ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

マットレスメーカーの挑戦

2021-05-24 | 経済・政治・社会
「こんな計画があったのか
と朝から驚いたマットレスメーカー
スリーピーヘッドの北ワイカトでの
10億ドルの一大商工業住宅開発計画


計画が承認されれば、オークランド
を出たすぐのオヒネワイという場所
に、スリーピーへッドの新工場を建
設し、2,600人分の雇用を創出する
だけでなく、主に従業員向けに1,100
戸の低価格住宅も開発し、3,000人の
スリーピーヘッドタウンを建設する
という、今までのNZでは前例のない
一大複合開発になる予定です。


それをマットレスメーカーという製造
業が牽引するというのも前代未聞


通常のベッドタウン開発は鉄道会社な
どインフラ開発を手掛ける企業が主導
するものなのに、メーカーときたか


しかも、NZの製造業は第一次産業に付
随した食品加工、羊毛、紙パルプ、建
材等に偏っている中で予想外の展開。


NZが誇った白物家電メーカー、フィ
シャー&パイケルが中国のハイアー
ルに買収されて以来、『NZブランド』
というものがほぼ空席になっており、
キウイ資本スリーピーへッドが急浮上
してきそうな勢いです


近隣の街ハントリーの平均住宅価格は
この1年で1戸当たり29万ドルから50万
ドルに急騰し、多くの人が住宅を買え
なくなる中、50万ドルを上限に住宅開
発を進める方針で、雇用とマイホーム
の両方を供給する意欲的な試みです。


ぜひ実現してほしい
スリーピーへッドタウン

(※写真はstuffの記事より)



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