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見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

今年の夏は?

2023-04-03 21:05:42 | 日記

あれっ!?ドウダンツツジの花芽が白くなってきている!と気付いたのは昨日。
いつものDKから見てのことですが、今日、新庄で一番日当たりの良い場所に行くと、な、な、なんと、もう咲き始めているではありませんか(@@


なんとまあ、草木は皆さん急ぎに急いでいる感じ。
ツツジって、桜が散ってからと咲き始めるのだそうですが、ヤマツツジの写真をUPしましたよね、、その上ドウダンツツジ。
東京の方から、藤が咲き始めたよって(^^;;
今年の夏は、去年以上の酷暑になるのでしょうか?いやだなあ、、、

そんな中ですが、自然は厳しくもあり美しい。
先日は、ショウビタキのツガイ?が付かず離れず、裏庭の木々を飛び回っていました。
油断して、虎視眈々の猫などの餌食にならないでくれよ~~(^^

散り始めているピンクのコブシ、茶色になった花びらはうら寂しくもありますが、夕陽に照らされて染まったさまが美しいこと。
ここ新庄の地でも、次々に春のページェントが演じられています。




よく働いた一日

2023-02-21 19:59:28 | 日記

朝、目が覚めて外を見ると薄っすらと雪化粧、しばらくすると、こんなに!?というほど降り始めました(><)
一時でしたので、お昼前には完全に消えましたが、早春の便りがあちこちから届いている中ですから、ちょっとびっくり。
でも、立春が過ぎたとはいえ、2月半ばを過ぎたばかり、まだまだこれからかも。


そんな今日は竹細工教室、少人数でしたから参加した方は先生を独占状態(*^^*)
僕はと言えば、前回途中だった花籠を完成させるので手いっぱい。
もっとも、手違いでできていなかった麹のため、味噌づくりは明後日に順延、今日はその麴ができていて持ち帰って袋から出して広げる作業などあれこれでしたから。

また、丸鋸では歯が立たない口径の大きい丸太をチェーンソーで切断、鉞をふるって薪割。
今晩からの筋肉痛がちょっぴり心配ですが、金太郎よろしく、よく働いた一日だったかも(*^^*)


お天気に恵まれて、、、

2023-01-21 18:59:20 | 日記

朝、白いものがチラチラしましたが、いいお天気に恵まれましたね。
お陰で、久しぶりに思い切って洗濯物が干せ、溜まっていた布団のカバーなどが一掃できました、片付くって、嬉しいですよね。
その代わりというのか、洗濯機は5回転(@@ で、自分的には最高の稼働かな?

その間、そそくさと買い物を済ませたり、竹細工の先生が節間の長い竹が欲しいねと仰っていたと聞き、その竹の調達にも出向きました。
節間の長い竹の目星は付けていましたが、存外にあったかな?
てなことでしたから、社叢の竹の整理なども少しだけ。


午後から常備食づくりもちょこちょこっと、洗濯物の取り込みも終えて、古典日本髪で街歩き@大社神門通りのチラシ作り。
ただ、あろうことか、日本髪を結った皆さんの並んだ写真が手元になかった!!ということで完成に至らず、明日に持ち越し(^^;;

今、待ちに待った?まったり夕食の時間、池月の超辛口を燗に付けてちびちびやりながらPCと睨めっこしながらブログを書いています。
facebookに写真だけ載せる、それも有りかな?だけれど、ブログを見てくださる方もおありなのでこちらから。
有り難い!感謝、感謝です。


渡辺京二

2023-01-12 18:24:27 | 日記

時間がない中、そこの予定じゃなかったけど、ここで!と立ち寄った出雲の蕎麦屋。
注文して蕎麦が来るまでの時間、活字!と思って手に取った新聞は“朝日”、これしかなかったのと一面に“口座番号 政府が把握検討”という何ともやるせない記事。
その記事は読まなかったのですが、順次めくっていくと“渡辺京二さんを悼む”という前法政大学学長・田中優子氏の寄稿に目が釘付け。

年末に行った福岡のホテルで手に取った新聞の一面に、渡辺京二さん訃報のニュース。
とても寂しい思いをしながら読みましたので、今日の寄稿も老眼鏡がなかったけどザクッと目を通し、途中で寄ったコンビニで朝日新聞を買い込みました。

僕は氏の著作は「逝きし世の面影」を半分くらい読んだだけですが、三砂ちづるの「女子学生 渡辺京二に会いに行く」で、三砂ちづるの学生に接する姿勢と学生に投げかける渡辺京二さんの愛が溢れる言葉に心が揺さぶられました。
以来、
三砂ちづるは大いに影響を受け続ける大学の先生であり、思想家・渡辺京二は魂に住み続けている偉大な大先達です。

田中優子氏もこれからの時代を生きる上で、著作を通してとても感銘を受けた方ですから、電気ショックのような、、、
それが、普段新聞は読まない生活なのに、節目とも言える大切なタイミングで出会うとは。
早速、「バテレンの世紀」「黒船前夜」を買い、
「逝きし世の面影」とともに読まねば。

田中氏との対談を前にした講演で「人間は土地に結びついている。土地に印をつけている存在である。死んだ人間の思いと繋がっている」と語られたのだと。
田中さんはこの言葉を胸に刻んでいると書いていますが、多くの国民が、このアンカーが切れて浮草のように浮遊すると思える現代、ここが今の日本の抱える様々な問題の根っこなのかもと感じました。



越境する出雲学

2022-12-27 19:45:39 | 日記

出雲市出身、「越境する出雲学」の著者・岡本雅亨先生に会いに行ってきました。

先生のこの著書、全国に残る出雲の地名や出雲関係の神社に関するフィールドワークを重ね、出雲の人たちがどう全国に広がっていったのかが書かれています。
その足跡と資料をあたる姿勢は本当にすごい!、舌を巻く思いがしたので、ぜひ直接お話を伺いたいと訪ねました。
決して、僕が抱いているイメージ通りではありませんが、先生の足跡を辿ってみたいと改めて思いました。

そうそう、先生との古代史に関するお話もですが、大学の先生が感ずる“今どき”の学生像は、ひょっとしたら、想像していた以上に切羽詰まっているのかもしれません。
ある意味お利巧すぎる?だから、絶えずノーリスクを求めている、先生の見る若者像からは時代変革へのエネルギーを感じることはできませんでした。
現実は、僕が感じていた今の若者像以上なのかもしれません。

福岡からの帰り、出雲と深い関係にある宗像神社辺津宮、先生の本にも書かれている出雲神社を中心とする出雲の地名が残る
山口市徳地の地を訪ねました。
この神社、千木は立て削ぎ、そして何より、裏の往古より大切に守られてきた
根回り12.5mの杉の巨木の圧倒的なエネルギーにふれたことが一番の収穫だったかも。
機会があれば、この杉の巨木と生命を通わせるといいかも。