ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

関節は正直:再レベル3Day12

2020-08-23 | 経済・政治・社会
昨日、調子に乗って全治3日
と言っていた壊れかけた股関節。


ストレッチしすぎた上に走った
という問題もあるものの、自分で
もわかっている本当の理由
それは今回2回目のロックダウン。


家に閉じこもっていてうんざり
などという生易しい話ではなく
「このロックダウンは避けられた
もしくはロックダウン以外の
対応があったかもしれない

ということを認めざるをえない
状況になってきたからです。


2年前に関節からのサイン
という記事を書いていましたが
会いたくない人に頻繁に会って
いるうちに脚が痛くて歩けない、
会いに行けないという状況に
陥って、自分でも驚きました。


今回もそれに似た状況で走って
滅入りそうな気を紛らわそう
と自分を胡麻化しているうちに
走れなくなってしまいました。
関節は正直です💦


今回のロックダウンの引き金は
コロナフリー102日目に突然
表面化した感染源不明の
一家4人の感染


3ヵ月以上も市中感染がなかった
以上「ウイルスは海外から持ち
込まれた」と誰もが考える訳で、
メディアの猛烈な追及が始まり
そこで明らかになったのが、
信じがたいほどずさんな現実


現在NZに入国できるのは国民
および永住者とその家族で、
全員に指定ホテルでの14日間
の隔離が義務付けられています。


ところが、空港スタッフや税関
職員、指定ホテルのスタッフは
感染者も含まれる帰国者と直接
接触があるにもかかわらず、
オークランド勤務の約3千人の
3分の2がこれまで一度もPCR
検査を受けてこなかったという
顎が外れそうな、耳や目を疑う
ような報道に国民はみな仰天


これまで繰り返し、関係者は
定期的に検査を受けている
聞かされてきたのはいったい
何だったのか
この制度が始まって早4ヵ月。


彼らは仕事が終われば電車や
バスにも乗り、買い物したり
ジムに行ったり、会食したり、
家族がいれば子どもは学校に
行き、パートナーも仕事に行き
と、まさに感染再開のきっかけ
となった家族4人そのものです。


102日間感染再発がなかった、
少なくとも発覚しなかったのは
幸運としか言いようがない
ということが判明し、防ごう
と思えば防げたか、防げなく
ても状況が把握できていれば
闇雲なロックダウンを実施
しなくてもやり過ごせたはず
と思うと、やりきれません💦


なんとか1回目を耐え抜いて、
この2回目で失業したり、事業
が立ち行かなくなった人たち
も大勢いたはずで、莫大な
経済的損失に加え、国の財政
負担も16億ドル、1千億円超💦


使うのは一瞬でもこれを納税
するのにどれだけの時間と
労力がかかっていると思って
いるのか。本当に呆然自失


政府とこの人たちには



責任をとってほしい。



そして10月に延期された
総選挙にきちんと民意が
反映されることを祈ります。


ロックダウンでこれだけ国民
に犠牲を強いておきながら、
自分たちはコロナフリーの
手柄を手に入れるなどという
事は絶対にあってはならない。


この件に関してはうんざり
するほど報道がありますが、
詳しくはコチラとかコチラ
がわかりやすいと思います。



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