キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

ウンモンテントウ

2010年05月04日 | テントウムシ科

ウンモンテントウ[Anatis halonis]
2010.5.2 札幌市


分布:北海道、本州、四国、九州
体長:7~9㎜


北海道では、低山地でも見られる。

上翅の斑紋や色彩は個体変異が大きいが、

前胸背板のM紋ははっきり出るので判りやすい。


【追記 2010.5.4】

2010.5.4 空知南部


本州では山地で得られ、北海道ではなぜ低地でも得られるのか?

いろいろ調べたら、九州の記録では針葉樹のモミ[Abies firma]で得られたとのこと。
北海道には同じモミ属のトドマツ[Abies sachalinensis]が、割合、平野部にも植林されている。
そこで、今日はトドマツに注目して探してみたら、このとおり撮影できました。
モミ属につくアブラムシが好物なのかな?

林道脇のトドマツをスウィープすると、一度に5頭採れた。
同時にルイステントウもたくさん入る。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (バルキング)
2010-05-03 15:23:09
可愛らしいですね


春って感じがします!

テントウムシが毎年春の訪れを身近に感じさせてくれます!
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Unknown (micromyu)
2010-05-03 20:31:22
カコイイですよね。
しかし私には毎年1回会えるか否かの、あまり個体数を見たことのない種です。
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Unknown (O-jiro)
2010-05-03 21:46:11
バルキングさま

ナミテントウとかナナホシテントウは
暖かくなると良く見ますよね。
でも、本種はそこまで多くないですよ。
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Unknown (O-jiro)
2010-05-03 21:50:20
micromyuさま

こんばんわ。

山形だと山地性なんでしょうか?
北海道では灯火でも度々飛んでくるので、
珍しく感じないテントウです。
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