔からの家庭料理を食べると健全な子どもが育つ!のだろうと思います。

 まだまだ面白い話がてんこ盛りだけど、機会があれば改めて(*^^*)


今年初ワイワイサロンはヨガ体験

2017-01-17 16:21:40 | 食育

 行きたいところは、パラレルワールド!
 これに刺激を受けて、僕は、行きたいところは宇宙の創生の時って(*^^*)

 今日は、今年度最後(のつもり)、2017年最初の“ワイワイサロン”を開催。
 今回の講師は、臨床心理士でヨガの先生、そして僧侶。えっ!楽健の師範という肩書まで!いったい、いくつの顔があるのでしょうか(*^^*)という土江先生。
 みんなでヨガ入門で体の鍛錬。と言うところまではいきませんが、自分の体の意識する貴重な機会。


 知っていましたが、ここまで柔軟性のない体なんだ!と自覚。まるでコンクリート構造体ですは。
 というのと、昨夜注ぎ込んでどこかにため込んでいたのが、体を動かしたために血液中に出てきたのでしょうか?気分が悪くなって(>< 体調管理は大切ですね。


 ヨガ体験の後は、みんなで持ち寄ったものでランチ。いやあ~~美味い。皆さん料理上手でこれだけでもすごい価値でした(*^^*)
 冒頭の2行は、自己紹介で名前に行きたいところを添えようと。いろんな行きたいところがあるんですね、面白いです。金箔を巻いたソフトクリームを食べに金沢に、縄文時代に、ごく普通にハワイに、末の子がアンパンマンが好きでアンパンマンミュージアムに、地球に来る前にいた星に、などなど、、、 


ベジはおおらかに(*^^*)

2016-09-08 23:21:23 | 食育
 食の意識が体を変え、心も変える。そして、それは地球も喜ぶことになる!
 いいことづくめとも思えるベジミートを使ったお料理教室、2回目となる「ベジ会」を津田公民館で開催。


 講師の先生は、ベジマイスターの資格を持つ東京の美容研究家、中山さん。
 彼女は、お客様にステキな髪で喜んでもらいたい、その基本は健康な体から。それはステキな心をつくる、という思いで活動していらっしゃいます。

 
大豆を主原料としたベジハムタンドリーチキン、これ、本当に行けるんですよね。
 そして、ベジミートとカシューナッツの中華風うま煮。ベジミートがほぼ鳥の唐揚げ!また、甘酒とカボチャプリン。カラメルづくりが少し難航しましたが、それは未熟な生徒のご愛敬。
 その他、季節のお野菜たっぷりのピザ、薄切りベジハムに味噌麹を塗り、大葉ならぬサツマイモの葉を乗せて巻き、芋づるで結わえてからのフライ!これ、病みつきになりそう


 手元を見ていると、さすがに経験豊富!と思える女性陣が、中山先生のご指導でテキパキ、和気あいあいに。で、次々に出来上がるお料理の数々。
 書いたものの他にも、サラダやぬか漬け、そして、中山さんの所望で、玉ねぎの代わりに茄子とカボチャの擂りおろしでトマトベースのベジカレーを参加者に作って来ていただき・・・
 おっと、肝心なご飯は寝かせ玄米(発酵発芽玄米)、美味いんですよね。


 何でベジにこだわるのか、今のお肉って、ある意味薬漬け、そして、日本人の腸はお肉向きじゃない。
 それに家畜のゲップ(メタンガス)って、温室効果ガス係数は二酸化炭素の21倍、家畜の糞を発生源とする一酸化二窒素は310倍なんだとか。そのうえ、牛肉1キロ生産に11キロの穀物が必要。豚肉は1キロに7キロ、鶏肉は1キロに4キロ。
 中山さんは、1週間に一度でもお肉をやめる日を作るものいいかもしれませんねと。

 あと、玉ネギ、ねぎ、にんにく、ニラ、ラッキョウ、アサツキは他の野菜に比べ陰性の気が強く、お肉やお魚と一緒に。一緒じゃない時は不要だって。毒消しの役割を果たすってことなんですね。
 そう言えば、鴨が葱背負ってくる、南蛮漬けには玉ねぎがとか、日本食はうまくできている。
 ただ、ストイックにお肉やお魚を取らなというのではなく、おおらかに食を楽しむのがベジタリアンだと。

こんなことなら飲みたかった(^^;; ~幕内先生の奥深の秘密

2016-07-04 00:39:18 | 食育

 いやあ、面白い!「粗食のすすめ」などで著名な幕内秀夫さんって、半端なく奥深で面白い方です。
 そうでなきゃ、あれだけ沢山の本を出版できないよなあって。
 しかも、えっ、そんなところでそんな人につながる!

