ウンモンテントウ[Anatis halonis]
2010.5.2 札幌市
分布:北海道、本州、四国、九州
体長:7~9㎜
北海道では、低山地でも見られる。
上翅の斑紋や色彩は個体変異が大きいが、
前胸背板のM紋ははっきり出るので判りやすい。
【追記 2010.5.4】
2010.5.4 空知南部
本州では山地で得られ、北海道ではなぜ低地でも得られるのか?
いろいろ調べたら、九州の記録では針葉樹のモミ[Abies firma]で得られたとのこと。
北海道には同じモミ属のトドマツ[Abies sachalinensis]が、割合、平野部にも植林されている。
そこで、今日はトドマツに注目して探してみたら、このとおり撮影できました。
モミ属につくアブラムシが好物なのかな?
林道脇のトドマツをスウィープすると、一度に5頭採れた。
同時にルイステントウもたくさん入る。
春って感じがします!
テントウムシが毎年春の訪れを身近に感じさせてくれます!
しかし私には毎年1回会えるか否かの、あまり個体数を見たことのない種です。
ナミテントウとかナナホシテントウは
暖かくなると良く見ますよね。
でも、本種はそこまで多くないですよ。
こんばんわ。
山形だと山地性なんでしょうか?
北海道では灯火でも度々飛んでくるので、
珍しく感じないテントウです。