ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

移住16周年記念日

2020-07-25 | 移住生活
昨日7月24日は、私たちの
移住16周年記念日でした。


16年前の昨朝オークランド空港に
到着し、その静かさと人の少なさに
移住してきたことを実感しました。


善(23歳)とGFちゃんはタウポに
旅行に行っているので2人だけ。


前々から和食で祝おうと、とある
お店にお任せを頼んでいました。
(※表立ってはしていないそう)

立派なお品書きまで用意され
春を思わせる桜色がキレイ


まずはキャビア載せ茶碗蒸し。



惜しげもない贅沢なキャビア以上
に感動した茶碗蒸しの美味しさ。

これ以上はないシンプルさなのに
プリンのような艶やかなコクとキメ
こんなに美味しい茶碗蒸しには
お目にかかったことがありません。


季節の前菜は豪快は松ぼっくり
に思わず笑顔になりました。
早春の森に分け入っていく気分。

ふろふき大根、鶏肉の八幡巻
ピリ辛田楽、うどんの磯部揚げ


ふろふきはスプーンをもらい
お汁までいただきました。
とてもじゃないけど残せない


田楽とキウイの色合いの美しさ

小槌の中は白粋牛蒡という
初めていただく上品な牛蒡
まだまだ根菜を愉しむ季節


テーブルが華やぐお造り



マグロは大根の中に隠れています。

大根が和紙のように見えます。


ツバキはお庭からでしょうか。



鯛の潮汁仕立てのおうどん

香ばしい香りが立ち込めて
やっぱり「鯛は骨」
(↑身までしっかりいただきますが)


オイルフィッシュ(バラムツ)の
柚子味噌幽庵焼

柚子の使い方が驚きで、
フワフワして見えるのは、
なんと柚子のワタ煮です
(※我が家の痩せっぽち柚子
にはこんなにワタがない)


お寿司はまるで2人専科で、
赤海老、イカげそ、蟹身

イカ男とエビ子なので
2人とも万々歳。さらに豪華
な蟹身の大盤振る舞い


デザートは林檎のミルフィーユ

ほのかな甘さの煮リンゴに添えた
ドライアップルの優しく上品な甘味


どれも贅沢すぎるほど手が込んだ、
素晴らしいコースで言葉にならない
ほど美味しく、感激でした。


激混みの超忙しい金曜日に、たった
2人前だったのが申し訳ないほど
次回はぜひ善たちを連れて行こう


2人でゆっくり16周年を語り合い
夫のビックリ決断も出たりして
思い出深い記念日になりました


すでに始まった17年目も充実した
実り豊かな1年になりますように。



この地に受け入れられたこと、
この地で生きていけることに
心から感謝しています。


残りの人生も善きキウイとして
しっかり生きていきましょう。



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