 今日は、浜田で幕内秀夫さんの講演会「じょうぶな子どもをつくる基本食」が開催され、お呼びがかかってお手伝いさせていただきました。
 お手伝い、お手伝いは大したことをさせていただいたわけではありませんが、浜田への行きには「学校給食と子どもの健康を考える会島根支部」代表の坂本さんと、帰りには講師の幕内さんと坂本さんと懇談しながらの道中は、なんとも貴重なお話を聞かせていただける絶好の機会でした。
 そう言えば、今年に入って講演会のお手伝いは、木次、平田に続いて三度目、講演を聞くのは6回目。

へえ!真弓先生に聞きたいんだ
 さて今日は、道中と食事中のお話から。冒頭のそんな人につながる!薬を出さない、注射と検査をしない小児科医、真弓定夫先生がその一人なんですね。
 真弓先生は、子どもの発達を考える会でお世話になっている田中路子さんに紹介いただき、6畳間ほどの診療所を訪ねたことがありますし、知人でお嬢さんをよく知る方もあります。
 幕内さん曰く、自分は社会に阿りながら活動をしているけれど、真弓先生は理想主義者でそれを貫いていらっしゃる。と言っておられたのですが、見据える先は同じなんだろうって。

 その真弓先生に聞いてみたいことがあると幕内さん。
 真弓先生って、真弓医院の養子さんだそうですが、かつての日本社会のパトロンは、貧しい家庭の優秀な子どもを養子として迎えて育てるという奥深な文化があったんですね。真弓先生はそんな神童だった。
 古今の武将など、一族の長たちは、幼くして生みの母と離されて乳母に育てられた。そして、必要とあらば、一族の発展のために肉親の情を離れて親兄弟を殺した。それをどう思うかと。

世界一周の船旅、しかも、ピースボートで!
 もう一つ、20年ほど前、家族3人で世界一周の船旅をした。3ヵ月かけて!
 家族の2人が先行し、ご本人はひと月遅れで合流したと仰っていましたが、万やむを得ず一本だけ仕事をしたけれど、あとは時間を買った旅だった。しかも聞けば、ピースボートの船旅。
 ピースボートの船旅といえば、古市憲寿が院生の時、若者の「コミュニティ」というテーマの社会学的研究のために乗り込んだその報告書「希望難民ご一行様」という僕にとっての衝撃の一書。

 この本のお陰で、他の古市憲寿の本なども通しながら、今時の若者から見た社会の一断面を考えるようになったのですが、そのお陰で、この話題で話がどんどん弾みました。
 で、ピースボートの船旅の中で、一切の勉強会や研修会、講演会などに参加することなく、酒を飲みながらの読書三昧の2か月の日々を過ごす人もいるんだ!って。それ、やはり幕内さんらしい(^^

幕内先生の奥深の秘密
 僕の本の読み方は、仕事を離れたので、少し幅広くなりましたが、相変わらず小説は読まず(読めず?)、気になるテーマの本を読むって感じ。
 幕内さんも一時はそうだったけど、今は、まったく違うテーマをA,B,C,D・・・と一冊づつ順繰りに読むんだとか。しかも、速読ではなく、何時間でも集中して読み進む。
 これって、すごい数の本を出し続ける幕内さんだから当然かも。その上に、すごい現場主義者。例えば、ホテルの朝食。職業柄もあるにしても、すごいこだわりと事前のリサーチ。
 講演会のさらっとした何気なさそうな話も、奥が深いのですが、ここにもその秘密がありそうです。自ら発達障害とおっしゃっていますが、いわゆるアスペルガーそのものかも。類いまれな力をお持ちです。

 帰り、幕内さんお気に入りの某橋本食堂で夕食に付き合いましたが、運転手のお役目と飲まない坂本さんのことも考えて、飲まずに2時間余。う~~む、こんなことなら飲みたかった。
 自分も飲んでのこんな話なら、どんなに遅くまででも付き合うんだけどなぁ(^^;;
 先生、そろそろ切り上げませんか、って思わず言っちゃいました(*^^*)